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2011年8月12日 (金)

アニポケBW感想・ドンバトル編もうちょっと

仮面ライダーオーズの鴻上会長のごとく「素晴らしい!」と叫びたい気分。

さて4回にわたったドンバトル編の感想をもうちょっとだけ書いておきたい。

まず、ドンバトル編の真の主役は、一番存在感を示せたのはデントだと思う。
デントはカベルネとシューティーの生意気を受け流す大人の余裕を見せ、ポケモンソムリエとしてルークを一つ上のレベルに導くことに成功した。
テイスティングタイムでは観客の注目を浴びドン・ジョージからはジムリーダーだから強いという太鼓判まで押された。
さらにカベルネがハッキリと実力差を意識したことで、生意気に突っかかってくるのではない本当の意味でのライバルになった。
自分の実力を示し注目を集めたうえに良きライバルを得ることもできた。まさに主役と言えたりする。

アイリスはまさかの優勝だよ。
でも重要なのはポケモンたちが以前より強くなりさらに信頼を厚くすることができたこと。
エモンガが言う事を聞き、キバゴが新しい技を覚え、ドリュウズと一緒にかつて失ったものを取り戻した。
優勝という栄誉はオババ様にそれ伝える手段として必要だっただけでアイリスには勝ったこととは違う喜びがあったんじゃないかな。

ライバルたちは本当に魅力あるいい子たちだった。
カベルネとラングレーは悪態ついたり嫌味を言うが、そうする度に表情がころころ変わってデントやアイリスと少しづつ距離が縮まっていくのがもう可愛くて可愛くて。

ベルはバトルそっちのけでゾロアを追いかけて一人だけ違う世界にいたけど、最後はルークの映画作りの世界に入って行ったのが意外だった。
ルークにしたってデントに勝つという本来の目的からは想像もしなかったびっくりな結果を残してくれた。

ケニヤンはライバル勢の中で一番成長を見せていたかも。
ゼブライカを連れてる時点で以前より強くなったと分かるし、デントからポケモンフーズのことを教わろうとしてソムリエ対決のジャッジまでして。バトル以外の事も吸収して糧にしようとする姿勢が見られる。

シューティーは口だけで結果が伴ってないけど今はそれでいいんだよ。
去り際にサトシの声に手を振って応えた。出番は少なくてもあれが見られただけで十分だ。

このアニメの主役であるサトシはどうだった。
最後のバトルには負けたし実質の主役はデントに取られライバルたちが目立っていたからやや隅に追いやられてたかもしれない。
でも、サトシはサトシらしさを貫き通していた。大事なのはそこだよ。

バトル慣れしてないガマガルを選んで勝っちゃう大胆さと、無謀だと分かってるドリュウズ相手にピカチュウの力を信じて戦い抜いた不屈の闘志。
これはシンオウリーグで戦った時と同じだよ。
最もひ弱だったグライオンを逆転の切り札にしたシンジ戦。ピカチュウを信じて最後まであきらめなかったタクト戦。
今回見せた大胆さと不屈の闘志はあの時と地続きなんだよ。
DPまでのサトシとBWのサトシは断絶していなくて、サトシはずっとサトシのままだったんだと分かった。

サトシがサトシだという安心感とデントとアイリスとライバルたちが見せてくれた意外なテイストのマリアージュ。
それがこのドンバトル編の最大の収穫だったと思う。

おっと忘れちゃいけないポケモンたち。
悪戯女優ゾロアにバトルに参加したポケモンたちもみんな可愛かったな。

♀のコマタナ 満腹になってサトシと一緒に寝転ぶピカチュウ
頭から炎を出してルークに応えるメラルバ ゴビットから逃げてるキバゴの走り方
メロメロが通じなかった時のエモンガの膨れ顔 糸が絡まったマッギョ etc・・・
一杯あり過ぎて全部書いてたら収拾つかないのでこれでやめておく。

とにもかくにも、4回にわたる素晴らしい話を見せてくれたアニポケスタッフに感謝感謝。

<追記>

しまった!シンオウリーグの話を引用するならコウヘイ戦を忘れちゃ駄目だろう。
バトル慣れしてないフカマルを選出して勝つという大胆なことをやった試合だというのに。
まあシンオウリーグのサトシとドンバトルのサトシは断絶してないって同じことを言いたいだけなんだけど。

この大会はアイリス以外は誰ひとり望み通りの結果を手に入れてなかったり予想もしてないことに直面してる。

カベルネとラングレーは気に入らないデントとアイリスにそれぞれ自分の実力見せつけるつもりでいたのに、相手の実力を一番に意識しそれを認めるという結果になった。
ケニヤンはアクセントどころか名前まで間違えられた。あれだけ多くの人と出会って誰一人として正しく覚えてくれる人がいないなんて予想もできないだろう。
サトシとシューティーは勝つ気満々だったのに負けるし、デントはルークに予想外のテイストを見せられて負けるし。
ルークはいい映像を撮るという目的は果たしたが、ベルという意外なおまけがくっついてきたし。
ベルにしたってゾロアを振り向かせようとした策がことごとく失敗してるし。

誰も望み通りの結果を手に入れられず予想外の結末を迎えてる。みんな夢破れた敗者だ。
それでもみんな魅力的なままでこれからもっと彼らの活躍が見たいと思える。
そういう結末って素敵だなと思うんだ。

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コメント

ルークにはイッシュリーグを撮りに来て貰いたいですね。
その時にはゾロアーク、ウルガモス、ゴルーグ、ハハコモリの面子になり、
何でコイツはリーグに出ないんだと思われたりして。

投稿: kivaxtuto | 2011年8月12日 (金) 23時56分

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