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2016年10月 7日 (金)

アニポケXY感想・はじまりはゼロ! シトロンの決断!

大盛り上がりの1時間スペシャルから3週間ぶりのアニポケです。
いよいよこのシリーズも終わりが迫っていると感じてる今日この頃。

それでは感想を。

XYZ44話
「はじまりはゼロ! シトロンの決断!」
脚本:藤田伸三
コンテ:尼野浩正
演出:西田健一
作画監督:入江健司 上田美由紀


-復興する町-

前回までの混乱の爪あとは残るものの、ミアレシティのシンボルであるプリズムタワーはほぼ修復された姿が映る。
あれだけの建造物を直すにはそれなりに時間もかかっているだろうが、多くの人の手によってここまで修復できたんだろうなと考える。
どんなに壊そうとしても人々は立ち上がってくる。このプリズムタワーの修復、復興こそフラダリの野望・主張を否定しているかのようだ。

博士の研究所もまた壊されて最早お約束のギャグみたいになっててCパートでも弄られてましたが、研究所が何度も直されるのもフラダリの主張へのアンチテーゼなのかなと思いました。

何度壊されようがまた立ち上がる。それが世界であり人々の強さなんだと訴えているかのようです。


ちょっと話は変わって。
ブログのリンクを貼ってるスノードロップさんのこちらの記事で放送の休止期間があ

ることでその間に劇中の復興が進んでるかのような時間的錯覚を得られるのではないかと書かれてましたが、確かにその通りだなと思いました。
仮に放送の休みがなかったり録画などでまとめて見ても復興する町の様子から劇中の時間がだいぶ経ってるんだろうと推測はできますが、数週の時間を体感している方が劇中の様子をリアリティのあることとして感じられるし、これはリアルタイムで見てないと味わえない感覚だなと思いました。

休みがあったのは寂しかったですがこの感覚はその寂しさを補って余りある貴重な体験でした。


-帰ってくるアラン-

研究所に帰ってくるアラン。特に言及はされてないけど、警察で拘留されてたんだろうなと推測。
その間自分の犯した過ち、罪の意識にさいなまれていて苦しかっただろうなと。

博士でもマノンでもなくサトシに自分の心境を語るのは、やはりサトシの真っ直ぐな心に触れて救われてきたからなんだろうなと。
またバトルしよう。ただ一つその約束がまたアランの心を救う。
ただただ純粋な思いを持ち続けるサトシに出会えなかったら、その心に触れてアランが本来持ってる純粋な心を取り戻せなかったら、アランは研究所に帰ってくることは出来なかったんだろうなと思います。


もちろんサトシだけじゃなくて、アランの過ちを責めることなく温かく迎えてくれた博士とマノンの存在だって救いだ。
ここに居ていいと許してくれる、認めてくれる人がいることもアランにとって幸せなことだった思います。

帰ってこれて本当によかった。お帰りアラン。


-有頂天なロケット団-

サカキにフレア団壊滅を報告し有頂天のロケット団。
活躍してたのは事実だけど自分達の作戦のおかげなんてのは話を盛りすぎた。
その勢いでピカチュウゲットという本来の目的の為に研究所を襲撃するが返り討ちにあう。
昔よりは引き際をわきまえるようになってきたとは思うけど、やっぱり基本的に良い事があると調子に乗りやすいんだなあと。
カロスリーグ決勝戦を戦ったサトシとアランが揃ってるところに襲い掛かるなんて無謀すぎる行動に出ちゃうのもサカキに褒められて調子に乗った結果だなあと思いました。


-プニちゃんへの想い-

パーティーの準備をしながらプニちゃんに思いを馳せるユリーカ。
何度もポケモンとの別れを経験してきてプニちゃんともきちんとお別れできたけど、ずっと傍に居た者がいなくなったのに寂しさを感じずにいられるわけはなかった。
居なくなったら寂しい。どんな経験を積んだってその感情が沸いてくるのは当然だよなあと思いました。

博士からみんなに贈られたメダル。ユリーカはポシェットにそのメダルを掛けているのがプニちゃんを表彰しているように見えました。
傍に居なくてもプニちゃんへの想いはずっとユリーカの心に残っている。
事が済んだからそれっきりじゃなくてその後のフォローが描かれていて良かったです。


-迷うセレナ-

カントーへ帰ることを決めたサトシとシトロイドと共にミアレジムを再建するシトロン。
やるべきことが決まってる2人に対しヤシオの誘いのことで迷いがあるセレナ。
かつてサマーキャンプで自分だけやりたいことがなくて疎外感を持ったことと似たような状況になってますね。

何をしたいか、何をするべきか。
何度も迷いながら前に進み続けてきたセレナだからこそシリーズ終盤でもまた自分の迷いと戦う事になるんだなあと思いました。


-心は消えない-

シトロイドの記憶は元に戻らず。
シトロンはこうなることも分かってただろうし涙こそ流さなかったけど、内心とても悲しかっただろうな。
厳しいけど消えたものは戻らない現実を見せたのは良かったと思います。


記憶は戻せないがシトロイドの心は残っていた。
以前のシトロイドに敗北し再挑戦に情熱を燃やすアルバが新生シトロイドの最初の対戦相手に。
ポケモンの可能性を引き出すのがトレーナーの役目。その教えを実践し強くなったアルバとの戦いの中で生まれ変わったシトロイドもその教えを学ぶことになる。
それが新生シトロイドにバトルは楽しいという感情を持たせる事になり、記憶は戻せなくても以前のシトロイドが残してくれた心が関わったトレーナーを通して新しいシトロイドに帰ってきた。

新生シトロイドに一緒に成長しようと言うシトロンの言葉は、かつてミアレジムを取り戻した時にシトロイドに言ったことと同じ。
以前のシトロイドの心は失われてなくて、その心も一緒に新生シトロイドと共に成長していこう。
それがシトロンの決断なんだろうなと思いました。


ユリーカからプニちゃんへ、シトロンからシトロイドへの思い。
罪を背負いながらも自分の居場所を取り戻したアラン。
そして復興していく町の様子。
大惨事の後のフォローをしっかり見せてくれて待たされた甲斐があった素晴らしい回でした。

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