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2016年7月14日 (木)

フーパの感想もう一度

今年のポケモン映画の公開が明後日に迫っていますが、その前にもう一度昨年の映画を見てみました。

長編「光輪の超魔神 フーパ」
短編「 ピカチュウとポケモンおんがくたい」
の感想を。

昨年の感想記事はこちらこちら
長編の前日譚となる「おでまし小魔神フーパ」の感想もちょっと書いておきます。

-ピカチュウとポケモンおんがくたい-

ナレーションの山本美月さんが劇中のポケモンたちに語りかけてそれにポケモンが応えるという演出はやっぱり面白い。

ニャースに圧し掛かられて怒って10万ボルトを放ちみんなを巻き込んでしまうピカチュウ。
サトシと同じく大分精神的に大人になってると思うんだけど、偶にこういうことやっちゃっうところが可愛いです。
それと踏まれれば電撃を放つというのは長編の方で大量発生したピカチュウとメアリでも同じことが起きてますね。


歌が苦手なルチャブルに格闘技の要領で参加するように促す仲間達。本当に優しい世界だなあと思います。
ルチャブルの手をオンバットが引いているシーンがありますが、テレビ本編の師弟関係を思うとニヤリとするところです。
ルチャブルに助けられてたオンバットが今度は助ける番になってるのが良いです。
こういうさり気ないところでもテレビ本編のキャラ同士の関係を踏襲してくれるのはありがたい。

ポケモンたちが歌うシーンは「ガオガオ・オールスター」をボイスパーカッションで再現したもの。
ポケモンの鳴き声で歌を作るという試みは本当に面白いし何回聞いても楽しい。
ポケモンの声をあてるキャストの技量の高さはこれまでのポケモンを見てれば分かりますが、今作で改めてその凄さを思い知らされました。


-おでまし小魔神フーパ-

この短編はバルザとメアリが幼い頃からフーパと一緒だったと長編で語られた内容の補完とも言える話となってます。


フーパの力をみんなの役に立つようにしたいと考えてるバルザ。
その思いとは裏腹にフーパのやることは尽く失敗し迷惑ばかりかけてしまってる。
でもフーパ自身も力の加減はできてないけど役に立ちたいと思って行動してることが分かる。
バルザとメアリだけじゃなく他の子供達もフーパに馴染んでるようだし、この頃から既にかつて暴れまわってたフーパとは違うんだなと思いました。

子供達と過ごすうちに、一緒に笑い合える仲間や家族を持ったことで自分の凄さを証明するために力を振るってたフーパから変わることが出来た。
この短編を見ると長編で描かれたドラマがより分かりやすく納得のいくものになります。


この短編は前売り券と一緒に販売されたDVDに収録のものでしたが、映画公開に合わせてテレビ放送するなりネットで公開するなりした方が良かったんじゃないかなあと思います。
長編の内容を補完してるだけじゃなく、単純に短編としても面白いのに。
像を壊しちゃってなんとか誤魔化そう・直そうとする子供達とフーパの奮闘が微笑ましく、結局ばれちゃって怒られるけど許してもらってドーナツを皆で食べるという優しい話になってる。

こういう小さな話でもより多くの人に見てもらえる方法を取っても良かったんじゃないかなと。
今更何言ってもとは思いますけどね。良い話だからこそ残念だったなと。


-光輪の超魔神 フーパ-

改めて見ると伝説祭りという大変なオーダーに応えるのと、フーパという新しいポケモンを描くためのバランスに苦労したんだろうなと思います。
冒頭からフーパが伝説のポケモンをおでまししてるのはフーパと伝説のポケモンを両方見せるためか。
でもこれ台詞が少なくて何が起きてるのか映像だけではちょっと分かり辛かったかもなあと今になると思います。

冨岡さんが書いた小説版だとフーパに呼び出されたルギアはサトシが出会ったルギアと同一の存在として描かれてるけどこの映画だと曖昧にされている。
伝説祭りにするなら過去の作品とも繋がってるように描写することもできたんでしょうが、それをやっちゃうとファンしか喜ばない作品になっちゃうしそこは湯山監督がブレーキをかけたのかなあなんて思ったり。

何にしても色んなオーダーとやりたい事とのバランスを取るのが大変な映画だったのかなと思います。


しかしそんな難しいバランスの中でも、やっぱりフーパが戒めを乗り越えるまでのドラマは素晴らしかった。
短編と一緒に改めて見直すとバルザとメアリがフーパの大切な家族なんだと思えたし、その家族の為に戒めを乗り越えて力を正しく使えるようになるというのが素敵じゃないですか。

昨年の記事にも書きましたけどフーパの「びっくりした」の一言が大事に使われてるのもこの映画の好きなところです。
最初は悪戯に伴っての台詞だったのが怒りに囚われたもう一人の自分と向き合う時にも使われるというのが凄く良いです。

超フーパから逃げる間にサトシがフーパに自分の夢のことを話し、それは望んでも取り寄せできるものじゃないと話すシーンも良いよなあ。
望みは自分で叶えるものだとここで示しておいて、終盤のデセルタワー脱出でフーパと一緒にここを出るという望みを叶えることに繋がるのも良い。

フーパが戒めを乗り越えるための物語としてはサトシの言葉も家族の存在も大切にされてそこは本当に良かったと思います。


もうちょっとだけ言うと。
バルザが壺を見つけた時とメアリが一度超フーパを壺に封じる時に一言あればもっと良かったかなと。
バルザには「これでフーパに力を戻してあげられる」とか
メアリには「ごめんねフーパ」と一言あったら、
フーパに力を返すことが2人の願いだったけど暴れ出すことは本意じゃなくて、2人がフーパのことを大事に思ってることがより分かり易かったんじゃないかなと思ったり。
ファンの素人意見ですけど。


フーパの角に掛かってる2つのリングですけど、よく見るとほとんどのシーンでゆらゆら揺れてるんですよね。
何かの拍子に抜け落ちたりしないんだろうかと、改めての観賞でそんな余計な心配を抱いてしまいました。


こんなところでしょうか。
言いたいことは大体昨年の記事で言い尽くしてるんですけどまだ書ける事があったのと、何回も見てる映画でもやっぱり楽しめるもんだなあと思いました。

さて明後日から公開の最新作ではどんな物語が見れるか、楽しみです。

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