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2017年1月20日 (金)

アニポケSM感想:サトシ、カキんちに行く!

節目の誕生日にアニポケが放送されるとはなんて運がいいんだろう。
そんなことを考えてバースデーケーキを食べながら視聴してた今週のアニポケでした。

それでは感想を。

11話
「サトシ、カキんちに行く!」
脚本:冨岡淳広
コンテ:樋口香里
演出:中田誠
作画監督:毛利和昭


-カキのポケもんだい-

1話で大迫力のZワザを見せてくれたカキのようやくのメイン回でおまけコーナーもカキの担当。
家が牧場の名物が何かという問題に答えに察しはつきましたが、カキが本編でもCパートでも重度のシスコンぶりをみせるなんて問題出してる時点じゃ全く想像もつかなかったよ。
答えのアイスクリームは劇中でサトシが喜んで食べてて印象に残るものではあったけど、それ以上にカキの素顔の一部が描かれた事が衝撃でポケもんだいそのものが吹き飛んでしまいそうでしたよ。


-早朝からZワザ-

学校が休みなのに早起きしてZワザの練習をするサトシ。
前々回でサトシがいつもより早く起きてた事にロトムが驚くなんて事もありましたが、楽しみな事があれば早起きも苦にならないというのが好奇心に溢れる10歳の少年という感じがしてよいですね。

早起きした事で早朝から働くカキに遭遇し彼の一日に密着する切っ掛けにもなっていました。
サトシのワクワクする気持ちを表しつつ今回の話の起点にもなってるのが丁寧だなと思います。

Zワザはクリスタルのタイプに対応するワザがあればどのポケモンでも使えるとククイ博士から説明が。
これはゲームの仕様どおりでゲームの仕様を取り入れるところは冨岡さんらしいなと思って。


-バトルだけじゃない-

ミルクの配達の手伝いから始まりカキの家でもある牧場の仕事まで手伝う事になったサトシ。
ドロバンコに泥はかけられるわ蹴り飛ばされるわ散々な目に遭ってしまい(カキの注意が間に合わないギャグが繰り返されてたのは面白かった)、カキとバトルするという目的は果たせないまま夜を迎えた。
しかし根を上げずに働き続けた事、次の朝も配達を当然のように手伝っていたことからバトル以外の大切な事を肌で感じて学んでいるんだろうなと思えた。

カキの配達を心待ちにしていたハルからバトルを見せて欲しいと言われるまで本来の目的を思い出せなかったのも、サトシの中で無意識にバトル意外を優先するようになってた表れだと思えた。

ハラが試練に挑む前にサトシに出した課題に続き今回の仕事と、サトシがバトル以外のことを考え実践する機会がこれからも続いていくのかなと。


-Zリングを持つに相応しい者-

新鮮なミルクを届けて各地の人たちの生活を支え、牧場のポケモンたちの世話をするために休む間もなく働いているカキ。
そして亡くなった祖父の形見としてZリングを受け継いでいてその祖父が語ってくれた思いを大事にして炎のワザを極めようとしている。
これだけの働きをして人の思いを継いで己を鍛え続けてる彼の姿を見れば、最初はサトシがZリングを持ってたことにいい顔をしなかったのも納得だ。

今回のカキの姿を見て、他者の為に力を尽くしたり人の思いを大切に出来る者にこそZリングは相応しくて、ただ自分が強くなって満足するだけの者にはZリングは相応しくないんだなと思えた。
他所から来たサトシがそういうことが理解できてるかも分からないのにZリングを持っていたのだからカキとしては面白くなかったんだろうなと。

そのサトシが今は一緒に働いていて傷ついたペリッパーを心配し、バトルのためではなく配達の邪魔をしたスカル団を追い払うためにZワザを使った。
やるなサトシという言葉は、サトシがZリングを持つに相応しい者になってることを認めてくれて出た一言なのかも。
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それに対するサトシの、まあねの一言。
少し間が空いて言ってるのが、サトシもカキが認めてくれたことを感じてやっと出てきた嬉しさの言葉がこの一言だったのかなと。


-ホシとカキ-

カキのZリングとZワザに込めてる思いが描かれてカッコいいなと思ったのに、もう一つの一面には大いに笑わせてもらいました。
妹のホシが大好きすぎて重いものを運ぼうものならオーバーリアクションでそれを阻止しようとする過保護っぷり。
そして配達に出る前はホシに声をかけられてデレデレという有様。
ギャップが凄まじすぎるでしょ。メイン回引っ張っただけあって強烈なものを見せてくれたなあと思いました。

しかしホシは過保護な兄に文句を言いながらも、干草を運ぶ仕事をしてた時はカキが運んだ量と比べてサトシをまだまだと言ってたので、さり気に兄の方が凄いとアピールしてたように思えた。
言葉そのままの気持ちではなくて兄を慕う思いもある。
シトロンとユリーカもそうでしたけど、カキとホシにもそんな思いがあるのかなあと想像してみたり。


-働かないロケット団-

キテルグマと寝床を共にして全然動かないロケット団。
サトシやカキがせっせと働いてるのにいい年した大人が全く働いて無いというのは皮肉でしょうか。
そしてキテルグマに抱かれて平和そうにそのまま眠っただけで出番終了。
本当にそれでよいのかロケット団。まだ1クールしか経ってないけどこれから先が心配になります。


-毒-

カキの祖父が炎は怖い部分もよい部分もあると語ってた。
ヴェラ火山の噴煙が風に流されてサトシとカキの配達の障害になる場面がありましたが、これは自然の力は必ずしも良い事ばかりではない、カキの祖父が語った怖さに相当するものを表したものなのかなと思いました。
最初にサトシがアーカラ島に来て火山の様子に感動してたのに今度はその火山が障害になってるというのが決して良いことだけじゃないという毒を含めてるようで、これも冨岡さんらしいなと思いました。

もう一つ。
再び現われたスカル団がZワザを嫌いと言ってたけどこれも毒を含んでるように思えてしまう。
ゲームやってない人にはネタバレになっちゃいますが、スカル団の面々には島巡りで挫折した者たちがいるというのがゲームで語られる背景で、もしZワザが嫌いというのがその背景をアニメに取り入れての言葉なのだとしたら・・・。
島巡りの試練を突破できたサトシとカキのように出来た人間ばかりがいるわけじゃない、そういう影をスカル団の言葉に込めてるんだとしたら、冨岡さん容赦ないなあと思います。


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