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2016年5月20日 (金)

アニポケXY感想・エイセツジム戦! 氷のバトルフィールド!!

XYZ27話
「エイセツジム戦! 氷のバトルフィールド!!」
脚本:冨岡淳広
コンテ:関野昌弘
演出:浅田裕二
作画監督:岩根雅明

-命名サトシゲッコウガ-

劇中で初めてサトシゲッコウガの名前が出てきました。ユリーカのそのまんますぎるネーミングセンスが久々に炸裂です。
プニちゃんの時もそうだけど、劇中のキャラのネーミングセンスを利用して新キャラの名前を定着させるって良く出来てるなあと感心します。

あとツイッターでつぶやきましたが



これね。仮面ライダードライブと同じようなことをアニポケで見ることになるとは思わなかったです。


-雪道はゆっくり行こう-

前回までのことがあるので今回のバトルの結末も大体予想がついちゃいました。
それ故にシトロンの台詞、雪道を走るユリーカへの注意も間接的にサトシへの警告のように聞こえてしまいました。

先を急いで焦っちゃいけない。ただでさえ滑りやすい道の上にいるんだから落ち着かなくてはいけないという事をバトルが始まる前から訴えていたんじゃないかと勘ぐってしまいました。


-リーグで決着をつけよう-

ショータに負けたままではいられないとジム戦にかける意気込みを語りポケモンリーグでの再戦を誓うサトシ。
けどそれも焦って先を急いでいる言葉のように思える。
今どうやってジム戦を攻略しサトシゲッコウガの力を制御すればよいかを考えて、ショータに勝つのはその後に考えるべきではないか。
ショータに追い越された分を取り戻そうとの焦りから今やるべきことが見えてない、リーグ戦という先のことが口に出てしまうのもその焦りの表れのように思えてしまう。


-本質と水と氷-

だからバトルの結果だって苦いものになるのが予想がついてしまう。
フィールドの冷気を利用してクレベースを足止めした閃きは凄かったが、いつものサトシなら”霰”や”ゆきなだれ”を攻略する方法も戦いながら見つけ出していたかもしれない。
ただ勝ちたいという気持ちだけが先走り、ゲッコウガもその気持ちに応えようとがむしゃらな攻撃を繰り返すだけになってどうすれば勝てるかという考えに全然及ばなかったように見えた。

本質を見失わずに水のように柔軟に形を変えられればなんとかなったかもしれないが、本質を失くしたまま氷のように固まってしまえばただ砕かれるのを待つだけ。
今回のサトシを水と氷で例えるならそういうことだったのかなと。


-ショータの思いは-

リーグでの再会を約束して去っていくショータ。
自分がこの場に残っても解決にならない、自分がサトシの焦りを誘発したことを僅かでも感じてしまい余計にサトシを追い詰めてしまうとの思いがあったのかな。
自分が憧れて追いかけてたサトシが負けたことには彼もショックで、何とか立ち直ってくれると信じてこの場を去る決断があったのかななんて考えてみる。


-冨岡さんの手腕に脱帽-

今回のジム戦はDPのクロガネジムの、シンジの前で自分のバトルを見せてやろうと躍起になってたあのバトルを思い出します。
目の前の対戦相手とは別の存在を強く意識してしまい本来の自分らしさが発揮されないまま惨めに負ける。

同じ脚本家によるネタの再利用ではあるけど、今度はサトシ自身にも物理的なダメージがあったり後輩に追い越されるという悔しさもあるわけで、以前よりさらに深刻な状況。

今回の予告を見た時から何となくクロガネジム戦の再来の予感はしてましたけど、ショータが現れた時点ではサトシを追い越すこともショータがきっかけでクロガネジム戦の再来があるなんて微塵も予想してなかったので、今こうして予想してなかったストーリーが展開されてることには、ただただ驚くばかりです。

何年も前のストーリーをよりパワーアップさせて今のサトシに突き刺さる試練とする。
何度も修羅場を乗り越えてきたサトシを挫けさせるためにここまでやるとは恐れ入りました。


次回は・・・予告がほぼ無音で深刻さが半端じゃないのですが。
でも落ちたら上がる、それもアニポケのドラマの面白さなので大人しく待ちましょう。

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コメント

サトシがジムリとの公式戦で負けるのが1人じゃないのは
カントー以来でしたね

投稿: kivaxtuto | 2016年5月20日 (金) 19時11分

コメント返信:kivaxtutoさん

言われてみればどの地方でも最低1回は負けてたんですよね。
2度もジム戦で挫折してることが事態の深刻さを表してますね。

投稿: んがよぺ | 2016年5月22日 (日) 23時29分

全体的にサトシの焦りを感じた印象です
本来はジム戦に向けどう攻略するかということなんですが、ショータにみせるという台詞にショータに先を越されたことへの焦りからの台詞だったのかなと。
サトシゲッコーガになっても今回は完全体ではなく、いつものサトシゲッコーガでしたが、サトシゲッコーガになって更に追い込まれた感がありました

んがよぺさんのおっしゃるように、dpのクロガネジム戦に似ている状況ですが、同じようにな状況でもdpの時は違う見せ方に本当に脱帽ですね!

富岡さんの他のアニメでの脚本作品を観てても、キャラクターの特徴やキャラの過去などを大事にしているなぁとしみじみ感じています。

確かにジム戦で2回以上の敗戦は初期のカントー以来というのはスタッフが意識してのことだとすれば本当に脱帽です!
カントー編の時はまだまだ新人で勢いだけで、ロケット団乱入によるバッジ獲得が多かったですが、沢山の地方での経験でトレーナーとして、人として、そして戦略的にもサトシの初期からの良さを残しつつbw編あたりから補助技も多く使うようになるなど成長してきています

xyシリーズになってたからサトシは風格すらでてきてチャンピオンに一歩近づいてきているのかと思っていたので、まさかこんな展開になるとはびっくりです!ここまで追い込まれているサトシにも本当に驚きです

でも必ず復活してくれると思うので、完全復活したサトシが楽しみですね!

投稿: リザードン大好き! | 2016年5月23日 (月) 21時14分

コメント返信:リザードン大好き!さん

前々回にサトシゲッコウガの完全体を見せた後で、その姿になれずに負けるというのが本来の力を出せてないという悔しさをさらに際立たせてたように思います。

まだまだ素人だった初期シリーズ比べて大きく成長した今になって、悔しさを募らせる敗北が続く構成には本当に頭が下がります。
過去の展開をなぞりながらもそっくり同じではなく今だからできるストーリーに仕上げる冨岡さんは本当に凄いなあと思いましたね。

投稿: んがよぺ | 2016年5月25日 (水) 23時49分

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