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2018年2月17日 (土)

アニポケSM感想:悪のニャースはアローラニャース!?

62話
「悪のニャースはアローラニャース!?」
脚本:面出明美
コンテ:尼野浩正
演出:小柴純弥
作画監督:大橋藍人 村田理

-食べ物の恨みから-

ククイ博士宅でサトシがたくさんのお菓子をポケモンたちと一緒に頬張ってました。
博士がセール品をまとめ買いしていたそうだけどサトシたちの食べっぷりでは節約にはならず、でも皆とても美味しそうに食べていて見ていて幸せな気持ちになります。

その頃ロケット団基地では-基地の中が映るの久しぶり!-ニャースが楽しみにとっておいた限定アイスをムサシに食べられてしまい悔し涙を流していました。
サトシとポケモンたちは安いお菓子でも一緒にいっぱい食べられて幸せそうで、ニャースはたった一つの限定品のために涙を流す、見事に対比になってて余計にニャースが可哀そうでした。

この食べ物の恨みから基地を飛び出したことがとんでもないライバルと出会うきっかけになってしまうと。
笑いを誘いながら自然な流れに持っていく上手い始まり方だったと思います。


-ライバル現る-

基地を飛び出したニャースは泥沼に落ちて体が黒くなってしまう。
ちょうどそこへアローラの姿のニャースが現れ、ニャースを助けてくれるのかと思ったら沼に突き落としムサシとコジロウにしれっと付いていきニャースとすり替わってしまう。
流石にニャース本人が現れるとバレちゃったけど、一時的でもムサシとコジロウがすり替えに気付かない状況を作るために泥沼を利用するとはよく考えられた展開だと思いました。

ニャースを泥沼に突き落とした時点で怪しかったアローラニャースですが、ムサシとコジロウに取り入ろうとしたり定期連絡をしてきたサカキを前にして自分をアピールしようとしてたりと、何か企んでるという怪しさとニャースが抱いた危機感がひしひしと伝わってきます。
ニャースが仲間に引き入れるのを反対しようとしてもマトマの実を口に入れたりミミッキュの中身を見せたりとアローラニャースが口を封じる。
それを苦もなくすました顔でやってのけてしまうんだから恐ろしい。


-わるだくみの結果は-

ヤレユータンの店でヤケ酒ならぬヤケパイルジュースで泣きはらすニャース。
この店が再登場したのにニヤリとしたしニャースが愚痴って涙を流すのも-ニャースには悪いけど-思わず笑っちゃいました。

涙を流し終わったニャースはもの凄い形相となりアローラニャースを蹴落とすための策を思いつく。
散々愚痴って涙を流した果てにようやく策を閃いたニャースだけど、アローラニャースは他者につけ入り利用することを涼しい顔で思いつき難なく実行してるのだからこれも見事な対比になってますね。


モクローを連れ去ってサトシたちを誘導しアローラニャースと戦わせてやっつけさせるというのがニャースの作戦。
サトシなら勝てるという想定でいるのが暗に敵であるサトシの実力を認めてることになるように思えました。

しかしニャースの作戦もアローラニャースには筒抜けで誘導されたサトシたちを落とし穴で一網打尽にしてしまう。
ニャースの作戦すら囮にされてロケット団の十八番である落とし穴が突然現れたライバルの発案で成功するとは、完全にロケット団がアローラニャースの手のひらで転がされることが表れてて恐ろしくなります。


ピカチュウが連れ去られモクローが追跡し、ミミッキュのおかげで解放されたピカチュウが久々のZワザを使いロケット団を撃退。
落とし穴成功もだけど、空を飛べるポケモンが逃げたロケット団を追って追いついた先でバトルになりロケット団が退場という流れが久しぶり過ぎます。
過去のシリーズでは何度も見た展開ですけどサン&ムーンでは新鮮な展開に思えるのが不思議だなあと。
そして過去のシリーズなら飛ばされて星になってたロケット団ですが、そうはさせまいとキテルグマが現れて連れ帰るのがサン&ムーン流。
大きな葉で浮遊するとは今回もビックリな登場で笑いを禁じえませんでした。


-踏み台にされたロケット団-

バトル中に突然姿をくらましたアローラニャースがどこへ行ったのかと思ったらいつの間にかロケット団本部に居てマトリの補佐についていた。
定期通信とは別にアローラニャース自身からも連絡をしてきていずれはサカキの膝に収まると大胆な宣言まで。
ロケット団が退場した後飛行機が飛んでいくカットが挟まれてたけどそれにアローラニャースが乗っていたということですね。
Cパートではその飛行機のチケット代をニャースの貯金からくすねたという種明かしもあり、サカキの通信を受けて自己アピールしてたことや端末でロケット団の組織図を調べてたりとこのオチに至るための構成と演出がしっかり組まれてて上手いなあと思いました。


ロケット団、ニャースにとってはアローラニャースの野望のための踏み台にされるという散々な出来事でしたが、アローラニャースの悪さと切れ者っぷりが良く描けてたのは素直に凄いと思いました。
悪タイプであるアローラニャースを出すならニャースと絡んだら面白いだろうとは思ってたけど、想像以上にずる賢く完全にニャースを手玉にとってしまうとは恐れ入りました。


サトシが落とし穴から脱出する際にバグガメスの爆発ネタが使われたりさっぱり音沙汰なかったロケット団が持ってるアクZのことに触れたり前述したヤレユータンの店など過去のネタが使われてたのも楽しかったです。

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