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2016年9月21日 (水)

カクレンジャー35・36話感想

東映特撮YouTube Officialで配信中のカクレンジャー3度目の配信にあわせての感想記事。
35話・36話の感想記事になります。



35話
「おしおき三姉妹」
脚本 荒川稔久
監督 渡辺勝也

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今回登場する妖怪カマイタチは学校を乗っ取り子供達に妖怪の教育を植えつける事で世界を侵略しようというもの。
教育の場から侵略するというのは上原正三さんっぽい話。
上原さんをリスペクトする荒川さんの脚本だからかな。


妖怪化してる子供達を見てプリチーと言う大魔王。意外にお茶目なのね。
妖怪軍団の大ボスのはずなんだけどね。時折人間臭いのが嫌いになれないです。

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花のくノ一組はかなり久々の出番。
大魔王復活の時に一応映ってはいたけどまともな台詞無かったからね。

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子供達に妖怪学を教えるサクラ。
中の人はかつてファイブイエローで理想の教師だったのに今回は悪の教育をしてるとは何の因果だ。


鶴姫の幼馴染から学校の異変を聞き調査に乗り出すカクレンジャー。
敵の根城を探るというのが忍者らしくていいですね。

変わった様子が見られなくて花代の言う事を嘘だと判断した雪代と月代に対し鶴姫は反論。
子供の言う事を信じてくれるヒーローって良いなあと思ってたら花代も捕まって敵に操られてしまう。
この急展開が放送時間が25分の時代らしいなあと改めて思いました。


一時撤退した鶴姫は雪代と月代とシスターズを再結成しカマイタチに反撃開始。
男性陣4人は囮を引き受けてカマイタチとの戦いはシスターズが担うことに。

風船ガムとリボンで武器を封じて口に火薬を突っ込んでドカンと。
普段とは違う戦い方が見られて面白いです。


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鶴姫の単独変身と名乗り。
カマイタチも言ってましたが本当にカッコいいなあ。


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そして挿入歌「鶴姫! 強さは目にも美しい」に乗せてニンジャホワイトが空を飛び、くの字斬りでカマイタチをす。
珍しくロボ戦もなく男性陣がほとんどカマイタチと絡まぬまま終ってしまった。
シスターズの3人、そして鶴姫の強さを存分に見せてくれた回でしたね。


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締めのカットも鶴姫のポエムが表示されるという独特のものでした。
冒頭で笛を吹きながらポエムが流れてたのもこの締めの前振りだったのね。


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さて今回3人揃ったシスターズですが、東映不思議コメディシリーズの「有言実行三姉妹シュシュトリアン」のレギュラ3人が再結成した東映のセルフパロディだったんですね。
自分はまだシュシュトリアン見れてないので詳しいことは分からないんですけどね。
以前配信されてた時に見ておけばよかったなと今更後悔。

さらに前回スナカケババアの人間態を演じてた日向明子さんはそのシュシュトリアンで3姉妹の母親役だったそうで。
広瀬さん前回もシュシュトリアンのレギュラーと再会してたんだなあ。
自分はまだまだ勉強不足だなあと痛感。


パロディはシュシュトリアンだけでなく、クレヨンしんちゃんの名が出てきたり、天に代わってお仕置きよというのはセーラームーンのパロディだろうし、同じ放送局の番組からもネタを突っ込んでましたね。
荒川さん7話では赤影ネタやってたし本当パロディ好きですね。
いやあ楽しかったです。



36話
「暴れん坊忍者!!」
脚本 杉村升
監督 渡辺勝也

宇宙から謎の壺が降ってきて、それを巡って妖怪達とカクレンジャーの争奪戦。

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・・・になるはずなのにカクレンジャーは「走れ!猫丸」を歌いながらのんびり旅の途中。
いやこういう雰囲気があるからカクレンジャー好きなんですけどね。
1期だったら講釈師のツッコミが入ってたことでしょう。

白面郎は矢文でカクレンジャーに壺の事を知らせて、バクキとの戦いでも弓矢で密かに助けている。
真意が明らかになるのはもう少し先の話ですが、これを見るだけで人間を裏切ったという話を疑うには十分な描写ですね。

 

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壺を拾ったのは純一・光子の兄妹。
子供が大事な物を拾う展開に既視感あると思ったら、ジュウレンジャーで恐竜の卵が見つかった時と似てるんだこれ。

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壺の中にいたのは三神将の弟子・ニンジャマン。
かつて大魔王の罠にかかり誤って人を傷つけてしまった罪を償うために壺に封じられてたという。
後のゴーカイジャーの客演でも壺に封じられてあわてん坊忍者と呼ばれたが、元ネタの今回で明らかになった過去を見ても暴れん坊というよりあわてん坊と呼ばれるのも納得です。
今後の回でもさらにニンジャマンのあわてん坊な部分が浮き彫りになる回もあるしなあ。

バクキに攫われた光子を必ず助けると純一に約束するニンジャマン。
光子に助けてもらったから今度は自分が助けると。子供とヒーローが互いを想いあって助け合う、いいなあこういうの。

 

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バクキの幻術の中でどうやって逆転するのかと思ったら、バクキが映ってる映画館のスクリーンに突っ込んで幻術を破り、さらにカクレイザーでバクキを撃つというかなり力技で無理矢理突破したカクレンジャー。
人質にされてる光子がいるのに無茶したなあ。まさかニンジャマンの性格うつってたりしないよね。

 

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壺を奪還し、ついに封印が解かれて外へ出たニンジャマン。
いきなり巨大な姿ですが三神将の弟子なのでこのサイズも納得です。

そしてバクキの一言でニンジャマンが怒る。
青二才、暴れん坊であわてん坊で体も青いニンジャマンにはぴったりな言葉だと思うんですけどこれを言ったらあっさり怒りが頂点に達してしまいます。
そんなんだから青二才なんじゃないかニンジャマン。

 

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怒りに燃えて変形した姿、サムライマン。
忍者なのか侍なのかややこしいなあもう。
でもデザインも変形ギミックも良いしアクションシーンもカッコいいんだよなあ。

必殺技はサムライ激怒ボンバー。必殺技にまで怒りを滾らせるとは青二才の一言でどれだけ怒ってるんだサムライマン。

 

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バクキを倒した後大魔王はニンジャマンがいずれ自分の部下になると謎の言葉を残していく。
これ一応終盤のあの話のことを示唆してたのかな。部下というのはちょっと違うけど。
あるいはこの時点ではニンジャマンの今後を考えてたけど色々あってああいう展開になったのかな。

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戦いが終わり、純一と光子を乗せて空を飛ぶニンジャマン。
子供と巨大ヒーローの図、これもなんかいいなあ。温かい気持ちになります。


ジュウレンジャー・ダイレンジャーと6人目の戦士が出てくるようになって、カクレンジャーもその流れでニンジャマンが出てきたわけですが、人が変身するのではないというのが追加戦士としても戦隊のメンバーとしても新しい事をやってますね。
厳密に言えばカクレンジャーの6人目というよりカクレンジャーの仲間というのが正しいんでしょうけどね。

6人目の登場という新しいフォーマットがまだ定まってない時期で、巨大獣将などでロボのギミックに新しい挑戦をしてたカクレンジャーだからこそニンジャマンのキャラも新しい挑戦ができたんだろうなと思います。


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最後にもう一つ。
バクキが作った幻術の世界の中でサスケ達がカクレンジャーに襲い掛かってくるシーンがありましたね。
キャストの皆さん悪役の演技も決まってて上手いなあと思いました。

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コメント

カーレンジャーやシャンゼリオンなど
その後もヒーローのメタネタをやったり
VSシリーズで度々脚本を担当したりと
ゴーカイのメインライターの抜擢されたのも
必然だったのでしょうね

ブライやコウの初登場は17話でしたが
今回は36話と遅めというか追加戦士として扱うなら1番遅いですね
(ガンマジンも追加戦士として扱いならガンマジンの方が遅いですが)

またブライやコウにはパートナーの
ドラゴンシーザーやウォンタイガーのテーマがありましたが
ニンジャマンやサムライマンのテーマはありませんでしたね
(追加戦士個人のテーマソングはシグナルマンからになりますね)

投稿: kivaxtuto | 2016年9月21日 (水) 18時56分

コメント返信:kivaxtutoさん

ゴーカイジャーをやるには荒川さんの力は必須だったんだなと改めて思いますね。
その後のアキバレンジャーではメタネタ全開でしたしこちらも荒川さんの作家性が存分に発揮されてましたね。


ニンジャマンの登場がだいぶ遅いのが改めて見ると意外に感じますね。
テーマソングが無かったり登場時期にバラつきがあったりと追加戦士の扱いがまだ定まってない試行錯誤が見れるのがこの数年の戦隊の面白さでもありますね。

投稿: んがよぺ | 2016年9月23日 (金) 23時47分

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