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2017年12月 9日 (土)

映画感想:仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL

12月恒例の仮面ライダー映画が今年も公開されました。
「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」
レジェンドライダーの客演が発表された時は本当に驚いたし公開が待ち遠しかったです。

以下感想を。

エグゼイド劇場版で永夢を襲ったビルド。
今作への伏線になると思ったらやっぱりでしたね。
その光景を戦兎が夢に見るところから話が始まります。

ビルドを追ってパラドはそちらの世界へ行ってしまい龍我はエニグマの力でエグゼイドの世界へ。
永夢と戦兎の相棒が入れ替えになる形で2つの世界の戦いが並行して描かれるのが面白かったです。


2つの世界の融合が進んだことで生まれたネビュラバグスターが両方の世界で暴れだす。
それを倒すために戦兎はエグゼイドの力があるボトルを使いドクターライダーたちはビルドのガシャットを使い戦う。
黎斗がテレビ本編でビルドに襲われたことも伏線となってビルドガシャット製作に繋がるとは。
テレビと劇場版にビルドが先行登場したことがファンサービスに留まらず物語の構成にしっかり絡んでるのがお見事です。

永夢は変身できなくなったことで生身でバグスターに立ち向かうことになる。
その姿がライダーとして戦う理由が分からない龍我の心を揺さぶるドラマになってるのが良かったです。
それとエグゼイド本編ではあまり見られなかった生身でのアクションが見れたのも良かった。
飛彩・大我・貴利矢も生身で武器を振るって奮闘するのが傷だらけでもカッコよかった。


戦兎は葛城の残したデータをもとにエニグマと最上の謎を追い続ける。
戦兎はパラドにとっては永夢の力を奪った憎き男だけど謎を追っていくうちに戦兎も人を守る仮面ライダーなんだと考えを改めていくのがよいですね。
謎を追っていくのがビルド本編と同じくドキドキして、エグゼイドを襲ったビルドが葛城だという新たな事実も判明しテレビ本編への布石にもなってて面白い。


エニグマを使い世界を我が物にしようと企む最上。
変身した姿バイカイザーは赤と青、ビルドと同じ色でした。
戦兎やビルトを作った葛城の陰となる存在、科学を自分のためにしか使えない悪の科学者という表れなんだと思いました。
ネビュラガスとバグスターウイルス以外にもコスミックエナジーや禁断の果実にも手を出していたようで、あらゆる力を自分のためだけに使おうとする。
その点でもエグゼイドとビルドの力を互いに補って人を守るために戦う仮面ライダーとは対になる存在なんだなと思いました。


最上の企みを止めるためにレジェンドライダーとその仲間達も活躍する。

タケルは永夢に命を救われたからこそ皆のために戦いたいとゴーストへ変身する。
昨年の平成ジェネレーションズを踏まえての言葉、熱いですねえ。
同伴してた御成は黎斗を説き伏せビルドガシャットの量産を承諾させる。
元住職としての面目躍如であり黎斗と渡り合えるのが凄かったです。

地球に帰ってきた紘汰は生身の蹴りで姿を隠してたエニグマを暴き出す。
あんな巨大な物体に蹴りをかますって神様凄い。
一瞬だけど蹴りのフォームが綺麗でカッコよくて、演じる佐野さんの凄さを改めて目の当たりにしました。

全てのライダーとダチになる男・如月弦太朗は教師として天高に帰ってきた。
教師としての姿はMOVIE大戦アルティメイタムでも描かれてますけど、リアルに5年の時間が経った今に教師となった弦太朗の姿を見るのは感慨深いです。
頼りなさそうでちゃんと生徒を守れている大杉先生を見て負けてられないと言うのも良いですね。
ジェイクは情報屋として財団Xの動きを追って、戦えない者でも出来ることをやって事件解決に協力してるのも良かった。

龍我を助けるために手を伸ばしたのは映司。
目の前に助けられる命があるなら手を伸ばす。オーズ本編で描かれた事を今回も象徴的に見せてくれたのが嬉しかった。
アンクとの再会も手を伸ばしたことで果され、オーズ最終回と重なるシーンがいくつもあって涙出そうでしたよ。
演じる渡部さんも三浦さんもこの再会には万感の思いがあるんだと伝わってくる演技で本当に素晴らしかった。


出番は多くなくても各キャラクターに愛のある演出の数々、本当にありがとうございました。


レジェンドライダーが集結しビルド・エグゼイドと共に最後の戦いへ。
全員並んでバイクで走り出すシーンからしてカッコよすぎるしガーディアンを相手にそれぞれの武器やフォームチェンジを駆使して戦う姿もカッコよかったです。

レジェンドライダーの戦いを見て仮面ライダーとして戦う意味を見つけた龍我も仮面ライダークローズと名乗って飛び出していくのも良かったですね。
仮面ライダーになる意味はテレビのほうでも問われていたけどレジェンドライダーとの絡みで答えを見つけていくのが熱いじゃないですか。

ビルドは龍我から受け取ったスパークリングでパワーアップしエグゼイドはパラドと力を一つにしたハイパームテキに変身しバイカイザーを圧倒する。
エニグマの起動を早めたことでバイカイザーが不完全な状態だったと説明はあったけど、仲間から力を受け取ったり力を合わせる仮面ライダーに自分のためにしか力を使えないバイカイザーが勝てるわけが無いという意味でもあったのだと思います。


戦いの後ライダーたちはそれぞれの居場所へ帰っていく。
永夢にはCRの仲間達が迎えてくれてタケルは御成に大天空寺に帰ってきて良いと温かく迎えていて。
紘汰はまた地球を去るけど生まれた星を忘れないと言い、弦太朗は下校する天高の生徒達を見送る。
映司はアンクと別れてもアンクと再会できる明日を信じる。
温かかったりしんみとしたり、それぞれのエピローグを見せてくれるのが丁寧です。

そして戦兎は秘密基地へ戻っていく。
この居場所を作ってくれた惣一は居ないけど戦う意味を見つけた龍我が居てこれからは一緒に戦っていける。
ちょうどテレビ本編で惣一の裏切りが明かされたばかりだったのでこのエピローグは寂しくもあり、同時にこれからは一緒に戦っていける仲間がいるという希望もあって味わいあるものでした。


エンディングは各ライダーの主題歌メドレーで曲に合わせてそれぞれの名場面が映し出されるのがまた泣けてしまう。
自分の隣の席で観ていた男の子が歌を口ずさんでたのも嬉しかった。
直近のエグゼイドだけじゃなく全部の曲を歌えていて、過去のヒーローだって今の子供達に届いているんだと分かって映画の内容と合わせて感激でした。


エンディングの後には新たなライダーの姿が映り今後のビルド本編の展開がまた楽しみになる締め方でした。

それだけでも驚いたとのにまさかのアマゾンズ劇場版の告知まであったから最後の最後まで驚かされた映画体験でした。


「衝撃の平成最終章」という大々的なキャッチコピーにふさわしい、平成を駆け抜けたライダーたちへの愛に溢れた作品だったと思います。
久しぶりにライダーに帰ってきたキャスト陣の演技も素晴らしかったし物語を引っ張るビルドとエグゼイドの活躍も本当に良かったです。
監督デビューから日が浅い上堀内監督がこの作品を手掛けたというのも驚きだし、これだけのものを作れるなら今後の活躍にも否応にも期待が高まります。

スタッフ・キャストの皆様、素晴らしい作品を本当にありがとうございました。

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コメント

冒頭のエグゼイドサブライダー達の変身シーンで
ブレイブがレベル100、スナイプがレベル50と1番強い姿になったのに対し
レーザーターボがプロトガシャットを併用しませんでしたね
(TVシリーズでも描かれてましたが併用しての直接変身は可能)
テレビシリーズではゲーム病治療のため回収された様子が描かれてはいましたが
夏映画では使っていましたし、Vシネでも使うようなのでやっぱ気になりました
(緊急事態なのでまた使わせてもらう時間がなかったとかですかね)

それとビルドガシャットを使うシーンでスナイプはともかく
ブレイブが1本挿しのレガシーとの併用じゃなかったのも気になりました
(流石にそれだと副作用が強すぎるのかそれとも単に基本フォームを並べたい演出的な都合か)

投稿: kivaxtuto | 2017年12月 9日 (土) 22時57分

コメント返信:kivaxtutoさん

プロトガシャットは持ち出す時間がなかったのかと思います。
あとはアクションシーンの演出の都合で装備がゴツくなるプロトガシャットを使わなかったのかなと。
ビルドガシャット使用時にレガシーを併用しなかったのも演出の都合で見映えを優先しての事かと思います。
仰るように副作用が強すぎるため使えなかったという理由も筋は通るようになってたと思います。

投稿: んがよぺ | 2017年12月10日 (日) 08時34分

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