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2016年10月18日 (火)

カクレンジャー43・44話感想

東映特撮YouTube Officialでカクレンジャー3度目の配信にあわせての感想記事。
43話・44話の感想になります。


43「三神将最期の日」
脚本 杉村升
監督 渡辺勝也

力を奪おうとダラダラが迫ってきて三神将とカクレンジャーは一時撤退。
大魔王とダラダラも町を破壊した後一度引いて次の策を練っている。

風雲幻城の中で三神将は次に戦う時はニンジャマンを犠牲にしてでもダラダラを倒すと語り大魔王もそれを承知だと言う。
当然納得できないカクレンジャーだが、破壊された町と苦しむ人々の姿が厳しい現実と難しい選択を突きつけてくる。


活路を開くためにカクレンジャーはブンから合流場所を聞き出し白面郎に会いに行き、白面郎もダラダラ攻略のヒントを探すが大魔王には行動が筒抜けだった。
白面郎は罠に気づき襲い掛かるフリをして逃げるように警告するが時既に遅くて全員罠にかかってしまう。

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この時の白面郎が面も兜もつけず素顔でいるのが、鶴姫の父親として居ても立っても居られなくなった事を表してるように思った。
父に会いたくて飛び出してきた鶴姫の姿を見て父親・義輝としての素顔を隠しきれなくなったんだろうなと。


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大魔王は白面郎と鶴姫の親子の情を利用して罠にかけたという。
言葉にこそだ出さないがこの作戦は息子のジュニアを倒された事への恨みもあったんじゃないかな。
親子の情を、心を知っているからこそそれを利用して復讐しようとしたんじゃないかなと思いました。

爆発と共に義輝は姿を消し、怒りに燃えて反撃に出ようとするカクレンジャーは忍術を封じられて追い詰められていく。
斬られたり引きずられたりと一方的に攻撃を受けて倒れていく様子が見ていて辛い。
この苦戦シーンの撮影はキャストの皆さんかなり大変だったんじゃないかなと思ったり。


ダラダラはサスケ以外の4人の力を奪い再び三神将をおびき出すために町へ出る。
ただでさえ不気味な姿が夜の闇の中だとさらに怖い。

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さらに人々を苦しめるためヘドロを撒き散らし、それによって次々人が倒れていく様子がもう怖すぎて怖すぎて。

 

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見かねた三神将はついに姿を現すが、今度はニンジャマンだけじゃなくカクレンジャーも盾にされている状況。
ダラダラの姿が捕まった4人のマークとマスクを身につけてるのが、人質の命は自分達の手の内でどうにでもできると表してて嫌らしい。

鶴姫たちは三神将へ自分達に構わず戦ってくれと叫ぶ。
三神将がカクレンジャーに迫った決断を今度はカクレンジャーに返される事になるとは皮肉な。


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サスケはくノ一組の追撃に晒されていて、大魔王は睨み合う三神将とダラダラを見て高笑い。
全て大魔王の計画通りに事が運びカクレンジャーと三神将最大のピンチのまま次回へ続く。
次回の逆転が分かっていてもこの追い詰められようは何度見ても辛いですね。
だからこそ次回の逆転が燃えるわけでもあるんですが。



44話
「傷だらけ大逆転」
脚本 杉村升
監督 渡辺勝也

ダラダラと戦う覚悟を決めて動き出す三神将。
前回犠牲を覚悟の上で戦う事を語っていたが、すぐに動けなかったところを見ると三神将にも迷いはあったんだろうな。
彼らも元は人間と以前語られていたので、人を超えた存在になっていても心がある以上は簡単に仲間を犠牲にする決断はできなかったんでしょう。

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三神将とダラダラの戦いで囚われたカクレンジャーとニンジャマンがダメージを受けてしまう。
傷だらけになり倒れる姿がまた辛い。


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その頃サスケもくノ一組に追い詰められ絶体絶命。
そこへ現れたのはブンと2匹の番犬。
そして番犬はなんと人の姿に変わりサスケを救出した。

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この2人こそ30話の回想シーンで幼い鶴姫と遊んでいた太郎と次郎の兄弟。
大魔王の呪いで2人は犬の姿へ変えられていた事、義輝は大魔王の手下となることで大魔王を倒すための秘密を探り続けていたのだと真相が語られる。

さらに明かされたもう一つの秘密。ブンは妖怪で、他の妖怪に虐められたところを義輝に助けられていた。
妖怪にも社会があることはこれまで描かれてきたしザシキワラシのように子供の姿をした妖怪もいたのでブンが弱い立場の妖怪だったというのも納得できる。

決戦の前に30話から続く伏線が一気に回収されるのが気持ちいいですね。

 

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太郎と次郎は義輝が残したダラダラを倒すヒントをサスケに託して去っていく。
今度人間に戻れば自分達の命はない、いつでも鶴姫を見守っていると伝言を残して。
自分は影になって大切な者を守る。三太夫もそうだったけど忍びとしての務めを命懸けで果たす姿に泣けてきます。


2人の思いも背負ってサスケは大魔王がいる屋敷へ突撃する。
ここで挿入歌「星よ、にじむな!」がかかるのがまた泣ける、そして熱い。
歌詞が傷だらけでも戦うカクレンジャーの姿と妖怪を倒すために命を懸けた太郎と次郎の思いも表してるようで、逆転劇を盛り上げる最高の選曲です。


1

大魔王に一撃を与えればダラダラも倒せる。
分身体と言ってたことや同じ動きをしてた事など振り返れば単純な答えだったが、大魔王へ一撃を与えられたのは義輝や太郎次郎の命懸けの行動あればこそ。
たった一撃だがそのために力を尽くした者がいること、そしてこの一撃から反撃が始まるというのが熱すぎます。


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3

変身、名乗り、そして主題歌。
お約束のシチュエーションですが熱すぎます。
3回にも渡って苦しめられた分ここからの反撃、アクションシーンもロボ戦もとにかく燃えるしスカッとします。


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ニンジャマンは巨大化と同時にサムライマンに変わり最初から全力で三神将は必殺技を次々と浴びせる。
火炎将軍剣、激怒ボンバー、無敵キャノン、フライングフィニッシュと次々に技が繰り出されるのが痛快。
ダラダラはついに倒され、大魔王は傷を負って撤退していく。

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もうこれで最終回じゃないかと思うくらいの大決戦でしたが、これでもまだ終わりじゃないのがカクレンジャー。


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義輝はまだ生きていたが大魔王に捕まり石に変えられてしまう。
石に変わってしまうシーンがまた怖いし、それを見ていたドロドロ達が怯えている様子から計画を潰された大魔王の怒りがいかに大きいか分かる。

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サスケは鶴姫に真実を伝え鶴姫は父親との平和な時間に思いを馳せる。
親子の団欒のシーンが切なすぎます。本当は今頃こうしていられたはずなのにそれは叶わず、さらに2人にはもっと辛い事がこれから起こるんだもんなあ。


徹底的にカクレンジャーを追い詰めてからの逆転劇の熱さ。
伏線を回収しさらに最終決戦への布石まで用意して締める構成の上手さ。
いやはや何度見ても凄い3部作だなあと改めて思いました。

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コメント

残ったサスケが捕まった仲間を助け出すのは定番ですが
だからと言ってサスケは単独での戦闘能力が飛び抜けて
高いわけではなく(メンバー内では上位でしょうが
単独で完全勝利が多いタイプでもない)
機転を利かせたり、得た情報で弱点や隙を突くなどで
仲間を取り戻し戦況を繰り返すようなタイプな印象ですね

サスケだけの状況になって逆転するけど
サスケだけで何でも出来るわけではないという
描かれ方は良いですね

投稿: kivaxtuto | 2016年10月18日 (火) 23時43分

コメント返信:kivaxtutoさん

序盤から何度かやってるサスケが仲間を助けるパターンですが今回は最大のピンチだけに他の者の力(白面郎に太郎と次郎)もなければまず勝てなかったですからね。
番組の顔であるレッドを目立たせても決して一人で勝ててるわけじゃないと描いてるのは構成も演出も上手くやってるなあと本当に感心しますね。

投稿: んがよぺ | 2016年10月20日 (木) 23時05分

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