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2016年2月26日 (金)

アニポケXY感想・マスタークラスの試練! どうするセレナ!?

XYZ16話
「マスタークラスの試練! どうするセレナ!?」
脚本:面出明美
コンテ:高橋知也
演出:高橋知也
作画監督:松田真路

今週の話はずっと不安を抱きながら見てました。
事前情報でヤシオさんがセレナに厳しいことを言うことが分かっていたので、起こること全てがセレナに厳しい現実を突きつけるフラグのように思えて落ち着きが無かったです。

まあたぶんその情報無くてもソワソワしてたと思いますけどね。
ヒロインに厳しいアニメ、それがアニポケ。


-本題に入りましょう-

フレイシティに着くなり、この町出身のアメリアと人々の熱狂ぶりを目撃するセレナ。
早速不安になるシーンですね。セレナにはこれだけ多くの人に支持されてる場面はなかったわけだから。
この後大会はセレナの優勝になるけど、大衆から支持されるカリスマ性とでも言うのでしょうか、そういう力ではアメリアと大きな差があることが表れてるように思えた。

アメリアは自信と勝利への意欲に溢れてるように思えて、控え室でのセレナはそのオーラに気圧されているように見えた。
アメリアを登場させることでセレナはまだまだそういう意欲が足りないことを突きつけているのかなあと。

優勝はしたけど全てにおいてアメリアに勝ってたわけではない。
セレナにとっては負けたままの大会でもあったのかも。


逆にアメリアにしてみればこれだけ支持を集めてる自分が地元の大会でよそ者に優勝を取られるという屈辱的な敗北があるわけで。
彼女の視点からでも今回は敗北のドラマになっている。
う~んゲストキャラにも厳しい。流石アニポケだ。


テーマパフォーマンスはサイホーンを自分の下へ集めるという競技。
サイホーンレーサーの才能がまた活かされることに。
無駄なことなんて無い、いつかサトシが言ってたことのように、レーサーとして頑張ったことも無駄にならずにセレナの夢の為に活かされてるのは素晴らしいなと思う反面、どんな道に進んだって親から貰ったものはずっとついて回るのが呪いの様にも思えて複雑な気持ちに。


セレナが何もしてないのにサイホーンたちが集まってきたこと。
ギャグっぽく演出されてたけど、これはセレナに潜在的なカリスマ性があることを表してもいたのかなと。

さっきカリスマ性ではアメリアの方が~と書きましたけど、ヤシオさんに町長さん(かな?)が彼女をアピールしてたシーンを見ると、彼女のカリスマ性は長い時間の努力の賜物で身についたものなのかなと推測。
それに対しセレナは天性のカリスマ性があってそれが無意識のうちに発揮されたのがテーマパフォーマンス、しいてはフリーパフォーマンスでもそのカリスマ性に観客も無意識に惹かれて投票することになったのかなと考えてみた。

ずっと磨き続けたものがほんの僅かな時間で天性の才能に無自覚のうちに超えられてしまったんだとしたらこんなに残酷なことはないよなあと思ってみたり。


優勝して3つ目のキーを手に入れてサナへの報告やみんなで祝勝パーティーと、とても華やかで楽しい光景が続きますが、どれもヤシオさんからの厳しい言葉の前振りにしか思えなくて素直におめでとうと祝う気持ちになれない。

アメリアとの会話を偶然聞いてしまって、続けてセレナにも厳しい言葉が飛んでくる。

満足できるパフォーマンスだったか。
それでその次は?
あなたには足りないものがある。

セレナに目をかけてくれているヤシオさんけど一切褒めてはくれず課題を残していく。
セレナに期待するからこそなんだろうけど、甘い言葉は一切言わないのが本当に厳しいなあと。


-セレナに足りないものは何かと考えてみる-

まずは自分の力の自覚と責任。
自分のパフォーマンスに期待する人がいてそれに応える最高のものを見せなくてはいけないという自覚が足りないんだろうなと。
パフォーマンス終了後すぐにポケモンたちに楽しかったね語るセレナ。
それ自体は悪いことではないけど、自分達が楽しいというところで完結してしまってるのは舞台に立つものとしての自覚と責任が足りないところがあるんじゃないかと。

そういう点ではアメリアの方がしっかりしてて、だからこそ自覚と責任に欠けるセレナに負けたことが納得がいかないんだろうなと。


もう一つは次はもっと上手くやってやろうという意欲。
ヤシオさんの質問に楽しくやれたと答えていて、それも大事なことだけど気を引き締めて次を考えなくてはいけない。
それがトップに立つものとしての責務でもあるんだろうなと。
控え室に大事なブラシを置き忘れてしまうのも、気の緩みの表れでありセレナのさらに上を目指したいという意識の不足の象徴でもあったんじゃないかな。


-重苦しい話ばかりでもなんなので-


セレナとポケモンたちのダンスは楽しそうでみんな可愛かったです。
作画も演出ももの凄い気合の入れようで、アニポケでこれだけの映像が見れたことにも感動。
ちょうど昨年の2月に放送された話がセレナのトライポカロンデビューでもあり大きな挫折でもあって。
それから1年で素敵なダンスを見せてくれるようになったんだから感慨深いものがあります。


ヤシオさんに厳しいことを言われたセレナに寄り添うニンフィア。
臆病故に何度もセレナに励まされてきた子が今度はセレナを励まそうとしている、さり気に良いシーンでした。


テーマパフォーマンスが始まっても落ち着いて様子を見ていたテールナー。
セレナとの付き合いの長さ故にこの競技で負けることは無いと分かってての対応なんだろうな。
こんなところにもトレーナーとポケモンの関係が表れているのが良いなあと。


祝勝パーティーで自分のご飯をヤンチャムに譲るハリマロン。
いつも食事のことで喧嘩してるのにめでたいときは素直に祝ってあげる。
ポケモン同士にもそれぞれの絆があることを見せてくれて、ここは思わず笑顔になってしまいました。


今回は事前情報をもっと削ってから見たかったなあ。
そうすればセレナが優勝してしまったことに驚き、そしてヤシオさんの言葉でまた驚きアニポケらしい話だと安堵してたんだろうなきっと。

驚きは減ったけど、その代わり最初に書いたとおりソワソワしながら見れたのでこれはこれで面白かったんですけどね。

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コメント

アメリアのパフォーマンスは型にはまった
セレナのパフォーマンスは型にはまってないよう
にも見えました

投稿: kivaxtuto | 2016年2月27日 (土) 00時33分

コメント返信:kivaxtutoさん

言われてみればそうですね。
自由に自分が楽しいことをやってるセレナとそうでないアメリアの違いが表れてた、ということなのかもしれませんね。

投稿: んがよぺ | 2016年2月27日 (土) 09時59分

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