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2016年7月 7日 (木)

カクレンジャー13・14話感想

13話
「ブッとばせ不幸」
脚本 曽田博久
監督 東條昭平

今回の脚本は戦隊シリーズを支えた大ベテラン曽田博久さん。
ゴレンジャーから参加しゴーグルファイブからファイブマンまでは9年に渡ってメインライターを務められた凄い方がカクレンジャーに参加です。

今回からOP映像が一部差し替え。
前回から登場の獣将ファイターの姿が映るようになりました。


今回登場の妖怪はカネダマ。
カネダマのばら撒いたコインの力で不幸な目に合う人が続出しそこに福王大吉と名乗る男が現れて不幸を祓う代わりに法外な金銭を要求するという話。
その男の正体がカネダマで不幸とお祓いを一人で仕掛けていたという所謂マッチポンプってやつですね。
粉まみれになったセイカイとかケーキ屋の主人がベットの上で起きたり倒れたりを繰り返すシーンとかはシュールで演出こそオーバーになっててつい笑ってしますけどカネダマが起こした被害は深刻で且つ悪辣。

でもそんな苦しい状況でも不幸につけ込む奴の言いなりになんかならないと自分達の力で頑張る奥さんとヒロシ少年がたくましい。
ヒーローでなくても心を強く持って悪い奴に抵抗する、子供の頃は気にならなかったけど今はこういう話も心に響きます。

マッチポンプのからくりがバレたカネダマは最大の不幸として少年の命を奪おうとする。
その狙いにいち早く気付いて間一髪のところで助けるサスケがカッコいいです。


今回の戦闘シーンではシノビナックルがよく使われました。
5人がかりでカネダマをボコボコにするところはそこだけだったら虐めのように見えてしまうかも。
でも上記の通り悪辣なことをしてた妖怪なのでその制裁としては必要な描写だったと思います。
それとカネダマの頭にできたタンコブがマッチポンプがばれる伏線になってたのものよかった。


3
隠流・満月斬りが決まった。
ニンニンジャー客演時も披露した必殺技。
初使用は13話と意外と遅かったんですよね。


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ロボ戦では前回に続き獣将ファイターが活躍。

2
やぐらを組んでからバトルサルダーが突撃する必殺技がカッコいいです。


冒頭の夜のシーンとかカネダマのコインを見つけるために家の屋根裏を探ってるシーンは忍者っぽくて良かったなあ。

それとサスケが言ってた妖怪の仕業だという台詞。
今では某アニメでお決まりのフレーズになってて子供達に妖怪が大人気になってるなんてこの当時は誰も想像できなかったよなあと思ったり。


14話
「俺は貴公子だ!!」
脚本 杉村升
監督 東條昭平

食べすぎでお腹を壊したセイカイ。すっかり食い気キャラが定着してますね。
セイカイが苦しんでる横で他の4人はトランプで遊びながら呆れ顔。
苦しんでるセイカイには悪いけどなんか平和な雰囲気だなあこれ。

病院の診察室まで付き添ってる鶴姫。
こういうシーン見るとカクレンジャーのリーダーというよりお母さんみたいだよなあと思ってしまう。


訪れた病院の医者が今回の妖怪ケウケゲンだった。
カクレンジャーを待ち構えてたわけでもなく偶々遭遇してしまいそのまま戦闘する流れとなる。
妖怪が人間社会に溶け込んでいることを描いてきたカクレンジャーだからこそ偶々妖怪に出くわすという流れも自然に見ていられます。


これまでは個々の妖怪が勝手に暴れていたのがこの回から様子が変わってきます。

怪しい屋敷で妖怪たちを束ねる貴公子ジュニアが登場。
地球は妖怪のものだ、カクレンジャーを倒すとやっと悪の組織っぽい目的が掲げられる。

ヘビメタっぽい見た目でエレキギターをかき鳴らし、そして何故かオカマ口調。
今見てもインパクトありすぎます貴公子ジュニア。

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この強烈なキャラを演じるのは遠藤憲一さん。
22年も前の作品なので当たり前ですがお若い。


カクレンジャーへのリベンジに臨むケウケゲンはBパートでいきなり巨大化して登場。
巨大化したことで病気を振りまく範囲も拡大し被害は甚大。さらにユガミ博士の武器で強化されてて一筋縄ではいかない。
これまでより被害も人々が味わう苦しみも大きくなっていて幹部が現れたことによる変化が早速現れています。

さらに獣将ファイターも巨大獣将も捕らえられる大ピンチでなす術無しかと思われたが。

腹痛で一人だけ休んでたセイカイが駆けつけて逆転のチャンスを作る。
冒頭で情けない姿を見せてたのにいざという時は活躍する。これがセイカイなんだなあ。


巨大獣将とは別に自立して動いていた獣将ファイターですがこの回からカクレンジャーと一体化して活動するようになります。
自立ロボの方が巨大獣将と差別化できてよかったんじゃないかなと思わなくもないですが、人型ロボ5体というだけで当時としては十分画期的だったしこれはこれでよかったんでしょうね。

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「成敗」
ロボ戦でも通常戦闘と同じ決め台詞。
カクレンジャーが一体になってることがよく分かります。


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最後に妖怪としての本来の姿を見せるジュニア。
しかし毎回妖怪解説をしてる講釈師も正体が分からないと言い、まだこの姿の本当の名前は明らかにされない。
この正体不明というところが不気味で強敵であると感じさせます。


あともう一つだけ。
ケウケゲンがAパートで獣将ファイターが現れた時5体も出すなんてずるいって言ってましたね。
戦隊シリーズのある種のタブー、その突っ込みに2年後の激走戦隊がマジな返答をしてしまうんだよなあ。
カクレンジャーからロボ戦でも1対多が描かれるようになったから2年後のマジな返答に繋がったのかなあなんて考えてみたり。

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コメント

ずっと自立型だったロボや遠隔操作ロボってのは
先輩戦隊や後輩戦隊にもありましたが
それらは単独で存在するロボだったので
5人全員に専用のが存在する獣将ファイターが
ずっと自立型だったら余計画期的には
なっていたかもしれませんね
(その後全然使われなくなっちゃうのも寂しいです)

10話代から登場し敵の大勢に変化を与え
その後しばらくして戦隊が今の戦力では
太刀打ち出来ないほど追い詰められ
30話代に手に入れた新しいロボで倒す
って点では2年後のリッチハイカー教授や
3年後のギレールにも共通しますね
ただ既に出来上がった所にやってきた2人とは違って
ジュニアはそれまでバラバラだった妖怪達をまとめあげていて
白面郎の存在に危機感を抱くなど
ガイナモやヒネラーのようなところもあった気がしますかね


投稿: kivaxtuto | 2016年7月 7日 (木) 14時27分

まぁ白面郎は今でもカクレンジャーの味方でしたし
ジュニアの前では白面郎を信頼するような発言をしていた
大魔王もそのことは分かってたようで
後継者もジュニアにするつもりだったようですし
大きく違う部分もありますが

投稿: | 2016年7月 7日 (木) 17時20分

コメント返信:kivaxtutoさん

5体のロボが自立して戦うというアイディアは良かったんですが長続きしなかったのはもったいなかったです。
でもそれだとカクレンジャーが戦わなくてもいいと思われてしまう演出になる恐れもあって続けられなかったのかなあとも考えます。


後続の戦隊の幹部と違ってバラバラだった妖怪をまとめたジュニアだからこそ新しい幹部の登場で自分の功績や立場を取られる危機感も大きかったんですよね。
そのためにジュニアは大魔王の意思を読み違えてそのまま退場と。
後に鶴姫が白面郎の真意を理解するのと対照的になるように描かれてたのかなあと思います。

投稿: んがよぺ | 2016年7月 9日 (土) 01時44分

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