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2016年7月19日 (火)

カクレンジャー17・18話感想

17話
「魔剣とパンツ!!」
脚本 曽田博久
監督 渡辺勝也

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今回の妖怪アミキリを演じるのは河合亜美さん。
ジュウレンジャーでは敵幹部のラミイをやってらした方ですね。
ちなみに現在東映特撮YouTube Officialでカクレンジャーと同じく3度目の配信となる機動刑事ジバンでもレギュラーで出演されてます。


貯金をはたいて買ったという車に乗ってかっこつけて現れるサイゾウ。
だがどう見てもボロ車だしそもそも1話や5話でお金に困ってる描写があった彼にカッコいい車が買えるはずもないのでこうなるのも納得。

しかしボロでもせっかく買った車を早速バラバラにされてしまうのは不憫だなあ。
そしてタイトルに出てる通りにパンツ姿にされてしまってますます不憫なことに。

その情けない姿を見ていた少年・徹にパンツ姿の写真で恐喝されるという展開に。
カメラマンを夢見ててカメラが欲しいと理由はあれど酷いことするなあ。
妖怪よりも人間の酷い部分を序盤のエピソードで見せていたこともあったので、徹の行いもその一つとして人間こそ醜い部分を持っているということを描きたかったのかな。


アミキリの魔剣攻略の為に徹の写真を頼りにしようとするが徹がジュニアに攫われてしまう。
結局写真はちゃんと撮れてなくてアミキリの弱点は分からないまま。
徹が写真を提供しようとしなかったのは自分の撮り方が悪いのを自覚しててその恥を知られたくないという思いもあったのかな。
よく見ると最初に写真を撮るところで手が震えてるし表情も強張ってたし。


脅しと嘘で自分の恥を隠した徹だがサイゾウの願いに応えて再びアミキリの写真を撮り、その間サイゾウは命がけでアミキリの魔剣に耐え続ける。
徹は自分の下手な写真を晒され、サイゾウはパンツ姿を晒され、どちらも恥を見せたからこそ勇気を振り絞り命がけで苦しいことに立ち向かう。
短い尺の中で子供とヒーローの両方の勇気ある姿を見せるとはやるなあ。

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そして写真から弱点を見つけて最後の決戦に臨む。

2
夕焼けの決闘。ベタだけどカッコいいです。


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ロボ戦でも夕焼けに映える無敵将軍。これもカッコよすぎるでしょ。
夕焼けの中のアクションやロボ戦は渡辺監督がよくやっている印象がありますね。

徹が再び写真を撮ってる間、挿入歌「イントゥ デンジャー カクレンジャー」のインスト版が流れてました。
最終回の予告でも使われる印象強い曲で聞くとテンションあがります。

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カッコいい決闘の後で、サイゾウの恥ずかしい写真は結局人目に晒されてしまうというオチ。


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講釈師にまでネタにされて、さらにEDのクイズにまでされるという扱い。
どうしても笑いを入れてくるこの構成、悔しいけど面白い。


18話
「ハローきのこ君」
脚本 杉村升
監督 渡辺勝也


今回登場する妖怪ザシキワラシは子供の姿をしていて人間の子供達と楽しく遊んでる様子が描かれる。
妖怪が人間や社会の映し鏡のように描かれてることをこれまでの記事でちょっと触れましたが、ザシキワラシは子供達の善の部分、純粋な心の映し鏡なのかなあなんて思いました。

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子供達と遊んでる様子は本当に楽しそうで、ジライヤも加わって平和な一時が流れてて微笑ましい光景でした。

しかしジュニアは子供と遊ぶザシキワラシを許せず自分達の仲間に引き入れようとする。

ジュニアが初めて直接戦闘をすることになり、ジライヤを圧倒する。
この圧倒的な強さから妖怪達を束ねるだけの力があることがうかがえます。
しかし何故に武器が普通のチェーンソーなのか。

ジライヤを救いたいがためにザシキワラシはジュニアに従うことになり、洗脳され巨大化して暴れだしてしまう。

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燃える人形や散ってしまった花。子供たちとの楽しい一時が嘘のような惨劇。
幸福をもたらすはずだった妖怪がこれだけのことをしてしまったという事実を見せてくるのがキツイです。

さらに一度は元に戻ったザシキワラシもジュニアに止めを刺されてしまい子供達とはお別れとなってしまうのが悲しすぎる。


ザシキワラシはキノコの姿となり、子供たちが夢を無くさなければまたザシキワラシに会えるとサスケや鶴姫は語る。
悲しい出来事だったがそれでも子供には夢を無くして欲しくない、スタッフからのメッセージだったんでしょうか。

2作前のジュウレンジャー11話では、子供達と仲良くなったランプの精ジンがバンドーラに操らるが子供たちの協力もあって元に戻るという話でした。
その話と似た内容ですが、こちらの方はハッピーエンドとはならず苦い結末でした。
でも結末は違えど子供たちの夢や純粋な心を大事にして欲しいという願いは一緒だったのかなあと。

もう一つ余談ですが、ジュニアがザシキワラシを悪の妖怪にするための儀式の時に「大地の悪霊たちよ~」と言ってたのもジュウレンジャーを連想させました。


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5人が集まって円のようになるアングル。渡辺監督のお気に入りなのか、近年の戦隊でも見かけますねこういうの。

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真剣勝負の後に笑いで落とした17話と違い、今回はEDのクイズも無く悲しい雰囲気のまま終わり。
サブタイトルからは想像もつかないカクレンジャー前半では屈指の悲しい話でした。

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コメント

写真の連射から弱点を見つけたとしても
それを実行するには本人の力量がないとダメなので
サイゾウも強くなったってことですかね~

夕焼けの決闘シーンはガオレンVSスーパー戦隊で
歴代の剣の戦士のシーンでも使われましたね
まさか結構なネタ回だとはあのシーンだけじゃ
とても思わないでしょうね

そういえばランプの精は子供達の夢を叶え
欲望をかきたてる敵として描く白倉さんの構想を
杉村さんが子供たちの夢を壊すことになると
却下されたんですよね

投稿: kivaxtuto | 2016年7月19日 (火) 20時42分

コメント返信:kivaxtutoさん

先週配信分の話になりますが、シュテンドウジ兄弟にそこそこ戦えてたシーンもあったのでサイゾウも確実に強くなってるんですよね。
アミキリに勝てたのも確かな実力の証明と思ってよいのでしょう。

決闘シーンは本当にカッコ良いしガオレンVSスーパー戦隊で取り上げられたのも納得のシーンなんですけどね。
仰るとおりこのシーンだけでこの回がネタ回だと分かる人はいないでしょうね。


例の回は白倉さんの構想に杉村さんが激怒されたとの逸話があるそうですね。
厳しい話も書く杉村さんですがその逸話やカクレンジャーの今回の話を見ると子供の純粋な思いは大事にしたいと考えてたんだろうなと思います。

投稿: んがよぺ | 2016年7月20日 (水) 23時39分

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