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2017年6月10日 (土)

アニポケSM感想:ネマシュの森であなたも寝ましゅ?

遅くなりましたが2週ぶりのアニポケ放送の感想です。

29話
「ネマシュの森であなたも寝ましゅ?」
脚本:関根アユミ
コンテ:吉村文宏
演出:小平麻紀
作画監督:安田周平 伊藤典子


-みんなでキャンプ-

学校の仲間達みんなでキャンプをする事に。
テントを組み立てたり火を起こそうとしてたりと、普段の生活ではやらないことが描かれてるとワクワクしますね。

しかし子供達だけで野外活動って大丈夫なの?と一瞬心配になったが、そういえばサトシはこれまでのシリーズで飽きるほど野宿してたんだから慣れっこじゃないかと気付いた。
今までは当たり前だった光景が、今シリーズでは特別なシチュエーションに見えてくるのも不思議なものだなあと。
それだけサン&ムーンの世界に視聴者としても馴染んじゃってるんだなと思いました。


子供達だけでの活動については、各家庭の保護者が子供達の力を信頼してる表れでもあるんだろうなと。
子供達一人ひとりの力を信じているのと、この6人が一緒なら何かあっても乗り越えてくれるということで野外活動が許されたのかなあと。
授業参観に引越し騒動にポケベースと、6人の絆やチームワークが表れる話が続いてたのも子供だけでの活動を描くための前振りだったのかなあと考えたり。


-怪・ガリガリの謎-

ウキウキのキャンプになるかと思ったらスイレンの口から怪しい話が語られる。
森に迷った者がガリガリにやせ細っているという謎の現象。

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よく考えなくても恐ろしい話なんですけど、その想像図に現われてた男性って、もしかして前シリーズの監督の矢嶋さんではなかろうか?
恐い話のはずなのに、画の面白さで恐怖が吹っ飛んでしまったよ。


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そしてスイレン、なんちゅう顔をしとるんですか。
カキに続いてスイレンも顔芸が定番化しそうになってませんか?

全くアニポケスタッフめ・・・
めっちゃ楽しかったです。


-忍び寄る影-

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スイレンが話してた噂どおり突然眠くなり目が覚めるとやせ細ってしまう現象が起きる。
視聴者としてはその犯人が誰なのかモロバレルなんですが、なかなか犯人が姿を見せずニャビーやピカチュウが薄々怪しい気配を察してる描写など、得体の知れない何かが近くにいるという雰囲気の演出はなかなかに不気味でした。
命まで取られる事はなかったから良かったものの、捕食目的の生き物が静かに忍び寄ってきてたらと思うともの凄く恐いシチュエーションですよ。

そういえばBWではヒトモシとランプラーが本気で命を奪おうとしてた話があったなあと思い出す。
奇しくもそのランプラーを模したランプがマーマネが夜を過ごすための道具として登場してるんだから不思議な繋がりを感じる。


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得体の知れない何かがいるという恐い状況のはずなのに、リーリエ以外は皆やせ細っちゃった姿に笑いを禁じえない。
恐い状況を画のインパクトで笑わせにくるとは面白いです。


-犯人と謎解き-

カレーを食べまくってエネルギーを蓄えてから状況を整理するために話し合う一同。
リーリエの手違いから大量に作る事になったカレーがここで役立つ構成が上手いし、まずは腹ごしらえをして落ち着いてから話すというのも冷静な行動で子供達のたくましさが表れてて素晴らしい。


犯人はリーリエだと推理するロトムは久々のラキのカツラを被ってなりきり。
ククイ博士になりきりセット買い直して貰えたんですね。
同じく関根脚本の23話のアフタフォロー且つ目立ちたがりなロトムのキャラも描かれてて楽しいです。


エネルギーを奪っていた犯人はネマシュ。
昼間はなかなか姿を見せないかと思ったら夜になったら堂々と現われるんだからビックリ。

ネマシュが犯人と分かった事でリーリエだけ無事だった謎も解明。
野生のポケモンに触れないようにゴールドスプレーでポケモン除けをしていたため眠ってもエネルギーを取られなかったと。
キャンプ初心者故に持ちすぎた物が役にたって結果としてリーリエ自身を守ることになるとは。
カレーの事に続きこれも上手い構成。キャンプ初心者というリーリエのらしさを見せつつ、それ故のミスがかえって役に立つというよく考えられた話だと思います。


-不思議な出会い-

何度でもエネルギーを奪いに来るネマシュ。可愛い見た目に反してやってることは恐ろしいです。
しかしサトシは恐れるどころか友達になるために積極的に近いづいていく。
エネルギーを吸われるならひたすらカレーを食べてすぐにエネルギーを補給するという力技でネマシュと渡り合おうとする。

無茶苦茶なやり方だしひたすら食べ続けるサトシとひたすらエネルギーを吸い続けるネマシュという絵面もおかしくてまた笑ってしまった。

絵面はおかしかったんですが、ネマシュに怒るでも恐れるでもなくネマシュがエネルギーを吸うならそれに合わせようとするサトシのやり方、ポケモンのありのままの姿に向き合えるのは凄く立派な対応ではないかな。
無茶苦茶な方法にしてもその心意気にしても、サトシにしかできない心の通わせ方だったのかなと思います。

ネマシュと仲良くなり、そのネマシュの後を付いていくと大木の元にネマシュの群れが集まっていた。
ネマシュが一斉にマシェードに進化すると蓄えてたエネルギーが大木に注がれ花を咲かせるという神秘的な光景を見る事ができた。

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ここで最後の種明かし、吸い取ったエネルギーは大木に花を咲かせるためだった。
ホラーチックな展開と絵面のインパクトで笑いまくったのに、それも最後の最後で神秘的な光景を見るための繋がっていたとは恐れ入る。

サトシと仲良くなったネマシュ=進化したマシェードはロトムの解説どおり気に入った相手にエネルギーを分け与え、再び眠って目が覚めた一同は分けて貰ったエネルギーで満腹になっていた。

空腹でやせ細って苦しんだ展開があって、最後は満腹で且つ神秘的な光景とポケモンとの不思議な出会いで心も満たされるなんて、いやいや本当に良く出来た話ですよこれ。
被害を受けなかったリーリエだけお腹の音がなって締めというのもいいオチでした。


エネルギーが吸われてそれが自然(大木)に還っていくというのは食物連鎖を表してるのかなと考えてみる。
エネルギーを吸うという表現ではあったけど、生き物が他の生き物を喰らってその命が巡っていくという抗いようのない自然の摂理を描いてる話でもあったのかなと。

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でもあくまで今回はポケモンと出会い友達になってポケモンが持つ力の神秘に触れるという話で、押し付けがましいメッセージになってないのが良かったと思います。
怖さと笑いを交えて楽しい画を作って、出会ったポケモンと仲良くなれたという爽やかな結末に持っていたのが本当にお見事でした。

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コメント

普通のバトル(ポケモンに限らず)でも相手の限界が来るまで
とにかく我武者羅に攻撃し続けるっていう
単純だけどハマれば効果的な戦法ありますよね

投稿: kivaxtuto | 2017年6月10日 (土) 14時46分

コメント返信:kivaxtutoさん

相手の限界が来るまで粘るってバトルに慣れてるサトシだから出てきた発想で、シンプル且つ効果的な戦法で性に合ってたから今回も上手くいったんだなと思いました。

投稿: んがよぺ | 2017年6月13日 (火) 23時52分

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