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2016年5月14日 (土)

アニポケXY感想・ライバル対決! サトシVSショータ!!

XYZ26話
「ライバル対決! サトシVSショータ!!」
脚本:藤田伸三
コンテ:博多正寿
演出:大和田淳
作画監督:緒方厚 小山知洋

-ただただ恐ろしい-

フレア団の実験の影響で人里近い森にも異変が起きる。
一般市民も巻き込み始めたこの状況いよいよカロス全体を巻き込む危機というのが本当に近づいてると感じて恐ろしい。

肥大化した木の幹が野生のポケモンにも迫ってくるシーン、ポポッコも助かったから良かったが、最悪死んでしまうのかと思わせる恐怖がありましたよ。


-先を越される-

再会したショータはバッジを8つ集めていた。
これまではサトシが先を行っていたのについに追い越されてしまった。
思えばこれが敗北の前振り。ここから既にサトシには不穏な影が迫っていたんだろうな。


-再戦3vs3-

初めてショータと出会ったクノエシティで行った3vs3のバトル。
その時はショータに1勝も許さず、またバトルの中身もサトシの圧勝だったのに今度は様子が違う。

最初のニダンギルvsオンバーン戦はサトシの勝ちだったが、ブロスターが出てきてからはオンバーンとルチャブルを倒しショータが先に2勝している。
アランと初めて会った13話でも戦っていて、それもサトシの圧勝でアラン戦の前座のような扱いだったが、あれからさらに強くなってることがよく分かる。

技を利用した回避や引きつけてからの反撃とその場に応じた戦い方ができるのも初めて会った時には考えられなかった姿だ。
急激な成長、これもサトシへ追いつかんとするショータの努力と執念があってこそか。
経験値を頂いたという口癖、言葉だけでなくちゃんとショータの身についているんだと。


-重ならない思い-

今回は一度もサトシとゲッコウガのパルスが重ならずサトシゲッコウガの発動にはならなかった。
パルスが示すように2人の気持ちは違うところを向いていたということなんでしょうね。

サトシの思いは後述するとして、ゲッコウガの方にはサトシゲッコウガを発動させることの躊躇いもあったんだろうか。
前回あんなことが起きたことばかりだし恐れがあったとしても不思議じゃないよなあと考える。


-油断か慢心か-

今回のサトシは相当久しぶりに油断や慢心を抱いたバトルだったんじゃないだろうか。
結果として何度も戦って勝っていた自分より格下だったはずのショータに追い越されてしまった。

バッジが8個揃ってるのを見て内心焦りがあったかもしれないし、その焦りを誤魔化すためにサトシゲッコウガの力を見せ付けてやろうという未熟な心が僅かでも生まれてしまったのかなと考えた。
バトル中のモノローグ、ショータの成長に驚いているのはショータに追いつかれると思ってなかった油断の表れであったのではないか。
ショウタはバッジを8個集めてもサトシに勝てなければ自分の強さを証明できないと今の自分のままで立ち止まらず必死にバトルに臨んでいた。
この違いが勝敗の分かれ目だったんじゃないかなと。


ベテラントレーナーとなり自分の背中を追いかけてくるトレーナーがいる。
それは成長の証でもあるが、自分が新人相手に負けるはずがないという慢心をほんの僅かでもサトシの中に芽生えさせてしまったのではないか。
それがサトシゲッコウガという不安定な力と関わっているこのタイミングで表れて苦い結果へ繋がってしまった。

Bandicam_20160513_002707517
負けた後のサトシの表情は隠されているけど、相当な悔しさがあったんじゃないかと想像させる。

一方でサトシに初めて勝てたショータの声と表情の嬉しそうなこと。

新人だから味わえる喜び、ベテランだから味わった苦い敗北。
この勝敗が2人にもたらしたものは大きかったと思う。


-スタッフの連携-

前回はバトルが中断されたもののカルネにサトシが勝ってしまいそうな勢いだった。
そして今回は格下だったはずのショータがサトシに勝ってしまった。
バトルの形式や内容は違うけど、本来実力差が開いてるはずの者が急激な追い上げで格上の相手に迫っていくのは同じ。
そしてどちらにもサトシゲッコウガの存在が関わっている。

前回と今回で脚本も演出のスタッフも違うのに描いてることはちゃんと繋がっている。
スタッフの間でどんな物語を描くのか、これからどうするべきなのかをちゃんと意識を共有してなければこんなことできないだろうなと思います。
当たり前のようだけどそれが本当に凄いなあと感心します。


次回のエイセツジム戦が凄く不安なんですが最後に一言。


Bandicam_20160513_002751307
ジュカインが活躍しててCパートでも目立ってて嬉しかったです。

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コメント

フレア団による森の異変、原作のゲームで町にメガシンカエネルギーの悪用により、町がおかしくなったのと似ていたので、そこを意識したのかなと
サトシは、初めて目標とされる存在になり、今まではチャレンジジャーのような気持ちのほうが大きかったと思いますが、ショータの登場で今度は追いかけられる立場になったこと、ショータの急激な成長もありかなり焦りが感じられました。
変にサトシゲッコーガにも頼っていることが更なる悪循環をうんでいるのかなと。

シューティは基本的に上から目線でしたよね(^_^;)

迷いの森の予告みましたが、凄いシリアスですね
個人的にタイトルから、名回のジュカイン!復活の夜明け!を思い出します!
ジュカインのときはジュカインのスランプでしたが、今回はぎゃくにサトシのスランプからどう脱却するかですね!

この試練を乗り越えた先がどうなるのか今から楽しみです。

投稿: リザードン大好き! | 2016年5月21日 (土) 16時15分

コメント返信:リザードン大好き!さん

憧れを持って追いかけてくれる人がいるからこそ陥った悪循環、サトシがベテランの域に達してるからこその挫折ということですね。
そういえばシューティーは生意気だったしちゃんとサトシを敬ってくれる人ってなかなかいなかったですからね。


サトシがジュカインのスランプを救った時とは逆の立場ですか。
サトシの手持ちではないですがショータのジュカインと戦った直後にこの展開とは不思議な縁です。
スタッフが狙ったのか偶然こうなったのか、どちらにしても良くできてます。

投稿: んがよぺ | 2016年5月22日 (日) 23時32分

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