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2016年7月23日 (土)

アニポケXY感想・準決勝フルバトル! サトシ対ショータ!!

XYZ34話
「準決勝フルバトル! サトシ対ショータ!!」
脚本:面出明美
コンテ:飯島正勝
演出:前園文夫
作画監督:篠原隆

-メガシンカ対決再び-

準決勝アランvsルイのバトルからスタート。
最強メガシンカで戦った2人が再びとは特別編とのリンクが嬉しい。

ルイはアランに負けてから修行を重ねたという。
負けたキャラにもドラマがあったことを僅かでも見せてくれるのは良いですね。

だが試合結果はポケモン6体を全部見せることなくアランの圧勝。
鍛えたはずのガブリアスも特別編と同じようにリザードンに負ける。
どんなドラマがあっても、どんな思いを持って戦っても力の差が埋まるわけではないという厳しい現実。

トライポカロンや2話前のタケルもそうだけど厳しい現実を容赦なく見せてくるのは変わらず。
特別編に出てきたキャラだって例外は無く負ける時は負けると描いているのがアニポケらしいなと思いました。


余談ですが、ルイの声を当ててるのはポケモン映画ではお馴染みの山寺さん。
最強メガシンカを除けはアニポケ本編への出演って無印以来になるのかな。
相当久しぶりの出演なのにOP前の僅か数分で出番終了ってもったいないような。


-先陣を切る森のチャンピオン-

サトシがフルバトルの先発に選んだのはルチャブル。セレナが作ってくれた衣装を纏い気合は十分。
バトルフィールドが森になってたのが彼が住んでた故郷を思い出させる。
森のチャンピオンと呼ばれてた彼の出自を大事にしてくれてる演出が粋ですねえ。

しかし気合を入れて望んだルチャブルだがケッキングのカウンターを受けて撃沈。
与えたダメージは無駄になってなかったが良いところは見せられなかった。
上記のルイと同じようにどんな思いを持っていても負ける時は負けるのはこちらでも変わらず。
主人公のポケモンだからって簡単には勝たせてくれません。厳しいなあアニポケは。


負けたのは残念だったが、セレナがルチャブルの気持ちを察して衣装を用意してくれたのは良かったな。
ルチャブルとしても自分が前に出て気持ちを盛り上げてサトシの勝利に貢献したいという思いがあって衣装を準備したのかな。
良い結果にはならなくても、勝ちたいという気持ちを支えてくれる仲間がいるというのは素敵なことです。


-他人事じゃないロケット団-

前回に続き文句を言いながらもパキラの仕事を手伝い続けるロケット団。
文句言いながらも頑張ってる、そういうところ好きだなあ。

サトシの試合を見ながらショータに押され気味と分かると負けるのが面白くなさそうにぼやく。
長年の腐れ縁だけどずっとサトシを見てきたんだからね。ここまで勝ち上がってきたのに負けてしまったらやっぱり面白くないんでしょう。
強いピカチュウこそゲットし甲斐があると思って追い続けてきたんだから彼らにとってもサトシとピカチュウの勝利は他人事じゃないんだなあと思った。


-憧れから始まって-

あえて動かないケッキングでルチャブルにカウンターを狙ったり、ブロスターはファイアローの動きを鈍らせ隙を突いたりと、ティエルノ戦のように相手のリズムを崩す戦略が徹底しているショータ。
ずっと目標に掲げていて分析をしていたサトシが相手だけにその対策も凄まじい。

1戦毎に自分の戦略を説明するのは、自分がサトシ相手に互角に戦えてることの嬉しさやここまで成長した自分を認めてほしい気持ちの表れなんだろうか。
サトシもそのショータの力を侮ることなく素直に認めてるように見える。

サトシの戦い方を真似る部分もあれば対抗策を準備する徹底さといい、サトシへの憧れから始まってショータがここまでできるようになったこと、本当に凄いとしか言い様がない。


-誰にも真似できない-

ショータに押され気味の状況でもセレナはサトシの勝利を信じ、今のサトシは誰にも真似できないと言う。
悩み苦しんでそれを乗り越えてサトシゲッコウガという新しい力をものにしたサトシをセレナは見てきた。
それ以前にもサトシがどんな時でも諦めない姿をずっと見てきている。
戦い方やそのデータを吸収することは出来てもそれだけがサトシの全てではない。
それを知っているからこそ勝利を信じていられるんだろうな。

またセレナもサトシに憧れ、サトシの諦めない姿勢に倣いながらもまだサトシには追いつけなくて彼の凄さに驚かされてばかりだからこそ真似できないという言葉が出てくるのかなと思った。


-寂しい戦い-

サトシとショータが互いを認め合いながら戦いそれを見守る人もサトシを思っている様子が描かれるのに対し、冒頭のバトルであっさり決着をつけてしまったアランにはプラターヌ博士が心配する様子しか描かれていない。
尺の都合もあるんでしょうが、サトシに向けられる視線とアランに向けられる視線は意図して描き分けてるのかなと思いました。

多くの仲間とライバルがいて切磋琢磨しながら強くなっていくサトシと、ただ一人黙々と戦い続けて相手をあっさり倒していくアラン。
色んな人の色んな思いが交錯しながら戦っているサトシのバトルの方が見てる人の心に残るもので、淡々と相手を倒してしまうアランのバトルは強さは表れてても心に響くものではないように思えてしまう。

多くの人が見守るサトシと仲間を持たないアランの違いが、バトルの印象にも表れている。
そんなふうに思えてしまいました。


次回はサトシvsショータのライバルバトル決戦。
凄まじいバトルシーンが見られそうで期待が高まります。

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コメント

倒してるポケモンは同じですが
ペースを掴んでるのは研究しつくしている
ショータということですか

ギルガルドを攻略して流れを変えるのか気になる所です

投稿: kivaxtuto | 2016年7月23日 (土) 15時34分

コメント返信:kivaxtutoさん

サトシのリズムを崩されてますから苦しい状況にあるんだと思います。
ギルガルドはティエルノ戦で戦い方を見てるので突破口になるとすればそこですかね。

投稿: んがよぺ | 2016年7月24日 (日) 00時21分

ついに始まったライバル最終決戦前編!
サトシに憧れ努力し、急成長を遂げたショータとショータの出会いで様々なことを経験し挫折も味わい、そこを乗り越え一回りも強くなったサトシ!その2人の想いが大舞台で激突は本当に熱い!
戦略のショータ、閃きのサトシ!2人のそれぞれの特徴を活かした素晴らしいバトル展開でした

特にピカチュウ対ブロスター戦はシンオウリーグのシンジ戦を彷彿とさせる展開が印象的でした。サトシが一歩上というところ魅せた場面だったと思います。
決勝戦の予告を公式サイトで観たんですが、素晴らしいです!
特にみんなもポケモンゲットだぜ!のセリフは松本梨香さんの熱い想い、20年でついに決勝戦までたどり着いたという表れた考え深いセリフでした

投稿: リザードン大好き! | 2016年8月 5日 (金) 18時54分

コメント返信:リザードン大好き!さん

ショータとの決戦がここまで熱くなるとは本当に想像してなかったので驚くばかりです。
でもこれまでのことを考えればこの熱さと盛り上がりも納得の素晴らしいバトルでした。

アイアンテールを止められるのはシンジ戦が発祥でよいんでしょうね。自分もそれが頭に浮かびました。
止められても反撃に転じられたのはその経験があったからだと思えますし、そう考えるとサトシがショータを一歩リードしたのも納得です。

お決まりの台詞でも熱い思いを感じられるのは、梨香さんの思いはもちろん役者としての力もあってこそ表現できるものなんだろうなと思います。

投稿: んがよぺ | 2016年8月 5日 (金) 22時39分

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