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2015年6月20日 (土)

アニポケXY感想・スカイレースとピカチュウ・ザ・ムービー

今週のポケモンは久しぶりの1時間スペシャル。
オンバットがレースに参加する話と映画撮影の話の2本立てでした。

「挑戦ポケモンスカイリレー! 飛べ、オンバット!!」

オンバットの飛行訓練に付き合うルチャブルとヒノヤコマ。
登場2回目にして師匠と弟子、兄と弟のような関係が築かれていていいですなあ。
(ところでオンバットは♂なのか♀なのか 女の子だったらごめんなさい)


オワゾーの誘いでスカイレースに参加することになったサトシ。
まだ生まれて間もないオンバットにアンカーを任せるとは大胆なことするなあ。
けど冒頭の飛行訓練で着実に成長が見られたしそれもあって大丈夫だと判断してのことなんだろうね。
ポケモンのことを信じてるからこその思い切った判断だし、幼いオンバットにとっても自分に自信をつけるいい機会になる。
ポケモンの力を信じて乗り越えられる試練を与える、さらりと描かれているけど理想的とも思えるポケモンの育て方してるような。


オワゾーは自分が叶えられなかったスカイレース優勝の夢をサトシに託したいという。
何か深い事情があるのか・・・と思ったらポケモンが3体揃わずレースに参加できてなかっただけという。ですよねー。

しかしこれ、ギャグとして描かれているけど夢を叶えられなかった大人の姿であることは間違いないわけで。
自分は叶えられなかった夢だけど若者に託すことはできる。スカイレースをずっと見てきたオワゾーのアドバイスは的確でサトシチームに大いに役に立っていた。
夢は叶わないこともあるけどそのために費やしたものが無駄になるわけじゃない。
オワゾーの代わりにサトシがレースに参加するのはそんな意味も含まれているのかなあと思ってみたり。


ロケット団もレースに参加。
オンバットと競り合うことで進化を促し捕まえるのが目的だったのに、調子に乗ってレースで優勝しようと余計な欲を出し、いつの間にか自滅して退場。
最近の彼らはなんだかシリアス成分が薄まってだんだんかつてのノリに戻ってませんか。
ロケット団の珍騒動で観客がざわつく中、ロケット団だけど大丈夫というサトシの答えに笑ってしまう。


レース中、ルチャブルはオンバットの叫びに応えて体制を立て直し、オンバットもルチャブルから教わったことを思い出しピンチを乗り切る。
2匹の間に強い絆が感じられていいですね。その絆がレース中の支えになって最後まで飛び続けることができたんだから素敵です。

みんなの思いに応えて全力を出し切りゴールを切ったオンバット。
惜しくも2位となったけどみんなが称えてくれてオワゾーもいい夢を見せてもらったと感動している。
優勝はできなくてもオンバットには良い経験になってみんなに称えられる、いい結末でした。
冒頭の飛行訓練で強い奴は泣かないんだとサトシが言ったこと、その言葉どおり超音波を出して泣かなくなったオンバットはこのレースで強くなれたんだなあ。素晴らしいじゃないか。





「ピカチュウはスター!? 映画デビュー!!
How to ピカチュウ・ザ・ムービー! よーい! アクション!!
迅雷のヒーロー! スーパーピカチュウ!!
ピカチュウのドキドキNG大賞」

ピカチュウ大好きな映画監督フランクに付き合ってピカチュウだらけの映画を撮る。
それだけなら過去にも似たようなケースはありましたが、今回は4つの章に区切って映画製作の流れに完成品の上映、そしておまけコーナーまで見せるという変わった構成の話でした。

まずフランク監督のキャラが濃い。
語尾に「でちゅ」を付けるし周りにはピカチュウグッズだらけだし、本当にピカチュウ好きなんだなって嫌でも伝わってくる。
語尾については台本どおりなのか高木さんのアドリブなのかちょっと気になる。

シトロンが未完成だった脚本を手直ししてから映画撮影へ突入。
脚本作業のシーンを挟んだのは長年ポケモン映画の脚本を担当してた園田さんのこだわりなのかなと思ったり。
(今回の脚本はこの手の話なら米村さんの担当だと思ったのにEDクレジットで園田さんの名前を見てびっくりしました 先入観あるといけませんね)



出演者はピカチュウだけでも、照明やスモークにスタントマンと製作を支えるスタッフには他のポケモンたちの姿も。
各ポケモンたちの能力を活かしている事と映画はみんなで力を合わせて作るものだという事が描かれてていいですね。

撮影の様子を別のカメラに収めるセレナ。
メイキング、映像ソフトの特典等で使われるやつだ。そんなところまで描くなんて細かいなあ。
撮影した映像の合成と編集、そしてアフレコと駆け足ながらも映画ができるまでが描かれてて面白い。
そしてアフレコのシーンで映ってた役者さん、どうやら大谷さんと梶さんがモデルになってるみたいで。
中の人がアフレコしている様子をアニメで描くなんて楽しすぎるなこれ。



完成した映画はストーリーはいたってシンプル。
しかしピカチュウに声を当ててるキャストさんが凄すぎて笑いが止まらなかった。
主役のスーパーピカチュウは当然大谷さん。いつも鳴き声ばかりの大谷さんが普通に台詞喋ってピカチュウ役をやってるというのが面白すぎる。
そしていつもはナレーションの石塚さんが悪役で、いつもは敵として立ちはだかるロケット団のお二方(三木さん林原さん)がスーパーピカチュウの味方。
かつてレギュラーだったかないみかさんと伊藤みやこさんも久しぶりに出演されてるというもの凄いことになってました。
あと映画が始まってすぐの台詞、20周年おめでとうってそれは来年のポケモン誕生20周年を先取りしたネタだよね。またメタなネタ仕込んじゃって。

ナレーションが水野晴郎さんと淀川長治さんのネタで締めて、これで終わりかと思ったらまだお楽しみがあって。
セレナが撮ってたメイキングがNG集として流れ始めて、そんなことまでやるのかと驚いたよ。
セレナとユリーカがアフレコでミスするところ、牧口さんと伊瀬さんにわざわざ噛む演技をさせたんだよね。そうまでしてNGシーンを作ったアニポケスタッフは凄い。

カメラを向けられて緊張するシトロン。ポケビジョン製作の時もカメラを向けられて固まってたよね。
以前の回のネタも拾ってくれてるのが地味だけど良いね。

最後まで楽しさ満開、素晴らしい話でした。





ピカチュウに笑顔を貰ったから映画を通して子供達に笑顔を届けたいというフランク監督。
アニポケXYの矢嶋監督は子供の頃アニポケ見ていたそうだし(記憶違いだったらごめんなさい)、ゲームの方も赤緑世代の人がスタッフに参加される時代になってきているし、フランク監督の映画作りはポケモンに夢を貰った人が今ポケモンを作っているという現実を反映したものなのかなとも思ったり。



今回のスペシャル、どちらの話もお年寄りの夢を叶える為にサトシたちが協力する話でした。
ニュアンスはちょっと違うかもしれませんが、オワゾーの夢がサトシへ託され、フランクがピカチュウから貰った笑顔は映画を通して子供達へ伝えられる、大人から子供・若い世代へ想いが受け継がれるという点も似ている。
夢や感動は自分だけのものではなく誰かへ受け継がれていく。それを描くための1時間スペシャルだったのかなと考えてました。

いつかはサトシの夢も、サトシが旅を続けてきたことも誰かに受け継がれていくのかなあ、なんてことをふと思ってみたり。

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コメント

本編への出演はBWのゲストキャラ・マーサ以来の伊東さんはともかく
かないさんはXYだとメープル役で出てますし久しぶりではないような

それとセレナとユリーカはゲスト声優らしく
牧口さんと伊勢さんがワザと棒読みにしてましたね

投稿: kivaxtuto | 2015年6月20日 (土) 11時11分

コメント返信:kivaxtutoさん

あ、昨年の話でかないさん出演されてましたね。
メープルのこと失念してました。失礼しました。

ワザと棒読みにするのも大変なのにそれをやりきってる牧口さんも伊瀬さんも凄いなあと。
声優さんの凄さを改めて感じました。

投稿: んがよぺ | 2015年6月20日 (土) 23時41分

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