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2017年1月14日 (土)

ジュウオウジャーVSニンニンジャー感想

毎年恒例新春のスーパー戦隊VSシリーズ。
40作記念のアニバーサリーということもあり歴代戦隊も入れ込んでくるのは竹本監督のこだわりだなあと思いながら見てきました。

それでは
「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」
の感想を。



大和がキャンプの準備をしてる間自由に遊んでるジューマン4人。
人目を気にしなくて良いからとはいえ自由すぎるなあと。
この後ニンニンジャーに散々振り回されながらも共闘する事になる大和ですが、ジューマンたちの奔放ぶりに付き合ってきた彼だからこそ無茶苦茶なことをしてるニンニンジャーにも付き合えたんだろうなと。


ジュウオウジャーを悪い妖怪だと勘違いして襲撃するニンニンジャー。
ジューマンとしての姿が妖怪っぽいという大和の突っ込みに吹き出してしまい、そのまま弁解もできずにバトルへ突入。

ニンニンジャーの変化に際して、忍者一番刀の音の五月蝿さにセラが耳をふさいでいたのが芸コマ。
キャンプの準備をほったらかして遊んでたシーンはテレビ本編の1・2話辺りを思い出すし、ジューマンの個性を見せることも抜かりなくて丁寧でした。


まずは5vs5の各個人のバトルで、落とし穴や金タライを落とされて忍術に翻弄されるジュウオウジャー。
久しぶりにニンニンジャーの忍術が見られて嬉しいです。
それとカクレンジャーファンとしては分け身の術が使われてたのも嬉しい。後半のバトルでもまた使われたのも良かった。

大和はジュウオウホエールに変身し威嚇のための一撃を放ってまずは逃げる事に。
本気で相手を倒すつもりはなくまずは落ち着こうとする。
テレビ本編でゴーカイジャーを相手にした時も何か狙いがあることを察して本気で倒そうとはしなかったし、そういう冷静なところが今回も表れてたと思います。


しかし容赦なく今度はロボで攻めて来るニンニンジャー。
息着く間もない怒涛の展開が楽しいです。

対抗するジュウオウジャーはジュウオウキングとジュウオウワイルドをいつもと違うキューブの組み合わせで合体させて搭乗。
最初どうなってるか分からなかったんですが、足になるライオンとエレファントを入れ替えてあったんですね。
ロボのギミックを弄ってくるのが竹本監督らしいなと。

また、シュリケンジンからはシノビマルが分離してジュウオウジャーを翻弄し、シュリケンジンUFOの合体もも見せてくれてこちらもロボのギミックを活かしてて満足。
シュリケンジンUFOが出てきたのは、次作キュウレンジャーにかけて宇宙つながりだったのかなと思ったり。


仲間とはぐれて一人になった大和を天晴が執拗に追いかける。
一旦熱くなると歯止めが効かないあたりが天晴らしいなあと。
大和をジューマンと勘違いして尻尾があるんじゃないかとズボンを脱がそうとしてたのは笑ってしまった。
そんな無茶苦茶をやった後に、息子の快晴が現れて未来から来たという話をすんなり受け入れてしまう急展開とそれについていけず半ば諦めてる様子の大和にまた笑ってしまった。


ルンルンからジュウオウジャーへの復讐を頼まれていたというのがニンニンジャーが襲ってきた理由。
ジュウオウジャーをおびき出すために凪と風花が大和の家に忍び込んで尋ねてきた操を連れ去る。
ニンニンジャーなのに忍んでて忍者らしい事をしてるのにびっくり。
冒頭の変化と名乗りの時に忍者なのに忍ばない事を大和に突っ込まれてたのに。


タスクは忍者のことをもっと知るべきだと皆で話し合う。
まずは知ろうとするのはテレビ本編でも何度も描かれてたのでここもキャラ描写として丁寧だなと感心。
そこに偶々居合わせたキンジが忍者について嬉しそうにいろいろと話したようで。
好天への憧れから始まり弟子入りが叶って忍者として認められたわけだから忍者のことを語るのに熱が入るのも納得。これも良い描写。
しかしジュウオウジャーとニンニンジャーが対決してる事情を知らないために囚われてしまい、ちょうど操と対になって追加戦士が互いに捕まってしまった。


快晴から未来にはスーパー戦隊が存在しない事、今回の戦いが仕組まれた事だと聞いて自分の行いを反省し素直に謝る天晴。
カーレンジャーvsオーレンジャーでレッドレーサーが間違って戦ってしまった事を素直に謝ってたのを思い出すなあ。
そのVSの脚本を書いたのが浦沢さんでその弟子の下山さんが書いたのがニンニンジャーなわけで、歴史は繋がってるなあと思い。
今作の脚本は香村さんだけど、その繋がりも分かった上でこの天晴の態度を描いてるんだとしたら香村さん凄いなあと思います。

操とキンジを互いに人質に取り再び対決するジュウオウジャーとニンニンジャー。
天晴は大和と一緒に止めに来たはずなのに結局戦ってしまうところが天晴らしいなあと。
全然話を聞いてくれない一同に大和もさすがにキレそうになってた。デスガリアンとバングレイを相手にした時を除けばこんなに怒るのも初めてじゃないかな。
それだけニンニンジャーが滅茶苦茶なことをやってたことの表れでもあるし、それでもなお何とか冷静さを保とうと自分に言い聞かせる大和の精神力が凄いなあとも思います。


戦いは止められず互いの必殺技が炸裂し倒れるジュウオウジャーとニンニンジャー。
それを見て崩れる快晴だったが、倒れたのは幻で全員無事だった。
大和と天晴には内緒で他のメンバーが接触しててルンルンを罠にかけていたという種明かし。
操が口を塞がれてどうにもならないと思ったら、尻で文字を書いて誤解を解くというのはまさかの方法で驚いた。
操が脳内でジューマンと話してその方法に行き着いたようだけど、口が塞がれて喋れないからこそ自分の中で会話するという手段が有効なわけだ。上手いこと操の特異なキャラを活かしてるなあ。


ルンルン改め本性を現したギルマーダを相手にジュウオウジャーとニンニンジャーが並び立ち変身と名乗り。
VSシリーズお約束のシチュエーションですがやっぱり燃えますわこれは。


再生怪人とのバトル。
八雲は魔法も使ってタスクを象繋がりでパオンマルに変身させるというコラボを見せてくれて、タスクは忍者だけでなく魔法にも興味津々。

凪はカクレンジャーの力で分身して戦い、それに卑怯じゃないかと疑問を呈すレオ。
しかし頭を使うと言われて言葉通りそのまま頭から突っ込んでいくレオに笑ってしまった。

コラボを見せつつキャラの性格がよく表れてるなあと。楽しくもあり丁寧だと感心します。


風花と霞はオトモ忍に変身しさらに動物の着ぐるみをまとって可愛らしい姿に。
動物の姿になったことで一緒にはしゃぐセラとアムの反応も可愛らしかったです。
動物の着ぐるみはトッキュウジャー劇場版のサファリレッシャーの乗り換えを思い出すなあ。
あれも竹本監督の作品だしセルフオマージュなんでしょうか。

操は一緒に写真を撮って気兼ねなく接してくれるキンジに感激して嬉しそうに戦う。
野性大解放の掛け声がこれまで聞いた事の無い喜びに溢れてて笑ってしまった。
最初は敵として現われてその力を使ってたのに、その時は恐ろしさを感じた叫びが歓喜の叫びになるなんて思わなかったよ。


再生怪人最後の一人牙鬼幻月と戦うのは、快晴と天晴と旋風の3人の新たな親子3代のアカニンジャー。
テレビ本編でも幻月を相手にした3人のアカニンジャーが次の世代に繋がってまた揃うなんて感激です。
旋風が快晴にかける言葉も本編1話を踏襲してて胸が熱くなりました。
悲劇を回避し未来が変わったからこそ快晴の夢であるアカニンジャーへの変化が叶った。未来への繋がりが快晴の夢を守る事にもなっているのが素晴らしい。


そして新たなスーパー戦隊の姿も。
戦いに加勢しようとしたデスガリアンを止めたのは宇宙戦隊キュウレンジャー。
バドが言ってたように未来が変わったからこそ新たなスーパー戦隊が生まれて、恒例となってる新戦隊の顔見せをストーリーに絡めてるのが上手いなあ。
最初から9人もいるのは初めての戦隊ということで、数が多いだけあって幹部が揃っていても全く引けをとらない戦力が圧巻だなあと。
本編ではどんな活躍を見せてくれるか今から楽しみです。


伊賀崎家の繋がりを見て、繋がりを守るためにギルマーダと戦う大和。
繋がりは繰り返し大和が言ってた事だしそれを守るということが今作でも描かれてて良かった。


ジュオウジャーとニンニンジャーの力を合わせた必殺技の一撃でギルマーダを一度倒し続けてロボ戦へ。
これもお約束ですけどやっぱりいいものですな。


巨大化したギルマーダに苦戦する2大戦隊を守ったのは歴代38戦隊の力。
台詞はないものの歴代レッドが並び立つ姿は感動ものですよ。

そして命を繋いでくれとメッセージを伝えてくれたのは嶋大輔さん本人が声をあてるレッドファルコン。
ジュウオウジャーと同じくアニバーサリー作品のライブマン(当時はスーパー戦隊10周年記念作だった)からジュウオウイーグルと鳥繋がりでの配役にニヤリ。
また、レッドファルコン=雨宮勇介は同級生を救う事ができず守れなかった命もあるわけだから、今の若者にメッセージを伝えるのは自分たちの悲劇を繰り返して欲しく無いという願いが込められてるんあじゃないかなと考える。
他のレッドにからでもメッセージを伝えることはできるんだろうけど、若者に向ける言葉として命を繋いでくれと言えるのは彼が一番相応しかったのかなと。
また竹本監督繋がりになりますけど、ガオレンジャーvsスーパー戦隊でも重要な役だったからというのも踏襲してるということもあるんでしょうけど。
何にしても未来へ繋いでいくためのメッセージ、歴代戦隊からの繋がりに胸が熱くなりました。


そして新たな合体ワイルドトウサイシュリケンキングと歴代戦隊の力を結集した必殺技でギルマーダを倒す。
歴代戦隊がジュウオウジャーとニンニンジャーのバックに並び歴代ロボも写っていたのは僅かなシーンながら嬉しかったです。
パンフの監督のインタビューを読むともっと歴代戦隊は出したかったみたいですけど、これだけでも十分嬉しいですよ。
むしろいつものVSと尺が変わらないのによくこんなに詰められたなと本当に感心します。


戦いが終わって未来に帰っていく快晴。
その後タスクが快晴が未来に存在してる事に疑問を呈すが、既に天晴が結婚しててもうすぐ子供が生まれるという事実が明らかに。
快晴が未来から来たという話を受け入れられたのは天晴の性格ゆえかと思ったんですが(それも理由の一つではあるんでしょうけど)既に子供が生まれる事を知ってたからなのか。
ということは、時系列ではテレビ本編の2年後となってる帰ってきたニンニンジャーの時点では天晴は父親になっていたということになる。
子供がいるのにニンニンボーイズなんてやってたのかよ天晴。
天晴が既に父親になってた事実がこの映画で一番びっくりしたよ。


みんなで改めてキャンプをしようということになり、レオは霞をナンパしようとして八雲に阻止されセラに怒られて、操はタスクを盾にしてキンジに話しかけて、アムは転んだ凪の手をとってドキドキさせていてと各々の性格が表れたわちゃわちゃした雰囲気に和みました。
そして大和はこの騒ぎをみてまあいいかと一言。
いや本当にお疲れ様です。2つの戦隊の面々に振り回されて、デスガリアンとの戦いを除けは最も大和の心労が大きかったんじゃないかなと。

EDは皆でダンスを踊ってて楽しい映像が見られました。
各キャストがスーツを着てマスクオフの状態で並んでる画も良かったです。


いやあ楽しかった。
アニバーサリーの時のVSはいつもと違う、歴代戦隊と共演したりギャバンが出てきたりと素直に前戦隊と共演するものではなかったのでジュウオウジャーはどうするのかと思ってたんですが。
例年通りの2大戦隊のVSでありながら歴代戦隊もいるという、2大戦隊の共演を楽しみつつ豪華な要素も楽しめた映画でした。


スーパー戦隊が未来まで続くように。
それが快晴が願った事だけど、その願いが本当に現実になって欲しい。
これからも絶えることなくスーパー戦隊の歴史が続いていきまた10年や20年、もっと先のアニバーサリーがまた迎えられることを願って。

監督以下スタッフの皆様とキャストの皆様、
素晴らしいスーパー戦隊ムービーをありがとうございました。

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コメント

操がジニスのゲームの駒として変身能力を得た経緯から
偽者戦隊発言を認めてしまうすれ違いが地味に起きましたね

天晴は結婚しもうすぐ子供まで生まれることを
家族にすら報告してなかったので
自分の孫という事実を初見で受け入れたのは
旋風の方だったんですね(最初は流石に驚いてましたが)

ライオンハオーやゲキアツダイオーが出なかったのは残念でしたね
一部を除いたほぼ全てのキューブが合体出来るジュウオウとは違い
ゲキダツダイオーはシュリケンジンと合体出来ませんし
ライオンハオーは動き辛くて共闘向きじゃなさそうですが

キュウレンジャーが現れたため戦いませんでしたが
やっぱバトにも戦ってほしかった気持ちありますね
(バトは自分が戦わずに次代がなんとかしてくれるなら
それが良いとか考えてそうなタイプそうですが)

投稿: kivaxtuto | 2017年1月14日 (土) 18時37分

そういえばアオニンジャーにゴーカイブルーがチェンジしてましたが
本物見て触れませんでしたね

投稿: kivaxtuto | 2017年1月15日 (日) 07時35分

コメント返信:kivaxtutoさん

偽者戦隊発言は操の地雷を見事に踏んでましたね。
快晴に弁当は駄目にされるし操にとっては踏んだり蹴ったりです。

驚きながらも孫の存在を受け入れられる旋風は懐が深いなあと思いますし、その遺伝子は天晴にも受け継がれてるんだなあと
子供が生まれる事を知ってても未来から来たという話を天晴が受け入れられるのもその遺伝子ゆえでもあると思いますし。

ニンニンジャーのロボは全合体タイプじゃないのとライオンハオーが動かし辛いのが共演にあたっては足枷でしたね。
それでも記事にも書いたとおりシュリケンジンのギミックは見せてくれたのは嬉しかったですが。

バドは本当にピンチの時しか加勢してこない、誰か戦える者がいるなら任せるという考えなんでしょうかね。
テレビでの戦闘シーンもそれほど多いわけではないので折角の映画出演だったのに戦えなかったのはちょっともったいないですね。

アオニンジャーの姿は単純に覚えてなかったかゴーカイジャーとしての姿の方が印象に残ってて気付かなかったんでしょうかね。

投稿: んがよぺ | 2017年1月17日 (火) 01時20分

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