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2018年3月 2日 (金)

アニポケSM感想:サトシとナゲツケサル! 友情のタッチダウン!!

64話
「サトシとナゲツケサル! 友情のタッチダウン!!」
脚本:藤咲淳一
コンテ:樋口香里
演出:渡辺正彦
作画監督:直井由紀

-進化しても変わらないもの-

前回進化したニャヒートも連れて市場に買い物に来たサトシ。
久しぶりに登場のおばちゃんがニャヒートの姿を見て立派になったと感慨深げ。
おばちゃんは進化したニャヒートのことをニャビちゃんと変わらぬ呼び方で、ニャヒートもおばちゃんのくれた木の実は嬉しそうに食べる。
風来坊時代から目にかけてくれたしニャビーもおばちゃんには親しかったし進化してもその繋がりは変わってないというのが良かったです。


-思わぬ決着-

突然ナゲツケサルの群れが市場に現れてラクビーのボールみたいに木の実をパスしてモクローと取り違えるという珍事まで発生。
16話でアシマリにもボールのように扱われたり46話ではザオボーに投げられたり、この後も教室でまた投げられるしモクロー自身この扱いに慣れてしまってるんでしょうか。


さらに別のナゲツケサルの群れが現れ先に現れたナゲツケサルたちを圧倒し木の実を奪って去っていく。
後ほど群れのボスを決めるために木の実を狙っていたことがククイ博士の説明で明らかになるけど、その説明を聞かずともナゲツケサルたちが何か大事なことのために戦ってたこともサトシが木の実を渡してしまったことで意図せずその戦いの勝敗を決めてしまったことは十分に伝わってきました。


-なりきりナゲツケサル-

後から現れたナゲツケサルはカギヅメと呼ばれるリーダーが率いるレッドバンズというアーカラ島に居たチームで他の島でも暴れていたそうな。
メレメレ島のチームはメレメレグリーンズといい、カギヅメに負けたタイニーはメレメレグリーンズのリーダーだっと。
タイニーが負けてボスでいられなくなったことを知ったサトシは彼らの住む森へ行って様子をうかがう。
知らなかったとはいえ彼らの大事な戦いを邪魔してしまった責任は感じてたんでしょうね。
市場での戦いを見る限りではカギヅメとタイニーの力の差はハッキリしてたと思うのでサトシが関わらなくても結果は変わらなかったかもしれませんが、それでも何とかしてあげたいと行動を起こせるサトシは立派だと思います。


タイニーに立ち直って欲しいという思いを伝えるためにサトシはナゲツケサルになりきる。
・・・え? 動きも鳴き声も真似てって・・・え?
家でもそのままだったって、それで怒らず教室でもそのままで良いって言うククイ博士は親バカですか、素敵。

驚きましたけど結果としてこのなりきりでナゲツケサルと打ち解けることができたしレッドバンズとの再戦でも機敏に動いて活躍することになりました。
言葉や理屈よりも行動で示すというのがサトシらしいと言えばそうだしナゲツケサルと同じことをすることで警戒を解くことに成功したんだから一周回って凄いと思いました。

そしてサトシの行動にクラスメイトも最初は驚くもののサトシのやり方を笑ったりすることなくむしろ協力をしてくれるのが凄い。
サトシの思いが伝わるかタイニーの仲間たちが勝てるか最後まで戦いを見守ってくれるし本当に良い仲間たちだと思います。


-諦めない心-

再び森に来てなりきりでナゲツケサルと仲良くなれるかと思ったら最初はぎこちなくて、でも木の実を投げ合ってるうちに打ち解けていき、その様子を見ていたタイニーは心動かされたようで仲間との連携で大ジャンプも披露して凹んでた気持ちも持ち直したようだ。
いきなり群れに打ち解けるのではなく徐々にというのが丁寧で良かったし、サトシがきっかけとなり群れの皆が木の実を投げ合ってる様子を見たことで皆で楽しくいられることが大事だとタイニーに気付かせて、カギヅメに力で屈服させられるのは間違ってると戦う意思を持たせることになったのかなと思います。

再びレッドバンズと戦うことになりサトシも参戦するが、体格とパワーではやはりには敵わず木の実を奪われてしまう。
しかしサトシの提案で先ほど見せた連携による大ジャンプで木の実を奪取。
さらにタイニーは機敏な動きでカギヅメを踏み台にしてタックルをかわして見せる。
ポケモンでジェットストリームアタックのネタを見るとは思わなかったです。
 
サトシとタイニーの活躍は他のナゲツケサルたちの心も動かし群れの皆でレッドバンズを抑えて木の実を守り切りこの戦いはメレメレグリーンズの勝利となった。
野生の生き物の戦いなのでどうすれば勝利なのかスポーツのように明確なルールがあるわけじゃないんでしょうけど、木の実を諦めずに守り切った方が勝ちということだったのかな。
力では優位に立ってるレッドバンズも群れの皆で力を合わせるメレメレグリーンズにはこれ以上力を誇示しても木の実は奪えないと諦めがついたんだと思います。


力では敵わなくても得意とする素早さを活かし仲間と連携すれば強い相手でも勝てること、そして何より負けても諦めずまた立ち上がる心、本来は部外者であるサトシがそれをタイニーに伝えて一緒に強敵に立ち向かった。
人とポケモンの垣根を越えて心を通わし大事なことを伝える、いい話じゃないか。

メレメレグリーンズに受け入れられたサトシは新しいボスに・・・ってオイオイこの番組の主人公連れてくな。
Cパートでちゃんと帰ってきましたけどね。


予告からしてサトシが人間の言葉を話さずポケモンの言葉を話してナゲツケサルになりきってるというカオスの予感がしましたが.
蓋を開ければニャースの通訳もピカチュウの仲介もなくサトシがナゲツケサルに気持ちを伝えるための真剣な行動でした。

最初の市場の騒動から通訳がなくポケモンの声による会話が多いのに、ナゲツケサルの気持ちもサトシがナゲツケサル語で話してることもなんとなく伝わってきた話だったと思います。
サトシがポケモン語で話して一緒に勝負するなんて変な話に思えそうだけどそれを熱い友情の話にまとめた脚本と演出も、人間の言葉じゃなくても気持ちが伝わる声を吹き込んでサトシとナゲツケサルの思いを表現した声優さんも凄いなあと思いました。

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