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2016年7月29日 (金)

アニポケXY感想・ライバル決戦! サトシゲッコウガVSメガジュカイン!!

XYZ35話
「ライバル決戦! サトシゲッコウガVSメガジュカイン!!」
脚本:面出明美
コンテ:志村錠児
演出:浅利藤彰
作画監督:大橋藍人 志村泉


-セレナの思いは-

先にサトシが3勝した時点で胸をなでおろすセレナ。
前回はショータにペースを掴まれてる状態でもそれでもサトシは負けないと言っていたが、やはり不安はあったんだろうとうかがえる。
サトシらしい閃きで流れが変わったことでひとまず落ち着けたといったところでしょうか。

後半戦もギリギリの戦いは続いてて、メガジュカインの猛攻にまた不安の表情を隠せないがそれでもサトシなら諦めないと言う。

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そしてサトシの勝利が宣言された後の涙を流しそうなくらいの安堵の表情。
観客の中で誰よりもサトシの勝利を喜びサトシを思っている事がうかがえる表情でした。


-勝負を分けたもの-

ギルガルドに木を切り倒させてピカチュウのスピードを封じる手に出たショータ。キングシールドの防御もあり自分のペースにサトシを飲み込んでいたが。
だがサトシは木の破片を使ってキングシールドを封じる手を思いつき見事に成功させてしまう。

その閃きにも実行しようという決断にもショータは驚いているが、サトシはピカチュウなら出来ると全く疑ってなかった。
サトシを徹底分析して対策してたつもりが、ポケモンとの信頼というサトシの一番の強さを見せつけられる形になった。

徹底した対策が理屈を超えた強さで覆される。
バトルはまだ前半戦だったがここで勝負は大方決まっていたのかもしれない。


後半もサトシのポケモンそれぞれへの対策は徹底しててショータの戦略はよく練られているのが分かり、これでサトシとショータのトレーナーとしての経験が同じレベルだったらショータが勝っていたかもしれない。
でもサトシは長い時間の中でポケモンたちの信頼という最大の強さを磨き続けた。
その積み上げた時間の長さと磨かれた強さには練られた戦略でも覆せなかったということなのかも。

最後のゲッコウガvsジュカイン戦ではサトシとポケモンがいる限り皆の力はもっと強くなるとシトロンが語る。
まさにその力がピカチュウと共に成したギルガルド攻略から表れ始めてそれが最後まで発揮されたということなのかも。


-追いついて追いつかれて-

バトルの後半戦はオンバーンvsボーマンダ、ヌメルゴンvsペロリーム戦がそれぞれダブルKOという結果に。
シナリオや尺の都合でこのような結果になったのだとは思いますが、力の入った作画と演出に技の応酬で緊迫感を持って見ていられました。
簡単には倒れないし勝たせないという意地があったというか、とにかく強い気持ちはあるなと感じられる攻防でした。


オンバーンが煙の中で攻撃してきたことをペロリームでやり返すという展開も良かったです。
サトシはやり返されたのに笑っていて、ショータも一瞬笑みを見せる。

僅かな時間の中で自分に追いついてくるショータにサトシは喜んでいて、ショータはサトシに追いつけることに喜んでいるように思えた。
追いかけてくるショータをサトシは全力で迎えて、ショータはサトシを追い抜いてやろうという気迫で立ち向かう。
このバトルこそ2人が望んだこと、2人が今心の底から充足感をもって戦えてることがうかがえるようでした。


-全てをかけて-

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ショータに追いつかれるのが怖かったとかつての胸の内が明らかになり、だからこそもう一度自分を見つけられたというサトシ。
全力のサトシゲッコウガでショータを迎え撃つ。

そしてショータもメガシンカでジュカインと共に自分の全てをぶつけてくる。
ティエルノ戦とはキーストーンの取り出し方が違う、メモ帳からキーストーンを外しているのが全てをかけて戦うということを表してるように思えました。


サトシに憧れて追いかけて急成長したショータとショータに追いかけられて一度挫折し復活してさらに強くなったサトシ。
新人とベテラン、力の差があった2人が互いに影響しあってそれぞれに成長をもたらし今ここでライバルとして全力をぶつけ合って戦っている。

OPのゲッタバンバンで初めてショータの姿を見た時はサトシの後を追いかけるキャラだというのは分かっていましたが、ここまでサトシにとって大きな存在になるとも予想はできなかったし一度サトシに勝つことなんて微塵も思いませんでした。
そしてサトシにとってもショータに負けることが今シリーズ最大の挫折になることだって考えが及ばなかった。
予想もしなかったことが起きて、そしてそれが2人に良い変化と影響をもたらすことになるなんて本当に感慨深いです。


結果はサトシの勝利となったが負けたショータに悔し涙はなかった。
サトシは全ての力をぶつけショータはそれを受け止めた。
それが出来た事が、全力で戦えたことの嬉しさが悔しさを上回ったのかなと考える。

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いつかまたバトルすることを約束し笑顔で握手をする。
準決勝までは負けた者たちの悔しさを映し出し苦味もあったバトルでしたが、ここでは後味がスッキリしているのもまた良いですね。
ライバル対決の決着としてもリーグ戦としても見ごたえがありすぎる素晴らしいバトルでした。


-おまけにもジュカイン尽くし-

負けてはしまいましたが超作画でジュカインの活躍が見れたのも個人的には嬉しかったです。
そしてCパートはメガジュカイン特集。
これまでの活躍シーンがまとめられててジュカイン好きな自分としてはたまらない映像でした。

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そして尻尾でメガジュカインを当てるという可愛いクイズも。
ピカチュウが10万ボルトでメガジュカインの尻尾に電撃を当てて、今回のバトルでは使われなかったひらいしんの特性をこのコーナーで見せるという補完も嬉しかった。


-メガシンカしたバトルシーン-

最後に今回のバトルシーンの一部を。

 

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ただ一言、凄すぎます。

今回のバトルが凄いのはもちろんですが、これまでのサトシとショータのバトルの積み重ねがあってこその盛り上がりだとも思います。
ここまで物語を繋いできて最後に最高の演出で締めてくれたアニポケスタッフにはただただ感謝するばかりです。
本当にありがとうございました。

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コメント

浮いてるから足場に影響がないとか
見えなくても超音波や嗅覚で位置がわかるとか
特徴を活かしてましたね

サトシゲッコウガは疲労した様子は描かれましたが
同時にまだ余力があったようにも描かれました
アランとのバトルではもっと追いつめられるのですかね~

投稿: kivaxtuto | 2016年7月29日 (金) 15時18分

それと昔はデデンネ相手でも怖がってたほど
フェアリーへの苦手だったヌメルゴン(ヌメイル)が
フェアリーへ臆することなく立ち向かってたのも成長ですか

投稿: kivaxtuto | 2016年7月29日 (金) 15時21分

コメント返信:kivaxtutoさん

技や特性の効果を活かす演出も好きですが、ポケモン自身の特徴が活かされる演出はアニメならではでこれも良かったです。

サトシゲッコウガに余力があるように見えたのは徐々に強くなっている表れと見て良いんでしょうね。
アランがその余力を残さないほど強かったら今回以上に凄いバトルになりそうです。

かつての怖がりはどこへやら。ヌメルゴンは本当に強くなりましたよね。

投稿: んがよぺ | 2016年7月29日 (金) 18時46分

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