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2016年9月15日 (木)

カクレンジャー33・34話感想

33話
「あまのじゃく村」
脚本 高久進
監督 佛田洋


サスケの案内で親戚の住む村までやってきた一同。
ここのところ重い話が続いていたので旅先で何かが起こるという初期のスタイルがちょっと戻ってきたのはなんだかホッとします。

しかし村が既に妖怪に乗っ取られてるという大変な事態だし、天邪鬼になった村人に猫丸ごと崖から落とされるわ渋柿は食わされるわで散々な目に。
巻物の試練に比べれば小さいかもしれないけど十分大変な目に遭ってますカクレンジャー。

村を案内してくれるサスケの親戚がコスケってなんか安直な名前。


今回の妖怪アマノジャクは、毘沙門天に踏まれてる自分を見て笑ってる人々が許せず村を乗っ取ったとのこと。
元々悪さをして封じられてた妖怪とはいえ、人々の嘲笑も酷いなあと思う。

でもやっぱりアマノジャクは悪党だなあと思って。
コスケはアマノジャクの言葉を信じて封印を解いたのに悪さをしてるし、コスケが敬愛する和尚に成り代わって村を乗っ取ったんだからコスケの真心を踏みにじってる外道だ。
サスケとの対決でも人質のコスケを返して油断させ不意打ちまでするとことん汚い奴でした。

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アマノジャクの声をあてるのは梁田清之さん。
戦隊では後のゴーオンジャーでヨゴシュタインをやっていたのが印象強いです。
嘘をついている時は誠実そうな爽やかな喋りで本性を現してる時はいかにも悪者らしい喋りになってる声色の切り替えが上手かったです。


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そんな外道にヒーローが負けるわけがなく、崖を登ってきたニンジャレッドが反撃に転じて隠流・雷鳴斬でアマノジャクを斬る。
ヒカリマルは放送当時はあまり印象に残らなかったんですけど、改めて見るとレッドが主役の時はちゃんと使われてますね。


Photo

ロボ戦はまずゴッドサルダーが単体で召喚され、右腕だけが無いスーパー隠大将軍が飛んできてゴッドサルダーが右腕になるという変わった合体でした。

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さらにフライングフィニッシュを決めた後ゴッドサルダーが分離して再び単体で戦いアマノジャクにトドメを差すといういつもと違うアクションが見られて面白かったです。

先週の記事で書き漏れてしまいましたが、隠大将軍はレッドが使うメカが頭部や胴体、合体ロボの中心にならず腕になっているのが戦隊ロボとして新しい試みをしてるロボなんですよね。
今回のサルダーだけ後から合体してまた分離するというのもこのギミックを上手く活かして戦隊の顔であるレッドを立てつつ見応えあるロボ戦になってたと思います。


本物の和尚さんも無事でコスケが飼っていた猫も帰ってきて丸く収まり、カクレンジャーはネコマルに乗って再び旅立つ。
旅をしてるという感じがやっぱり良いなあ。カクレンジャーはこれが面白いんですよ。

それとかなり久々にネコマルの飛行シーンも見られましたね。8話以来だったかな?


2

今回は巨大化したアマノジャクの見せ方や上記のロボ戦などいつもより凝った映像が見られた回でした。
それもそのはず、普段は特撮監督を務めてる佛田さんが本編監督のデビューを果たした回だったんですね。
今後のシリーズでも僅かですけど戦隊の本編監督を担当される佛田さんですが、今回と次回は本編デビューということで気合の入れ方が大きくて凝った映像はその表れだったのかなと。



34話
「花嫁砂地獄!!」
脚本 曽田博久
監督 佛田洋

子供たちの前でクレープ作りの名人と名乗って調子に乗ってるサイゾウ。
早速弟子となった直樹と一緒に腕前を披露しようとしたら、作ったクレープが砂になってしまうという事件が。

妖怪スナカケババアの撒き散らす砂によって食べ物が砂になってしまう。
ヘリに乗ってるおばさんが砂をばらまくという、見た目はシュールだけど被害は甚大だよこれ。

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子供の時は口に含んだものが砂になってしまう演出が怖くて、自分が食べてるものも砂になったら嫌だなと思ってました。


正体を現し自分の目的を明かすスナカケババア。
恐ろしい作戦と一緒に、大魔王との結婚願望も口に出してきたのはびっくり。しかもこれまでカクレンジャーが倒してきた妖怪とも結婚していたというんだからさらに驚く。
子供の頃は結婚願望の告白に笑ってしまったが、妖怪たちにも社会やそれぞれの人生があることをうかがわせる描写で今では悪役でも愛おしく思えるシーンの一つになりました。

大魔王は次の結婚相手に自分が狙われてる事を知って本気で嫌がっていたように見えて面白かった。
ついこの間ラスボスのオーラを纏って登場したのが嘘みたいだ。


クレープ作りを諦めたくない直樹はサイゾウの作ったクレープのおかげで夢を持つ事が出来たと語り、その夢を守るためにサイゾウが奮闘するという流れで話が展開していく。
スナカケババアの結婚願望に笑ったと思ったら子供の夢を守るというヒーローの王道へシフトしていく構成はベテランの曽田さんらしいなと感心。

スナカケババアの秘密を聞きだすために大魔王の人間態を装い近づくサイゾウ。
Aパートでカクレンジャーが変化を解いた姿を見てるはずなのに騙されて秘密を話しちゃうスナカケババアに苦笑。大魔王にモーションをかけてたわりにはこんな簡単な策にひっかかるなんて。
本物かどうかじゃなくて単に顔が良かったり権威がある相手と結婚できればいいと思ってたのかな。
そう解釈すれば色んな妖怪と結婚していた事、カクレンジャーに倒されてしまったとはいえ何度も結婚相手を変えていることも納得です。


正体がバレてスナカケババアの砂で目を潰されて苦戦するサイゾウ。
ヌッペホフに顔を盗られても視覚は残ってたのに砂で普通に目が見えなくなるのは子供の時も首を傾げたけど今見ても疑問です。

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目が利かないサイゾウのためにドロンチェンジャーを拾い、ニンジャブルーの背中におぶさって目の代わりになる直樹。
ヒーローのおかげで夢を持てた少年が勇気を振り絞り今度はヒーローを助けるというのが熱いじゃないか。
おんぶしながらのアクションだから撮影は大変だったでしょうけど。
それでもやり切ってしまうんだからスーツアクターって本当に凄いです。


ロボ戦でも直樹の声援がサイゾウを奮い立たせる。

3


4

倒れた隠大将軍からゴッドロウガンが射出されてスナカケババアの壺を破壊し逆転の一手となる。

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そしてトドメのゴッドフィニッシュはいつもと違いパンチの連打。
飢えに苦しめられ子供の夢を邪魔された怒りをぶつけてるかのような猛ラッシュでした。

食べ物が元に戻り今度こそクレープを友達に食べてもらえた直樹。
最初はサイゾウがクレープ名人なんて調子のいいことを言ってるだけかと思いきや、子供に夢を持つきっかけを与えその夢を応援するという結末になるとは恐れいった。
いい話じゃないかこれ。


前回に続き沸田監督が本編を担当してるため、前回のゴッドサルダーに続き今回はゴッドロウガンの面白い活躍が見られました。

6


7

さらにスナカケババアについては、人間態から変化するシーンがやけに力入ってたりサブタイトルの表示にも関わっていてこれもまた凝った映像でした。


沸田監督はカクレンジャーで本編担当はこの2回だけですが面白い画が見れて楽しかったです。

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コメント

そういえば超忍獣、隠大将軍のバンクは
五獣将、無敵将軍と比べ現代的な建物がよく映ってる感じです
古風な無敵将軍との対比ですかね~

タイムレンジャーで道端の草で作った七草粥っていうのが
今でも出来るのかって最近疑問に思ってたのですが
砂を食べてしまうってのもリアルな汚さがあって
今でもやれるのか気になる所です

投稿: kivaxtuto | 2016年9月15日 (木) 08時05分

コメント返信:kivaxtutoさん

そういえば合体バンクの背景も違うんでしたね。
差別化もあるでしょうし、カクレンジャーが現代の忍者であるということも表してるのかもしれませんね。

タイムレンジャーのその七草粥の件は実際にやったらと想像すると気持ち悪かったですね。
今やったら色々苦情が来ると思うのでたとえフィクションでも出来ない演出だと思います。

投稿: んがよぺ | 2016年9月15日 (木) 20時09分

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