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2011年9月24日 (土)

ベストウイッシュ1周年語り

2010年9月23日よりポケットモンスターベストウイッシュがスタートし早くも1年が経った。
というわけでこの1年のベストウイッシュを振り返ってみようそうしよう。
本当は昨日を締めきりとして書きあげるつもりだったんだけど集中力が足りないばっかりに…

※あくまで一個人の感想や考察が書いてあるだけなので、このアニメの良いところを正しく捉えられてるとは限りません。
最新話「ジムリーダーはカリスマモデル! カミツレ登場!!」までのネタバレを含んでいます。
無駄に長いです。

・始まる前は
放送前に発表されたキャストにはアニポケ初参加の方が多く、放送スタート当日には六本木ヒルズでイベントもやってたから随分力入ってるんだなあという印象があった。
まあサトシとピカチュウとロケット団トリオ以外は知ったキャラがいないのでどんな話になるのか想像もつかなかったから不安がなかったと言えば嘘になるんだけど。

・始まってからは
不安は杞憂に終わってくれた。
サトシはリセットなんかされてないしロケット団は思いのほか悪役らしいことをやってくれるし新しいキャラたちは皆魅力的で毎週楽しく見れている。

・ポケモンが可愛いということ
ベストウイッシュはなにがいいってポケモンたちの活き活きとした姿が見れる事。おかげでポケモンたちの色んな仕草にニヤニヤしてますとも。
過去のシリーズもポケモンたちのキャラクター、それぞれの特徴を描いていたけど、今シリーズはさらに磨きがかかっているというか。
1話完結形式でポケモンとの出会いとそれに関する事件に巻き込まれるという無印時代の構成に戻ったことで各ポケモンにスポットが当たり易くなったこと、そしてポケモンの性別をはっきり示すことで各ポケモンの印象を強くするのに成功してるんだと思う。
エモンガの小悪魔な性格もポケモンの性別が明確だからこそ映えるし、コマタナもチョロネコも性別が分かったことで強い印象を残せた。
他にはキバゴとズルッグの兄弟とかエモンガとツタージャの小悪魔vs姐さんというポケモン同士の関係を強調してるのもポケモンを魅せる工夫として上手くいっていると思う。

・悪になってもロケット団
プラズマ団をおびき出す餌として使われるのかと思ったら、本当にボスから期待されて任務を遂行する3人の活躍にびっくり。
でも一番驚いたのは全く出番のない話もあったこと。
驚きはしたがロケット団がいない話も新鮮で面白かったし、出てこない時もあるからこそサトシ達の前に立ちはだかる姿がより印象的になってたと思う。
憎めない悪役から本当の悪になっちゃった彼らだけど、それでもニャースが見捨てられてなかった事実を見れば、悪になってもあの3人の絆は以前と変わらないんだろうなと推測できるし、やっぱりあの3人がいると安心する。

・デントが面白い
タケシの後任、彼に代わり料理担当になるんだろうとは思っていたが、いざ蓋を開けてみたら・・・。
釣り、映画、探偵、科学、刑事、そして地下鉄とあらゆることに興味があり一度スイッチが入るとまるで別人のようになっちゃう。発する言葉も理解不能というかあまりにも独特過ぎてる。
けどカベルネのあしらい方とか素行を見てると彼は大人だなと思うし、各ソムリエにしたってどれも半端な仕事はしていない。
基本のふるまいからして大人で仕事もきちんとこなすって凄い人のはずなんだけどなあ。
それでも変なイメージが先行するのは宮野さんの演技と各回のコミカルな演出のせいだろう。宮野さんもスタッフもみんなで悪乗りしてデントというキャラをいじりまくってるんだろうなと思う。

・アイリスが逞しい
野生児のヒロイン、そしてサトシを子供扱いする彼女はデント以上に未知のキャラだった。
けど、旅を続けるうちに彼女の夢と過去が明らかになり、それを打ち明けられるくらいサトシやデントと仲良くなっていく姿がとても良かった。
未知だと思ってた子は蓋を開けてみれば実にアニポケらしい、未熟だからこそ挫折をばねにして成長できる逞しい子だった。
シャガからは敗北を、オババ様から厳しい言葉を与えられるのも強く成長してくれるという期待があってこそだし、アイリスはその期待を背負えるだけの器なんだろう。
そんな彼女の行動で一番驚いたのは26話。いくら野生的とはいえ人目を気にせず服を脱いじゃうのはよろしくない。
26話のアイリスはデントの釣りソムリエっぷり以上の衝撃で我が目を疑ったよ。
ある意味それも逞しさの表れなのかもしれないけど。

・価値観が違っても
そんな魅力的な2人とサトシの旅が始まるのだが、この3人は相容れない価値観があることが描写されてる。
食事は好きなものが異なるし幽霊を信じるかどうかで意見が割れたこともあれば、9話ではバトルのリズムが異なることだって明らかになってる。
違う価値観、考え方があるのは明確だが、仲間に危険があれば連携して危機を脱する。
キバゴを救出する時も(9話)毒にやられたポケモンたちを助ける時も(35話)フシデの群れを助ける時も(22話)自分たちにできることをやって自然に連携できる。
価値観が違うという日常と困った時は力を合わせるという当たり前の行動。
その2つがうまく調和してるのがこの3人旅、さらにはこのアニメの面白いところだと思う。

・大人に近づくサトシ
そんな日常と当たり前があるのはサトシが大人に近づいているのとも無関係じゃないはず。
自分を真っ向から否定するシンジとも絆を作れたサトシなら自分と違う考えや価値観を受け入れることもできるだろう。
だからシュティーがどんなに生意気を言っても一々目くじらを立てることもないし、それどころかシュティーを理解しようとする余裕も見せる。
自分と違う人間がいるという前提があるから、それを理解しようという余裕も生まれる。アイリスとデントと一緒に旅ができるのもその懐の深さがあってこそだろう。
その懐の深さは敵であったニャースを仲間として受け入れ、そして裏切られても楽しかったと言えたことにも表れてると思う。
シンジという壁を乗り越えたのはもちろんだけど、それ以前の無印からの旅の積み重ねがあってこそそれだけの余裕が持てるようになったんだと思う。
ポケモンが好きでポケモンのために体を張れる所はずっと変わらないけど、他人を受け入れ理解しようとする懐の深さはサトシが少しづつ大人に近づいている証なのかなと思う。

・ライバルたち
サトシがそれだけ成長し、デントはさらに大人でアイリスはサトシを子供扱いする余裕まである。
そんな3人だけでは子供の成長ドラマは作れない。だから彼らのライバルはやり過ぎなくらい子供っぽいところを見せるのかもしれない。
シューティーは生意気な口を閉じないしカベルネは実力差を思い知るまでは無謀にもデントに突っかかるしラングレーは肩書きで自分が優位に立とうとする。
身の程を知らない子供たちである。だからこそ彼らがどう成長していくかという期待もできる。
ドンバトル編では僅かだが彼らの変化も見えたしそれ以前より魅力的なキャラになってたと思う。

・魅力ある大人たち
思い出を卒業できたサリィ(21話)や危険を承知で旅を許してくれたベル父(51話)や夢を諦めないイモリ博士(33話)など魅力ある大人たちがいたのも良かったな。正しく大人であるというか人として肖りたいものを持っている。
ジムリーダーは過去のシリーズ同様に子供たちの力を見極め正しく導いてくれるし、そういう人たちがいるから未熟で危なっかしいはずの子供たちの活躍も安心して見ていられとも言える。

・脚本について
シリーズ構成はDPに引き続き富岡さんが務めているが、DP1年目に比べれば富岡さんの担当回は少なくてあれっと思った。
けど価値観が異なる者たちが絡み合うドラマを作るなら毎回違う人が脚本を担当するのが正しいと思うようになった。
武上さんはミジュマル、大橋さんはズルッグ、藤田さんはポカブと、各作家ごとに活躍するポケモンの傾向が大体決まってるのも良い。
おかげでポケモンたちの活躍が偏り過ぎないし、パターンを外れてくれることもあるから面白い。

・これからのベストウイッシュ
なるようになれというかどうなるか分からんというか。まあ面白いものが見れるだろうと信じてるけどね。
こういう話が見たいというよりはサトシもアイリスもデントもポケモンたちもロケット団も最後まで魅力的な存在であってほしいという、願うことはただそれだけ。
まあ一つ言っておくと、いい加減ロケット団vsプラズマ団の話を解禁してくださいお願いします。

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