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2016年6月 4日 (土)

アニポケXY感想・サトシゲッコウガVSメガユキノオー! 発動巨大水手裏剣!!

XYZ29話
「サトシゲッコウガVSメガユキノオー! 発動巨大水手裏剣!!」
脚本:冨岡淳広
コンテ:浅田裕二
演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明

今回はちょっと画像多めです。


-もう迷わない-

バトルフィールドの入り口を前にして心配するセレナに迷いの無い言葉を向けるサトシ。
前は見えているという言葉にホッとする。

前が見えてない、目の前にあるやるべきこととは違うところを見てたために負けた以前のサトシとは違うことがこの一言だけでも分かってくる。
多くは語らないけど確かに以前のサトシとは違うと感じさせる、カッコよすぎるでしょこの演出。


-ウルップの本気-

以前のジム戦で圧倒的な強さを見せたクレベースがアイスボディによる回復が無いとはいえ割とあっさり倒れたり、代わりにユキノオーがやたらとタフで素早く動いていたのが前のバトルとは様子が違う。
シナリオと演出上の都合といえばそうなんだろうけど、これにも意味はあるんだろうなと考えてみる。

メガシンカという切り札を持つユキノオーをトリにして粘ったのはウルップが本気でサトシを迎え撃つためだったのではないか。
バトルの前からサトシが本気の力を見せてくることは表情から汲み取れていたようだし、その本気に自分も本気で応えようとしたのではないか。
裏を返せば、以前のサトシには本気を見せるまでもなかったからユキノオーを1番手にして後はクレベースで完封できると踏んでバトルを組み立てていたのではないか。


自分は水のようには柔軟になれないことを前のバトルで語ったけど、相手の本気を見極めてそれに見合う試練を用意する力は持ってる人だったんじゃないかなウルップは。
そして今回のサトシはウルップが用意できる最大の試練に見合う挑戦者と認められていたんじゃないかと。
ルールの説明を省略しすぐにバトルを始めたがったのも、今のサトシになら本気をぶつけるだけの魅力があると感じたから、だったりしてね。


-帰ってきたサトシ-

バトル中セレナが憧れたサトシの姿がそこにはあった。
どんなピンチでも諦めずに戦う。
これがサトシの本来の姿だよなあとしみじみと思う。

”凍える風”の追加効果を振り切ったり凍った刀をスケート代わりにして移動したりとバトル中の閃きでピンチを脱するのもサトシらしさ。

前のバトルの鈍さが嘘のような閃きと勢いがあって、いつものサトシが帰ってきてくれて本当によかったなと思えたバトルでした。


Bandicam_20160603_205107720
そしてバトルが終わったらポケモンたちと一緒に勝利を喜ぶ。
バトルに出てなかったルチャブルとオンバーンも一緒で、皆でバッジを勝ち取ったんだということを言葉以上に訴えてくる。
こんなことができるのもサトシの良い所。素敵です。


-無駄なことはなかった-

サトシゲッコウガ発動の直前、ユキノオーの”ウッドハンマー”を氷で防いでいたが、これは前のバトルの経験を活かしたものだったんだだろうか。
水をフィールドの冷気を利用して凍らせてクレベースを足止めした閃き。
それを応用して水を凍らせて防御に使ったのかなと。

サマーキャンプ以来繰り返し語られる無駄なことなんてないという事が今回も例外じゃなかったんだだとしたら、苦い結果を残した前のバトルも意味があったんだなと思える。


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そして氷の中から姿を現したゲッコウガはこの後サトシゲッコウガへ変わる。
この氷の塊が蛹の比喩のように思えたのは考えすぎでしょうか。

蛹の殻を破ってゲッコウガは生まれ変わり新たな力に目覚める。
この目覚めには苦い結果も糧になっていて、無駄なことなんか何も無かったんだ。
そういう意味がこの一連のシーンには込められてたりして。


-真・サトシゲッコウガ-

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3

今回のサトシゲッコウガの発動、カッコよすぎるでしょ。
今までは危うさを伴い不完全な発動だったからカッコいいと思える余裕があんまり無かったけど今回は素直にカッコいいと思えました。

そう思えるのは、前回のことで迷いを吹っ切れてると分かってて冒頭の台詞にもそれが表れてるから。


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そしてこれまでの発動シーンが細かくカットを変えてたのに比べて落ち着いた演出になってるのもカッコいいと思える余裕を持たせてくれたのかなと。

シナリオだけじゃなく演出でも以前とは違うんだと納得させてくれる、アニポケスタッフの素晴らしい連携だと思います。


-その他に良いと思った演出-


2

”かくばる”で氷の鎧を纏ったカチコールがカッコいい。
”かくばる”ってゲームでは(たぶん)マイナーで地味な技なのにアニメだとこんなに強そうに見えるんだから凄い。


Photo

その氷の鎧を砕くシーンもまた見所。
視覚的に相手を倒したいう説得力もあるし、氷を砕くことでウルップの与える試練を乗り越えてるという表れにもなる。


そしてサトシゲッコウガとメガユキノオーの最後のバトル。

7

ここではイメージカットだけど最後にもう一度氷を砕く演出を使うことで以前のバトルでは乗り越えられなかった試練を乗り越えられた、サトシとゲッコウガが迷いを振り切って強くなったことを改めて表していたんだと思います。


いやあとにかく凄いもの見ちゃったなあという気持ちです。
”霰”と”ゆきなだれ”を攻略するアクションが無かったのは意外で、贅沢を言うならそれが無かったのが物足りないんですけど、それでも素晴らしい話だったことは変わりません。


最後に

Bandicam_20160603_205331285

Cパートでのほほんと雪見風呂。
本編が密度の濃い話が続いてるだけにおまけコーナーで息抜きしてくれるのもありがたい。
入浴シーンでアニポケでは何時以来だったっけ?


ところでセレナとユリーカの入浴シーンは・・・
あるわけない、というかあっちゃ駄目ですね、ハイ。

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コメント

アランのリザードンやコルニのルカリオなどは
メガシンカ前から主力でしたが
ウルップの場合はそうでもなかったですね

投稿: kivaxtuto | 2016年6月 4日 (土) 09時12分

最後のジム戦にふさわしい、迫力満点のバトルの演出最高です!とくにサトシゲッコーガになってからのバトルは圧巻!
良い意味でポケモンではなく別の作品を観てるようでした。サトシゲッコーガのいあいぎり、巨大水手裏剣、一瞬消えてのいあいぎりなど忍者の雰囲気で格好いい!
迷いのなくなったサトシ達を感じとり、初戦とは違う戦い方できたんでしょうね!
初戦の時は迷いというのを感じ、ウルップがジムリーダーとしてどうするか様子を見ながら戦っていたような気がします。
改めて、自分一人で戦ってるんじゃないというのが感じられ良かったですし、アニポケならでわの技の演出もゲームとまたちがって良いですね!

投稿: リザードン大好き! | 2016年6月 5日 (日) 15時43分

コメント返信


>kivaxtutoさん

普段はクレベースが主力でユキノオーは特に見所のある相手にだけ見せる切り札ということだったのかなとも考えました。


>リザードン大好き!さん

これ本当にポケモンか?と思ってしまうくらい凄まじいバトルシーンばかりでしたね。
迷いを吹っ切ったということを表すために思いっきり勢いと力を入れた演出だった思います。

凄まじいバトルの後に一人じゃないということを表すシーンも忘れずに入れてくれるも素敵でした。

投稿: んがよぺ | 2016年6月 5日 (日) 23時55分

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