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2017年4月22日 (土)

アニポケSM感想:衝撃! ダグトリオ解散!?

23話
「衝撃! ダグトリオ解散!?」
脚本:関根アユミ
コンテ:浅田裕二
演出:渡辺正彦
作画監督:夏目久仁彦 直井由紀



-ダグトリオとカツラ-

アローラの姿のダグトリオとDJのレオが人気アーティスト・ダグレオとして活動してて、彼らのライブ参加するため皆集まってくる。
そして観客は皆ダグトリオと同じ髪型のカツラを被ってライブに熱狂する。

ダグトリオをアーティストにするという発想とそれを映像にしてしまったスタッフには脱帽です。
ただただ賞賛するしかない。


リージョンフォームのダグトリオを初めて見た時は驚きましたが、まさか特徴であるカーリーヘアーがアーティストとしての人気とファンの熱狂ぶりを表すものとして使われるなんて、一体どうやったらこんな発想が出てくるんだ。

ダグトリオに憧れるディグダがロトムのカツラを奪って、それがきっかけでレオとククイ博士が再会して自宅に招かれて、ダグレオの誕生秘話も明らかにされて。
カツラがきっかけで話が展開していって絵面のインパクト以外にも役割があるのも凄い。


-ポケモンと共に叶える夢-

ダグトリオが歌ってる姿を見て組む事になったレオ。
アローラへの思いを音楽で表したくてもなかなか形にならず悩んでいたレオを救ったのがダグトリオだった。

ポケモンとの出会いが夢を叶えるきっかけになり、そしてアローラに名を馳せるアーティストになったというサクセスストーリー。
カツラのインパクトに目を引かれてしまうが、ポケモンと共に夢を叶えるというこれまでのシリーズでもずっと描かれていたアニポケらしいドラマがちゃんと描かれてるんだから凄い。


-早くも解散?-

誰がセンターになるかでダグトリオが揉めてしまい、音楽事務所のスタッフを装うロケット団に引き抜かれてしまいダグレオ解散の大ピンチという急展開に。
レオとの出会いに感動した直後に解散の危機ってこの落差がまた凄いこと。

身内でも険悪になっちゃったり他所に引き抜かれたりって現実に起こりうる事だろうし、そういう影の部分を、華やかに見える世界の舞台裏をポケモンを通して見せちゃうのがよくやれたなあと思います。

それと、ダグトリオは3体で一つのポケモンだから、解散と言っても物理的に離れようが無いよなあとも思ったり。
これが人間だったり別々のポケモンが3体いるんだったらそれぞれが独立してデビューするとかもっと深刻な話になるんでしょうけど、物理的に離れられないダグトリオだとそこまで深刻にならないし元鞘に収まるしかないよなあと。
芸能界のドロドロを見せつつ深刻になり過ぎない-させようがない-ためにダグトリオを人気アーティストという配役にしたんだとしら、本当に発想の勝利だなあと思います。


-憧れの眼差し-

ダグトリオがセンターを争ってしまったのは、それぞれ-ジェシカ・アシリー・マイケル-に以前から願望があったのはもちろんだろうけど、ディグダという純粋なファンが現われたことも原因だったんじゃないかなと。

自分に憧れて追いかけてくれる者がいる。そのために良いところを見せたいという気持ちが前に出てしまって争ってしまったんじゃないかなあと。

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ディグダの眼差しが本当に純粋でキラキラしてて、ダグトリオと彼らの歌を心から尊敬してる事が分かる。
でもその眼差しが憧れてるポケモンを狂わせてしまったんだとしたらちょっと悲しい。


なんとなく、前シリーズのサトシとショータのことを思い出す。
サトシも純粋な憧れから追いかけてきたショータがいたことで本来の自分を見失う事があったからね。


-結成ディグダグレオ-

もう一度ダグトリオとステージに立ちたかったと零すレオに会いに行って気持ちを伝えればいいと言うサトシ。
ちゃんと気持ちを伝える。簡単なようで難しくて勇気がいることを堂々と言えるのはサトシらしいまっすぐな言葉だなあと思った。


ロケット団に捕まってたダグトリオを助け、ロケット団を撃退するためにレオがワザを指示することで離れてた気持ちが重なっていく。
バトルがコミュニケーションとなってるのも良いしここで指示したトライアタックがセンター争いを解決するヒントにもなるというのも上手い。


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そしてライブは無事に開催されディグダは新メンバーとして加わり新たな音楽を奏でる。
レオとダグトリオとディグダ、3つが一つになって新たなチームになる。
これもトライアタックのトライ(3)と掛けてあるんだとしたら上手すぎるなあ。




いやいや本当よく思いついたなあこの話。
ダグトリオの髪(正しくは髭なんですが)を印象に残すためにライブで観客に同じ髪型のカツラを被らせて。
バトルでもその髪が役に立ってて、既に書いたようにカツラが話を展開するためにも機能してて、髪の生えたアローラのダグトリオを活かすためにとことん考えられた話だと思いました。

発案者は誰なんでしょう。
脚本の関根さんかそれとも他の誰かで関根さんは発案を元にまとめただけなのか。
いずれにしても登板2回目でこんなにインパクトが強く、且つ人とポケモンが共に夢を叶えるというドラマも欠かしてない話を書いちゃうなんて凄いです関根さん。




その他


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カキ、また変顔が増えてしまって。
しかしアローラへの思いを歌ったものに素直に感動してるあたりはブレてないなあと思った。


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ロケット団、何故に歌舞伎風?
南国を舞台にしてるアローラに突然の和のテイストを放り込まれてびっくりしたじゃないか。


レオの語りで、「方向性にも迷い道にも迷い」という台詞や、
ラキのカツラを被ってて推理に外れはないと言うロトムに、ライブからは外れてい

るというマーマネの突っ込み。
どちらにも大笑い。台詞回しもキレキレでしたね。

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