« ニチアサ感想・2018/04/15 | トップページ | ニチアサ感想・2018/04/22 »

2018年4月20日 (金)

アニポケSM感想:牧場を守れ! 逆襲の蒼き炎!!

70話
「牧場を守れ! 逆襲の蒼き炎!!」
脚本:面出明美
コンテ:樋口香里
演出:榎本守
作画監督:志村泉 田之上慎 小林ゆかり

-ジュンサーさんの相棒は-

今回のポケもんだいはアーカラ島のジュンサーさんの相棒は誰かというもの。
いつもならすぐ予測がつく問題が多いですが、今回はジュンサーさんの出番が最後の方だったので見てみるまで分からなくて久々に難しいポケもんだいでした。

メレメレ島のジュンサーさんとは別人、歴代シリーズと同じく見た目はそっくりでも別人というオチですが、アーカラ島に来る機会があまりなかったので70話にしてやっとこのネタが出てくるのが新鮮でした。

相棒のグランブルは強面ですがCパートではサイドカーに乗る相棒の姿にメロメロになってるジュンサーさん。
短い出番ですが相棒のポケモンを大事に思ってることが分かって良かったです。


-平和な牧場-

久しぶりにカキの牧場の様子が描かれました。
カキの家族が登場するのも久しぶりだしガラガラが牧場ではどうしてるのかも分かりましたね。
ケンタロスにバトルを挑もうとして相手にされずまるでボールのようにケンタロスに遊ばれてるという有り様。
ケンタロス達もガラガラの性格を分かっていて一々まともにバトルの相手をしていられないと思ってこんな扱いをしてるのかなと推測。
バグガメスのお腹に頭を突っ込んで取れなくなるというお馴染みのやりとりもあって、騒がしいけど平和な日常を過ごしてるんだなと思えました。


-絵に描いたような外道-

のどかな牧場に嵐を巻き起こすのはリゾート会社の社長のブルガンという男。
いきなりやって来て土地を手放せと迫ってきて断られたら数々の嫌がらせで立ち退きをせざるを得ない状況に追い込もうとする、絵に描いたような悪者で胸糞が悪くなります。
牧場に流れる川の上流の土地を買い占めて川の流れを止めたりミルタンクを逃がしたのも柵が壊れてただけだと証拠がないことをいいことに言い逃れ、狡猾で悪質極まりないです。
相棒のエレキブルはバトルで強さを見せつけて、歯向かう相手はこの力で尽くねじ伏せてきたんだろうとうかがえます。

しかしエレキブルはガラガラとの再戦で負けてブルガンもジュンサーさんに不正の証拠を突きつけられ御用となった。
バトルで負けたのに約束を反故にして重機で牧場を荒そうとするが、ロトムに会話を記録されてる上に器物損壊の現行犯でさらに罪を重くするという哀れな結末。
自分が捕まるはずがない・力を見せつければ相手が屈するだろうという驕りが招いた当然の末路で、バトルの敗北にしてもロトムに証拠を押さえられてるのも驕りが招いた油断に他ならない。
絵に描いた悪党が道理に従いきっちり成敗される、スカッとしましたよ。


-静かに燃える心-

ジュンサーさんに通報したのはカキの父・シブでした。
ブルガンに対し強気の態度で接してた母・アマラに比べると控えめな態度で牧場のことは自分に任せてと言っても本当に大丈夫なのかと思ったけど杞憂でした。
おそらくですが、ブルガンが強行手段に出たところを抑えれば言い逃れは出来ないだろうと考えて、カキがブルガンに勝つことも信じた上で通報のタイミングを狙っていたんじゃないでしょうか。
強気の態度を示したりカキのように直接戦うことは出来なくても、牧場を守るために考え付いた彼なりの戦い方だったのかなと。
穏やかに振舞いながらも責任者として牧場を守るという強い思いを心の中で燃やしていた、それこそヴェラ火山の炎のように。
シブもまた熱い心を受け継ぐ人なんだろうなと思いました。


-信じる心-

ガラガラがZワザを使うのに失敗しカキは一度ブルガンに負けてしまう。
ガラガラに失敗したことを責めるのかと思いきや、失敗したのはガラガラを信じていなかった自分のせいだと語る。
指示を聞かずエレキブルに向かって行ったガラガラの性格のことを考えて上手くいくか不安だったのもあるだろうし、ガラガラが初登場した34話でZワザを失敗したことが頭を過ったのかもしれない。
何にしても迷いがあったのは確かでそれを認めてガラガラのせいにはしないところが凄いなあと。
カキはヴェラ火山の熱く強くなりたいと自分の思いを語る。まず自分がガラガラを信じると言って思いを語り、同じく強くなりたいと思いを持ってるガラガラに思いを同じくする自分を信じて欲しいと話して信頼を築くのが上手いアプローチだなと。
自分のポケモンの力を信じること。ガラガラを信じると言い切ったカキがカッコ良かったです。

対エレキブルの再戦で”あまごい”による不利な状況を作られても2人は怯まない。
それどころかワザを次々繰り出して益々闘志に火が付いたような戦いぶりでした。
どんな雨でもヴェラ火山の炎は消えない、諦めない自分たちの熱い思いをヴェラ火山に例えた言葉がカッコいい。

そして迷いを振り切って放つゼンリョクのZワザ。
バグガメスとは違った演出で放たれる炎の一撃がカッコ良すぎました。

勝敗が決し暗い雨雲が晴れて青空になるのが、困難を乗り越え勝利を掴んだカキとガラガラを祝してるようにも力を振りかざす悪を打ち砕いた表われにも思えて良かったです。

 
34話で油断からZワザを失敗したカキに今度はポケモンを信じるという試練を与えガラガラとの信頼を築き立ち上がる流れが素敵な話でした。
シブがカキを見守って欲しいとサトシに語りサトシもそれを分かってくれてカキが自分自身の心で乗り越えていくのが良かったです。
試練を乗り越えるのは見守るけど、重機が迫ってきたら仲間たち皆で盾になり一緒に牧場を守ろうとする絆の強さもまた素敵でした。

ブルガンは今作では珍しい外道なキャラで不快極まりなかったですが、ベベノムが他のポケモンたちと遊んでる様子を映したりカキがホシに話しかける時だけデレデレしたり泣いたりする笑いを挟んだりして不快な気持ちを和らげていたバランスも良かったと思います。

|

« ニチアサ感想・2018/04/15 | トップページ | ニチアサ感想・2018/04/22 »

ポケモンアニメSM」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アニポケSM感想:牧場を守れ! 逆襲の蒼き炎!!:

« ニチアサ感想・2018/04/15 | トップページ | ニチアサ感想・2018/04/22 »