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2016年8月 4日 (木)

カクレンジャー21・22話感想

21話
「サルマネ必殺技」
脚本 曽田博久
監督 東條昭平

霞流を名乗る忍術道場を盛り立てるためにカクレンジャーが協力するという話。
ビラを配ったり拡声器で宣伝したりと忍術とはかけ離れたことをやってるのが笑えてしまう。

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そしてEDテーマが流れて踊り始めるという流れがまた可笑しくて。

しかしまずは注目を集めて人が大勢いるところでようやく本格的な忍術を見せるというのはなかなか上手いやり方だなあと感心。
クレープ屋を続けながら旅をしてるカクレンジャーだから商売のノウハウが宣伝にも活かされたのかなあと考えてみたり。
踊ってる姿は笑っちゃったけどやってることは理に適っていたんじゃないでしょうか。


忍装束の姿で個々の必殺技やカクレンジャーボールを披露。
変身してなくてもカッコよかったです。

それとジライヤが隠流・流れ星を初披露。個人の必殺技では一番披露が遅かったんですよね。


忍術を馬鹿にしていたサッカー少年達も道場に弟子入りを志願するようになって一軒落着。
かと思ったらサルガミとドロドロに襲撃され、先ほど披露した必殺技を真似されて大ピンチという展開に。

そのカラクリは、道場のことはサルガミたちの芝居でカクレンジャーの技をコピーするために仕組まれたことだった。
病弱な母がいるとか忍術を馬鹿にする少年まで用意して可哀そうな人を演じきったんだから徹底してるなあ。
ジュニアがアカデミー賞ものだと言うのも納得の名演技でした。

その秘密を知るために道場に潜入したジライヤが鼠の鳴き声で誤魔化したのはベタすぎてサルガミの名演技とのギャップに吹いてしまった。


騙されたら騙し返す。
今度はカクレンジャーがサルガミをおだててニューカクレンジャーボールを完成させるという名目で新技の特訓に付き合わせる。
サルガミや様子を見てるジュニアからすれば自分たちの正体も知らずに新技を教えてくれるカクレンジャーが哀れに見えるが、視聴者からすれば既に正体を知ってるカクレンジャーの策に乗せられてるサルガミたちの方が滑稽に見えるというギャップが面白い。


Photo


2

カクレンジャーに乗せられて人の姿と妖怪の姿で2回もカズダンスをするサルガミ。
絵面もシュールだし騙されてることに気付いてないということがさらに笑いを誘います。

サルガミが勝利を確信した6回目のシュートを蹴り返して一泡吹かせる。
前半でカクレンジャーが悔しい思いをした分スカッとする展開でした。


ロボ戦では獣将ファイターが活躍。
挿入歌「必殺ファイタークラッシュ!!」が戦いを盛り上げてくれます。
でもこの曲今回限りの使用なんですよね。もったいない。

3

トドメは久々のファイタークラッシュ、しかもバトルロウガンVerという貴重なシーンでした。


サルガミは去るのみ。断末魔でも笑わせてくれてありがとうサルガミ。

最後はカクレンジャーと子供たちが遊ぶ微笑ましい光景でした。
ヒーローと子供が一緒のシーンってなんか和みます。


サルガミを騙すためにでっちあげたニューカクレンジャーボールですが、元ネタのゴレンジャーストームが途中からニューパワー作戦へとパワーアップしたからそれに倣ったんでしょうか。
さらにゴレンジャーストームの強化形であるゴレンジャーハリケーンが敵に真似される話もありましたね。
牛靴仮面が出てくるゴレンジャー61話の出来事で、その回の脚本が今回と同じく曽田さんでした。
今回は元ネタに関わった曽田さん直々のセルフオマージュだったのかなと思いました。


サルガミが踊ることになったカズダンスですがサッカー選手の三浦知良さんが発祥のダンスですね。
当時はJリーグが発足したばかりでサッカーの話題も多かったみたいなのでそれに肖ったんでしょうね。
前作のダイレンジャーでもサッカーネタの回があって、それも流行に乗っかったエピソードでした。

さらにジライヤが言っていた「それがあなたのいいト・コ・ロ」も当時放送されてたサントリーのCMが元ネタらしいです。
流行に敏感な東映特撮らしいシーンでした。


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サルガミの人間態と声を演じるのは現在も活躍されてる名俳優・大杉漣さん。
今春公開の仮面ライダー1号の地獄大使も記憶に新しいです。
色んなドラマや映画に出てて地獄大使もやってた人が昔はカズダンスを踊らされてたって思うと何とも不思議な気分です。



22話
「笑って頂きます」
脚本 曽田博久
監督 東條昭平

買出しに出ているセイカイ。20話ではサスケが買い出ししてたので当番制でやってるんだろうなと推測。
僅かな描写だけど彼らの生活が垣間見れるのが良いです。


ソーラーカーの研究をしている麻衣子とその助手の少年達に出会い手伝いをすることにしたセイカイ。
どう見ても女性目当てです。講釈師にまで悪い癖が出たと言われる始末です。

その頃町では謎のガスによって人々が笑い出し大変なことに。
他の4人は既に動き出しててエンラエンラの正体を早速暴き出しています。
何気にシャーク号に乗ってるの久々でした。


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いつもなら講釈師が妖怪解説をするところが、エンラエンラのガスに講釈師もやられてしまいエンラエンラ自身が自分を解説するという奇妙な展開。
講釈師もただ妖怪解説するだけじゃなくてこのように遊びも入れてて面白いのに次週配信分で退場になっちゃうのが本当に残念です。


セイカイが協力してるソーラーカー研究が排気ガスが大好きなエンラエンラの怒りを買い麻衣子と少年達も巻き込まれてしまう展開に。
排気ガスが好きな妖怪にエコの代名詞とも言えるソーラーカーを絡めたのは当時のスタッフなりの公害批判だったのかなあと思ったり。
それと排気ガスの出ない夢の車(本当はネコマルが自走してただけですが)は何気に2年後のカーレンジャーの車を先取りしてますね。


エンラエンラの攻撃で傷ついたセイカイだが怪我を押して再び戦いに向かう。
それを引き止めようとする麻衣子とのやりとりで何故かBGMが演歌になってて真面目なシーンのはずなのに笑えてしまう。
その後に腕の怪我の痛みに耐え切れなかったセイカイのリアクションにも笑えてしまうし、サブタイトル通り笑わせる気満々ですね今回。

笑ってしまいましたがここでセイカイが言った発明の心を忘れないでという言葉がきっかけになり、体がガスになってて攻撃が効かないエンラエンラを掃除機で吸い込むという大胆な作戦へと展開していきます。

ヒーローの力だけでどうにもならない強敵に一般の人々の知恵と勇気を借りて立ち向かうというのはなかなかアツい展開。

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なんですけど、やっぱり掃除機を構えるヒーローって変な画なのでまた笑ってしまった。
ちなみに翌年のオーレンジャーでも掃除機使うシーンがあります。


掃除機作戦が成功したかと思ったがエンラエンラは巨大化して再び暴れだし、無敵将軍すら歯が立たない状況。

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無敵将軍までガスの効果で笑って泣いていうるというまたまた変な絵面。
でも合体が解除されてしまうという大ピンチだし無敵将軍の初めての敗北になるんですよね。
大ピンチなのに画はギャグって凄い回だな本当に。


失敗は成功のもと。
今回の締めで講釈師が言うように今度は凍らせる作戦を思いつき新たは発明を用意する と少年達。
そんなすぐに新しい発明が出来るのかと突っ込みは置いといて、今度こそ作戦は上手くいき凍ったエンラエンラを獣将ファイターで倒すことに成功。

 

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トドメは獣将ファイター版のカクレンジャーボールでした。
ヒーローと巨大ロボが同じ必殺技を使うというのがヒーローとロボが一体になっていると感じられて良いですね。


ガスの効果で笑わせられる人たちがいて、演出でも笑いを堪えきれないシーンがあって、タイトルに偽りなしの回でした。
しかし無敵将軍が負けてカクレンジャーの力だけでは勝てなかったというのは、次回以降の苦しい展開の前振りだったのかなあと思います。

今回エンラエラの声をあてた神山卓三さんは前作ダイレンジャーでゴーマ3バカ・墓石社長の声もやってました。
ヒーローのOBだけじゃなく記憶に残る怪人の声をやってた方も出演してくれるのが本当に嬉しいですね。

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コメント

当時は前年にJリーグが開幕しサッカー人気も上がってたので
こういうネタもやるようになったということでしょうね
それとサルガミは騙す事は出来ても、騙しを見破るのは
苦手だったということですかね

投稿: kivaxtuto | 2016年8月 4日 (木) 13時35分

それと次回以降から暫くはカクレンジャーの大ピンチと
新ロボの販促が続きますが
やっぱ新ロボ登場はそれまでのロボでの
完全敗北や絶体絶命のピンチの時に限ると思っています
(批評する形になりますがそうじゃないパターンもあるので)
今回話題に出ていたカーレンジャーも絶賛配信中のニコ動でも
もうすぐ完全敗北→新ロボ登場での大逆転の話が配信されますね

投稿: kivaxtuto | 2016年8月 4日 (木) 17時53分

コメント返信:kivaxtutoさん

JリーグのことやCMネタは当時子供だった自分は全然関知してなかったので配信で見直すようになってから知りました。
カクレンジャーに限らず流行をすぐ取り入れるフットワークの軽さは本当に凄いと思いますね。


サルガミは騙すのが自分の本分で自分が騙されるとは微塵も思ってなかったのかもしれませんね。
騙した奴は騙されるというサイゾウの言葉はその驕りへの痛烈なカウンターだったと思います。


1号ロボの敗北の絶対絶命のピンチから新ロボ登場による安心と興奮はフラッシュマンから続く伝統ですね。
カーレンジャーもシュールな展開がよく注目されますがその伝統を引き継いだ熱い展開ができる王道を往く戦隊でもありますね。
やっぱりピンチからの逆転というのは燃えますしカクレンジャーの今後のエピソードもそこは外さないのが好きですね。

投稿: んがよぺ | 2016年8月 5日 (金) 10時30分

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