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2016年8月 6日 (土)

ジュウオウジャー・ゴースト劇場版感想

スーパー戦隊と仮面ライダーの2本立て劇場版の季節が今年もやってきました。
今年は戦隊40作記念、ライダー45周年記念というアニバーサリーの作品となりました。

それでは感想を。

まず映画本編の前にライダー45周年と戦隊40作目の記念を紹介する映像から。
これまでの映画作品、199ヒーローやライダー大戦等々、見覚えのある映像が映されて早速テンションあがりました。
色々やってたなあと思って懐かしむのと同時に、あれだけ盛り上がったアニバーサリーがもう5年も前のことなんだと思うと時間の流れがあっという間で驚いてもいます。


-劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!-

いきなりキューブコンドルとジュウオウキングの戦いから始まってびっくり。
キューブ5体を重ねたジュウオウキングの変わった姿にも驚いてたらエレファンとタイガーが奪われてコンドルワイルドに合体しそれに圧倒されるという急展開でまたまた驚き。

川に落ちた大和を操が釣り上げて事に至る経緯が説明され、何も知らなかった操は自分が悪いと落ちこむ。
勝手に落ちこむ面倒くささは今作も変わらずで安心した。
追加戦士の初登場の回と劇場版の撮影は大体同じ時期だそうなので、テレビと劇場版でキャラの描写に食い違いが起きないか気になってたんですけど変わってなくてよかったです。
操の出番が少ないのは仕方ないとして、宇宙船を引きずるという凄いことをやってのけたので印象は強く残りました。


今作の悪役ドミドルはサーカスが好きで星をサーカスの道具にしてしまいジニスからはメーバのメダルを盗んでいたというとんでもない奴。
サーカスの邪魔になるから地球を壊そうとするというのはカーレンジャーで似たような理由を持ってたエグゾスを思い出す。どちらもやってることは大迷惑ですが。

ドミドルはサーカス会場から大人たちを追い出し残った子供達を泣かせて破壊エネルギーを作ろうという外道でもありました。
子供を泣かせて利用するというベタな展開ですがそういう悪がいる方がヒーローが活躍する姿も映えてくるというものです。
その後のジュウオウジャーの活躍が本当にかっこよかった。


捕まった4人は子供たちを励まそうと行動し大和は単身宇宙船へ突入する。
大和が突入してからすぐに逆転するのではなく、生身でドミドルに喰らい付き王者の資格を取り返す展開にしたのが良かった。
涙を利用されてたペルルや子供たちが泣くのをやめて一生懸命に5人を応援し、それに答えて5人は奮起して生身で立ち向かう。
そして子供達と一緒に「この星をなめるなよ」と叫んでから変身。
もう熱すぎるしカッコよすぎるでしょこの展開。
ベタだけど大好きよこういうの。


子供達を助けた後のアクションシーンもまたカッコいい。
サーカスの演目を取り入れたアクションも決まってて見応えありました。

ロボ戦でも苦戦から子供たちの声援で逆転という流れが。
さらに正気に戻ったキューブコンドルの幻を見せる力がジューランドの光景を映し出しそれも力になってくれた。
キューブコンドルが見せてるのは幻だからジューランドの光景は本当は何も力はないはずなんだけど、幻でも故郷への思いを想起させることでそれが力になったんじゃないかなと思った。
子供たちの声援だってそれ自体は何の力もなくてもそこにある思いがヒーローを支えてくれる。
思いが力になるということを描いてる映画だったのかなあと考えました。


開放された多くの子供たちが親の元へ走っていくシーンはちょっと泣けてきました。
家族の元へ帰るというのはテレビでも描かれてるテーマだけに劇場版のスケールで改めて見せられると涙腺に響きます。
ドミドルが散々子供を泣かせたこともその悪夢が終わって帰れた時の安心感を大きくしていますね。

それを見つめる大和はどんな思いだったのかなと気になりました。
テレビのほうで家族のことで何かあると匂わせているので内心複雑な思いがあったんじゃないかなと考えてみたり。
テレビでちょうどそのことに踏み込もうとしてる時期に劇場版のこのシーンだからよく考えて作られてるなあと感心する。


EDのダンスは人数が多いだけあって壮観でしたね。
監督のインタビューによれば集まったエキストラの人たちの飲み込みが早くてNGもほとんどなかったんだとか。
映像も凄いけどその裏話にも驚きます。多くの人たちの力で素晴らしい映像が出来上がるって素敵じゃないですか。


今作は戦隊40作目の記念として歴代39戦隊にまつわる物があちこちに映っていたそうで。

自分が気付けたのは

・ワイルドトウサイキングが振り向いた時に映ったビルの看板にゴレンジャーのスナックゴンの名前が

サーカス団の物と思われる小道具の中に
・バトルフィーバーJのペンタフォース
・デンジマンのデンジスティック
・ゴーグルファイブのゴーグルクラブ
・ダイレンジャーの大輪剣
・カクレンジャーのカクレンジャーボール

・操の使ってたキャンプ道具の中にボウケンジャーのプレシャスケース

・真理夫おじさんの家のテーブルに置いてあった芋羊羹はカーレンジャーの芋長の芋羊羹

・EDにトッキュウジャーのチケット君

自信は無いですがEDでサーカスの小道具が飛び交ってる中にサンバルカンのバルカンボールがあったような?

気付けたのはこれだけですね。全然少ない。
これは何回も見て探さないとですね。


-劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間-


カノンの誕生日パーティーで皆が食事をしてるシーンから始まります。

誕生日を祝うことと食事を取るということ、人が生きていることを象徴するシーンでタケルはその輪の中に入れないというのが早速切なさを表しています。

パーティーを楽しんでるところへネクロム軍団とダークゴーストの襲撃。
テレビではほとんどやってない夜のシーンのアクションだったので印象的でカッコよかったです。


英雄アイコンを奪われタケルは偉人たちが住む英雄村へ迷い込む。
まずタケルが最初に会う偉人が武蔵なのはテレビシリーズを踏襲しててよいですね。

偉人たちが自由にそれぞれの得意分野を活かしている様子が見られる英雄村。
賑やかで楽しそうだが、タケルにとっては一緒に戦った偉人たちが自分のことを覚えてなくてさっきのパーティーと同じくまた一人だけ疎外感を持つことになってるように見えて辛い。

アルゴスとその配下たちが村を襲って次々と偉人達をアイコンへ変えていってしまう。
偉人達を守りきれずさらに一部のアイコンはダークネクロムたちが使って敵になってしまうんだからタケルにとってはさらに辛い状況でした。
襲われた村の惨状も相まってかなり苦しい展開でしたね。


ダークゴースト・アルゴスは偉人の力を使い全ての人間をゴーストにしてしまうという。
タケルがそれに言い返せなかったのは皆が自分と同じになることにどこか安心してしまったんじゃないだろうか。
皆がゴーストになれば疎外感も自分が人でなくなった苦しみも感じずに済むから。
アルゴスはタケルが心のどこかで思ってた事を形にしようとするタケルの影とも言える存在だったのかなあと思った。


アルゴスの計画を知ったアランは肉体があるから生きてることの素晴らしさを知ったと答える。
命を何とも思ってなかったこともあったアランが実の兄に向かって堂々とそう言い切れる様になったんだから本当に成長したなあと感慨深くなります。


マコトは父・大悟と再会。
アルゴスの計画の要であるダーウィンも共に居て、カノンと引き換えに彼を差し出すことを巡ってマコトと大悟が対決。
大悟・ゼロスペクターがもっとマコトを圧倒するのかと思ってたんですがディープスペクターの力で割りとあっさり決着がついちゃったなあ。
大悟はその力に驚いていたけど、力を制御できてるマコトが誇らしく思えてたのではないかな。
大悟も龍と同じく子を想う父親でマコトとカノンを巻き込みたくなくて姿をくらましたようたが、遠ざけてた子供が自分を超えていたのは想定外でも嬉しかったんじゃないだろうか。

マコトはテレビシリーズ前半くらいまでは自分一人で色々抱えてタケルには肝心なことをなかなか話してくれなかったが、大悟が大事なことを言わずにずっと一人で戦い続けてたんだとするとその性格は親譲りだったんだなあと思う。
深海親子のことはもうちょっと尺を割いて見せて欲しかったが、マコトも知らずの内に父と同じ道を進んでいたこと、別れ際にやっと父の思いを知って和解出来て良かったです。


アルゴスの計画を阻止するために残された僅かな偉人達と共に城へ向かう。
テレビシリーズでも偉人たちは共に戦う仲間として描かれたけど、アイコンやゴーストの姿ではなく人の姿でタケルと並び立つと仲間だということがより実感できて良かったです。
眼魔コマンドたちを相手にした立ち回りもカッコよかった。

ゴーストvsダークゴースト戦ではアイコンを次々入れ替えてゴーストチェンジの応酬も見応えあって良かった。
こういうところで派手に見せてくれると劇場版ならではだなあと思います。


奮闘もむなしく全てのアイコンがアルゴスの手に渡り究極のアイコンが作られてしまう。
その器となったのはテレビシリーズでも謎になってたタケルの体で、計画を止めるにはその体を自らの手で消さなくてはならない。
冒頭でアカリと指切りをして蘇る約束をしたのにその約束を破る決断をしなくてはいけないんだから本当にキツイなあ。
アカリの制止を振り切ってムゲン魂へ変身するシーンがまた切なかったです。


究極のアイコンでアルゴスが変身したエクストリーマーに苦戦するタケル。
地球に危機が迫る中、全ての人がゴーストになることをここで否定する。
皆と一緒にご飯を食べる。小さなことだけどそれがどんなに喜ばしいことかタケルは知っている。
タケルは心のどこかでアルゴスの主張に安心していたのかもしれないが、小さくても大事な喜びの為にそれを否定、自分の影を振り切っているのが良かったなあと。

テレビシリーズでも今作の冒頭でも描かれた一緒にご飯を食べるということがここで改めて強調されて、その喜びがアカリたちや捕らえられた偉人たちの心にも伝わりアルゴスを倒す力になる。
小さいけど大事な願いがを力となって逆転するというのが良かったですね。


アルゴスと共に自分の肉体を消したタケルは4度目のアカリたちとの別れとなった。
「さよならオレ」のキャッチコピーは自分の肉体を自ら消すことにかかっていたことに驚いた。

まだテレビシリーズ残ってくるからどうにかしてタケルは戻ってくるだろうとは思ってたし実際戻ってきたんですが、現れたのが灯篭流しがされてる時でアカリから求められた2度目の指切りを返すことなく終わっているので何とも不穏な結末だったなあと。
肉体が消滅した以上、偉人達と同じく心や魂が呼び出されることはあっても生きてる人間として帰ってくることはもうあり得ないんじゃないだろうか。

一緒にご飯を食べるという願いだけでも叶えられるのかそれすらも叶わないのか。
どうなるかはテレビシリーズの結末を見届けるしかないんだけど、生き返らせる結末とは違うものを見たいかなあと個人的には思います。


テレビシリーズではゴーストやアイコンだった偉人たちが多くのキャストが個性的に演じてくれたのも今作の見所でした。
東映特撮OBの唐橋さんや平田さんの出演は嬉しかったし、主題歌を担当する氣志團まで偉人役だったのにはびっくり。

ライダーの劇場版は初めてになる諸田監督ですが、やっぱり得意の水落ちは健在。
深海親子の対決は思いっきり水被ってたし決戦前夜にどういうわけかアランが川に足を入れているし。


昨年から復活した新ライダーの先行登場。
出てくるタイミングが全然読めなかったのでいきなりコインが現れたときはびっくりしましたよ。
ゲームがモチーフのエグゼイド。デザインもびっくりでしたが演出が本当にゲームそのものでまたびっくり。
それと演者まだ不明ですがアフレコは結構上手かったように思えました。
続報と10月からの放送が楽しみですね。



スタッフやキャストの皆様、今年も楽しい時間をありがとうございました。
毎年ヒーローの活躍を大スクリーンで楽しめること、本当にありがたいと思います。
5年前のアニバーサリーは東日本大震災が重なり苦しい時だったので2大ヒーローに元気を貰いました。
それから毎年シリーズは休むことなく続き、こうして新たなアニバーサリーを迎えてまた元気を貰えてることが本当に嬉しいです。

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コメント

ドミドルが地球を破壊したかった目的は
カーレンジャーのラスボス・エグゾスの
大宇宙ハイウェイ計画をれ思い出しました

操に事情を話したことで操が協力して子供達を助ける展開に
繋がりましたが大人の事情もあって出番が少ないため
ギリギリまで大和が1人で頑張り効率悪くないかと思いました

英雄達がいなくなってしまったために
闘魂ブースト単体で戦う場面が多めでしたね
本編で1度は英雄達が役目は終わったと判断する
(つまり滅多に使えないとかのリスクがある訳ではない)
ムゲンの出番は終盤まで引っ張りましたが

タケルが自分が生き返る願いを果たすためには
タケルの性格上、自分で願うのではなく
他者が願わないと果たせない気はしてきます

投稿: kivaxtuto | 2016年8月 7日 (日) 06時52分

コメント返信:kivaxtutoさん

エグゾスの計画は歴代ラスボスの中でも異端ですよね。
地球が狙われてるのは変わりないので迷惑極まりないですが。

操はトウサイジュウオーで大和の突入を援護するとかもう少し出番あってもよかったかもですね。その方が効率が悪いと感じなかったかも。


昨年のドライブはタイプスペシャルという最終フォーム以上の目玉があってラストバトルを盛り上げましたが今作はそういうものを用意できないのでムゲン魂を終盤まで引っ張るしか無かったのかなと邪推。
それと自分の体を消すためにタケル自身の中から生まれたムゲンの力を使うというのが、自分で自分に決着をつけるということを強調してたのかなと。

周りの人がタケルの復活を願ってもそれがグレートアイに届くのかどうか。
何にしても不安は拭えないですね。

投稿: んがよぺ | 2016年8月 7日 (日) 23時03分

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