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2017年6月18日 (日)

感想:スペーススクワッド2作品鑑賞

日付変わっちゃいましたが
「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」
「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」
の2作を公開初日に観賞してきました。

上映劇場が少ないので結構遠くへ足を延ばし無茶なスケジュールでしたが、その苦労も吹き飛ぶ素晴らしい作品でした。

以下簡単にですが感想を。
 

「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」


猪突猛進な撃をデカレンジャーのチームワークが支えて事件解決へ向けて進んでいく。
劇中でも言及されてたけどかつてバンが無茶ばかりしながらも皆を引っ張っていったように、今度は撃がその役割を果して良い感じにまとまっていくのが面白い。
かつては突っ走ってたバンが落ち着きある男になってて撃の動向を見守ってたのも感慨深いです。

レーザーブレードが折られてウメコを傷つけてしまって心も折れた撃がデカレンジャーに支えられて再び立ち上がり、烈からレーザーブレードオリジンと共に宇宙刑事の魂を受け継ぐ流れが素晴らしかった。
烈からレーザーブレードオリジンを託されるところはBGMに「星空のメッセージ」が流れてた効果もあって鳥肌立ちましたよ。

レーザーブレードオリジンがジャスピオンの故郷で鍛えられたものという設定にもビックリ。
マッドギャランに放った必殺技もジャスピオンのコズミックハーレーを掛け合わせたものになってたし、名前や設定だけとはいえここまでジャスピオンが絡んでくるとは思わなくて驚きと同時に嬉しかったです。


今回の事件の黒幕のラーズはマッドギャランの力を使っていたが、撃が烈とジャスピオンから心と力を受け継いだのに対しラーズは力だけしか持たない中身の伴わない奴として描かれたのかなと思いました。
マッドギャランは悪ではあるけどジャスピオンとの決戦では1対1の決闘に臨む気高さは持ってた男でした。
でもラーズは相手を背中から斬り付けたり抵抗できないシェリーを一方的に殴るなど気高さなど欠片もない奴で、力は持ってても心は受け継げなかったんだなと。
そんな奴にレーザーブレードオリジンと共に心も力も受け継いだ撃が負けるはずがなく、前半は苦戦してた相手を圧倒するというのがスカッとする展開でした。


ジャスミンのエスパー能力やセンのシンキングポーズという特技、ホージーはサタンゴースの設計図を見つけ出したハッカーとしての手腕、ウメコは勝手にリーダーになって仕切るところなどデカレンジャーの各々の個性が再び見られてニヤニヤしっ放し。
テツは良いところなかったけど地球署副所長になってて、かつては地球署を見下してた後輩がここまできたのかと感慨深くなりました。


復活したサタンゴースをどうやって倒すのかと思ったら、デカウイングロボとデカレッドでシューティグフォーメションをやっててビックリ。
デカウイングロボの変形と必殺技はバビロスをリスペクトしたものなんだろうけど、宇宙刑事と共演出来た事をいいことに本家そのまんまな演出をするとは。
BGMも本家シャイダーのものだったし、これスタッフ確信犯でしょ。楽しかったです。


アクションシーンは坂本監督らしくスピーディーで見応えたっぷり。
デカレンジャーのアクションしながらの名乗りもカッコよかった。


「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」

坂本監督の趣味全開だったというのがまず思った事。
出演者がほぼ女性だけで胸やふとももはやたらと映すし肌はオイルでテカテカしてるし、そして話の都合上生身アクションもギャバンvsデカレンジャーより多いしでやりたい放題だなあと。

でも最初は閉じ込められた空間で女性たちが何度も殺され時間をループし続けるという恐ろしい状況だし、アクションや色気がなかったら怖すぎて見ていられなかったかも。
ヘルバイラのデザインも本家より禍々しい姿にリデザインされてたし、これが何度も殺しに来るって恐ろしいですよ。


鳥頭の怪しい女が黒幕・・・かと思ったら刑事部長でソフィ長官を救出するためのメンバーを選出するための訓練をしていたという種明かし。
ギャバンのホラーガールを模倣した悪役なのかと思ったら違っていたと、まんまと乗せられました。

女性警官が選ばれたのはヘルバイラの特殊能力が女性には効かない為と理由付けをしてたのも良かった。
坂本監督が女性キャストを撮りたいというのが今作の発端なんだと思いますが、女性だけを活躍させるための状況と理由の作り方がよく考えられてるなあと感心。


訓練どおりにヘルバイラを倒して終わり・・・になるわけがなく、選抜されたマキが紅牙の変装で、バーディー刑事部長が期待外れだと思ったジャスミンとウメコが真相に辿りつきシェリーとタミーを助けに行くという展開がよかったです。

マキの正体が紅牙というのは、ギャバンvsデカレンジャーでウメコとジャスミンが紅牙と面識があったことから察しがついちゃって、スケジュールの都合とはいえ観る順番を逆にできなかったのが悔しいです。


紅牙と戦うためにタミーは理性を捨てて暴走し、ヘルバイラは周期によって理性を取り戻してウメコとジャスミンに立ちはだかるという理性と野生が対になってるのが面白かったな。
理性を捨て暴走するタミーには紅牙も歯が立たず、ヘルバイラは理性を持ってる故に幻に騙されて負けるというのが皮肉が効いてて良かった。
ミラージュディメンションで騙すというのはデカレンジャー本編でもやってたネタでまた懐かしくなりました。

タミーをどうやって止めるのかと思ったら、シャイダーNEXT GENERATIONと同じようにキスで、しかもウメコがするという衝撃映像。
センが可哀そう!しかもギャバンvsデカレンジャーの方では一度もウメコとセンがキスできないままだったし。
まさかのオチに哀れみつつ笑いも抑えられずとにかく驚きました。




とにかく楽しかったし作品の垣根を越えた競演が熱かった。
昨年の公式発表から劇場公開まで大分待たされましたが待った甲斐がある素晴らしいコラボレーション作品でした。
紅牙が元宇宙刑事という気になる話があったりクールギンの名前が出てきたりちらっと他のメタルヒーローや戦隊の姿も映ってて、今後のシリーズ化もあるのかと否応にも期待が膨らんじゃう。
これはBD買うしかないです。少しでも次回作実現の助けになれば。

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