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2016年9月 9日 (金)

アニポケXY感想・突撃ミアレジム! シトロイドよ永遠に!!

XYZ41話
「突撃ミアレジム! シトロイドよ永遠に!!」
脚本:冨岡淳広
コンテ:志村錠児
演出:前園文夫
作画監督:阿浪純司 上杉遵史


-一番凄くて強い-

フラダリラボでの戦いにダイゴも参戦。
ゲームの名台詞を引用していたのは思わずにやり。やってくれるな冨岡さん。
ホウエンチャンピオンだけあって複数のフレア団員を相手にしても余裕の戦いを見せるのは流石でした。

巨石のことに関わってた以上無関係ではないと責任を果たそうとする大人としての姿が素敵だし、特別編の物語とリンクしてる構成も素晴らしいし、ダイゴの参戦良くやってくれたなあと感心しています。


-ロケット団の戦い-

フラダリラボに突入してもレポートを続けてたロケット団だが、ついに正体を明かし戦いに参加する事に。
あくまで世界をフレア団の好きにさせないための協力で、世界はロケット団とサカキのものだというスタンスはブレないのがカッコいいです。

ついさっきまでムサシはダイゴにメロメロだったのに、セレナとマノンを先に進めるために戦うんだからギャップが凄まじい。
ロケット団はそのつもりはないかもしれないけど、未来ある若者の為に大人が盾になって守ってくれてるみたいで素敵です。


-発明は何のため-

ジムを奪還するためにクセロシキと戦うシトロン。
発明は人やポケモンを助けるためのものだと言うのは何度失敗しながらも誰かの役に立つために頑張ってきたシトロンだからこそいえる言葉、熱かったです。
それに対してクセロシキはそれで世界は変わるのかと言う。フラダリと同じく世界に絶望してることを感じさせる一言でした。

クセロシキに落とし穴で外へ放り出す仕掛けがハマったのは痛快でした。
XY1話でサトシとピカチュウが酷い目にあった仕掛けが役立ったのもびっくりだし、人々を苦しめる発明をした者をシトロンの発明で懲らしめるというのが良かったです。


-フラダリの絶望-

パキラはサトシたちの先を見たいと思ったと言う。大人が手を差し伸べれば世界を変えられると。
未来を託したいと思うパキラに対してフラダリはそんなことは考えてきたと言う。
これもフラダリの絶望を感じる一言でした。

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人の未来や可能性を何度も信じてきたのにそれでもどうにもならなくて絶望してしまった、そんなことを感じさせる言葉でした。
フラダリがゴーグルで目を隠して表情が見えない分、言葉の一つ一つから怒りや絶望が強く感じられました。


-明日のために戦う-

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フラダリに明日を奪わせないと叫ぶサトシ。
世界を壊させないと前回言ったことをより具体的に、サトシがこの世界のための戦う理由を言葉にしたものだと思います。

明日には会いたい人に会える人や夢を叶える人もいると語って最後に明日には傷が治る人もいると言うのが、今は苦しくても必ず良い方に向かうということを訴えてるように感じる。
世界に絶望してしまったフラダリが相手だからこそ、どんなに傷ついて苦しい思いをしてもそれはいつか癒され良い未来が来る事を信じて訴えたい思いだったのかなと。

明日が変わっても世界は変わらないかもしれないけど、その明日が無ければ今日頑張ってる人の思いが無駄になってしまう。
無駄はないと言い続けてきた今シリーズのサトシにとっては明日というのはこれまでのことを無駄にさせないための希望でありフラダリへの反論としてこれ以上ない言葉だったと思います。


-歌と約束-

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暴走するプニちゃんを助けるために涙を流しながら歌を口ずさむユリーカ。
最初は震えてた声が段々と力強くなっていくのが伊瀬茉莉也さんの渾身の演技で素晴らしかったです。
暴走するプニちゃんの姿に悲しみながらも自分が知っているプニちゃんに戻ってくれる事を信じて歌い続けたんだろうなと。

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悲しみを抑えてプニちゃんを守るという約束を現実にするために頑張ったユリーカ、本当に立派でした。

プニちゃんの歌、最初聞いた時は可愛い歌だなと思いましたけど、まさか本編でこんなに泣けるシーンで使われるとは思わなかったですよ。
「不思議なプニちゃんが大好き」「もっと教えて」「もう友達」といった歌詞はプニちゃんへの純粋な興味や好意を表す歌詞だと思いますが、今回の歌では暴走するプニちゃんを止めるための訴えのように聞こえてくるんだから凄いなあと。
最初からこうなることを計算の上で作詞されたのか、詞をもとに今回の内容を思いついたのか、いずれにしても素晴らしい演出でした。


-シトロイドの死-

Z2を操ってるシステムを止める為に自らを犠牲にするシトロイド。
当然拒否するシトロンに決断させるためにあなたなら出来ると言う。
このシトロイドの語りが感情が篭ってない機械的な喋り方になってるのが良い演出だし声をあてる佐藤健輔さん上手いなあと感心。

感情が篭らないようにしたのは、自分もシトロンに作ってもらった発明の一つとしてその役目を果たしきるためにあえて冷たい機械を演じてシトロンの躊躇いを払拭したかったんだろうなと。
人とポケモンの為にあるのが発明。今多くの人とポケモンたちを救えるのはシトロイドしかいないのなら自分が消える事になってもシトロンの発明として務めを果たしたかったんだろうな。


Photo

カメラが揺れたり視界が涙でぼやける演出がシトロンの葛藤を良く表してるもんだから見てるほうも涙腺が緩みましたよ。

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そしてボロボロになって動かなくなったシトロイド。
シトロイドはロボットだけど一つの命が消えてしまったと見てよいシーンだと思います。


シトロイドはもしかしたらバックアップで復活する展開とかあるかもしれませんが、この回を見る限りでは還らない命として描いてると見てよいと思います。
ユリーカの思いが通じて元に戻ったプニちゃんとシステムから解放されたZ2と還ってくる者がいる一方で2度と戻らない存在としてシトロイドがいる。
綺麗な事都合の良い事だけじゃなくて犠牲もある。悲しいけどそれを描いたアニポケスタッフ、よくやってくれたなと思います。

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