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2010年5月13日 (木)

ポケモン映画のドラマとイベント

先日古本屋でアニメージュ2009年10月号を買った。
アニメ雑誌って気になる記事をちょこちょこ立ち読みするぐらいでめったに買わないのだが、この号だけは書店で読んだ当時これは買わねばと思っていた。
けどその時は持ち合わせがなくて買い逃してしまい、最近になってようやく手に入れた。

これがそのブツだ。

Photo

表紙の唯と澪に釣られたわけじゃないからね。
けいおん!好きだけどけいおん!の特集があるから買ったんじゃないからね。

本命はこっち↓

Photo_2

「アニメの鍵」というコラムでポケモン映画が取り上げられていたからさ。
ポケモンの記事なら何度でも読みたいからね。
もう一度言うけどけいおん!に釣(ry

記事の内容をかいつまむと

・ドラマ性、キャラクターを使い切るということ
・ポケモンがドラマ性からイベント性へ舵を切ったこと
・ポケモン映画の今後

について書かれている。

筆者曰く、ドラマとはキャラクターの葛藤とそれを解消していく過程を描くことであり、キャラクターが持つ葛藤を全て描ききったとき(キャラクターを使い切ってしまったとき)、そのドラマ・物語は終わってしまうということらしい。

物語を長く続けるために如何にしてキャラクターを使い切らないようにするべきか。
そのためにポケモンが選んだ道がドラマ性からイベント性への舵取り、DSへのポケモン配信などで「劇場版ポケモン」というイベントに観客を参加させるということだと筆者は語っている。

この指摘、たぶん大体あってると思う。
記事では他に、1作目「ミュウツーの逆襲」では「自分は何者か」という問いがあるドラマだったのに対し、6作目「七夜の願い星」を境にイベント性が強まったという指摘もごもっともと言わざるを得ない。

そして最後に今後のポケモン映画の可能性として書かれているのが3D映画への移行。
短編映画「ポケモン3Dアドベンチャー」の2作品が再上映されてる動きを見て、長編映画の3D化を視野に入れてるのではという予測と、3Dが「劇場版ポケモン」というイベントに参加するための最高のツールになるのではないかと書かれている。

3D映画が次々と上映されたり、ゲームのポケモンでは新作のグラフィックが3Dになってたり、来年ニンテンドー3DSが発売することを考えればこの予測も的外れではないのかもしれない。
初めて読んだ時は3D化なんて想像もつかなかったけど、今年でゲームにもアニメにも一区切りつきそうである現状では、この予測が現実になったら面白いんじゃないかとちょっと期待している。

でもその予測が現実になる前に、今年のポケモン映画をしっかり楽しみたい。
筆者はポケモンにドラマがないかのような書き方してるけど、今秋アニメが大きく変わる可能性を見てる自分としては、イベントだけじゃなくドラマも楽しめることをあきらめていない。

ようはポケモン映画楽しみってことさ。

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ポケモンアニメDP」カテゴリの記事

コメント

「けいおん!」でアニメージュを買ったところで、
私は別になーんとも言いはしませんヨ?そんな事もありましょう。
そんな私は角川の「ニュータイプ」派なのですが、
ある連載が未だに帰ってこないので、長いこと買っていません。
コンパンは。ニドリーノ博士です。

>ポケモン映画はドラマを描く事から、イベント性の強調へ…
 首藤氏が手がけていた頃の、深みのある一方で、
ともすればゲームを批判する様な内容も含む、鋭い切り口の物語や、
「遭遇」や「水都護神」の、自己批判も躊躇わない鋭さは無くなったが、
その分、ずっと見やすくなった物語を知る者としては、
現在のイベント性を重視するポケモン映画は、寂しく見えますが、
他方、ポケモンを展開として、商業として継続するという現実を見据えたとき、
作品内容を良くするより、集客力の向上に努めようとするのは、当然の事であるが、
その中で、イベント性一辺倒に走らないでいる、
現在のポケモン映画も、なかなか捨てたものではないと考えます。

 …とはいえ。現在のポケモン映画は、
ポケモンに関心の無い人達、感心の薄い人の側から見た時、
残念ながら「物足りない」作品と映るのでしょう。
確かに、アニメも、ゲームも貪欲に楽しむ、
積極的にポケモンを遊ぶ、遊び尽くそうとするポケモンファンにとっては、
ポケモン映画は、「年に一度やってくるお祭り」として、
「遊び」と絡めて、存分に楽しめるものであっても、
ポケモンを「遊ばない」人達や、軽く遊ぶ程度の人達には、
あまり楽しくないものと感じられてしまうことも、十分に考えられる。
現在のポケモンは、「遊びの輪」の外側にいる人達を、あまり重要視しませんが、
よりポケモンを盛り上げよう、みんなで楽しもうと言うならば、
輪の内側だけで盛り上がってしまうのではなく、
外側にいる人達も、一緒になってポケモン映画を楽しめる「何か」を、
作品に盛り込む事は、ポケモンにとっては良い事といえる。
その「何か」のひとつが、ドラマ性であるならば、
今一度ポケモンは、映画で物語を見せることを考えてよい、
3D化も結構だけれど、その前に、それ以外に、
ポケモン映画には、やれる事があると考えるのですよ。

 ポケモンから遠く距離を置いた人も、
年に一度くらい、ポケモンに帰ってきたくなる様な、
再びポケモン達と仲良くなりたい、そう思いたくなるような、
あるいは、ポケモンに関心の無い人達とも、一緒になって楽しめる、
そんな祭りであって欲しいからこそ、ポケモン映画には、やれる事をやって欲しい。
有名人を起用するような、派手なことでなく、
ポケモン配布のような、「内向き」のお楽しみでもなく、
みんなが見終わった後、「ああ、ポケモンを見にきてよかった」と思えて、
「また見に来よう」という気持ちになれる、そんな事をして欲しい。
せっかくのお祭り。夏が終わるまで、存分に楽しみたいじゃあないですか。
ピカピカの魔法がすぐ消えてしまうのは、もったいない。もったいなさ過ぎる。

投稿: ニドリーノ博士 | 2010年5月14日 (金) 03時29分

コメント返信:ニドリーノ博士さん

>アニメージュ
実はけいおん!大好きってアピールだったりする

本題
映画の内容もそうですが、映画を見るキッカケとなるプロモーション・予告映像の内容なども「外側」にいる人たちの関心を引き寄せるものとして弱いなと感じます。
昨年の「超克の時空へ」でいえば、アルセウスとダモスの約束や、歴史を変えるためにサトシたちが過去へ行くことなど映画のキモとなる部分が予告映像では描かれてない事など。
これではこの映画が何を描こうとしてるかが分からないし、ネタバレ防止の意味があったとしても本編からかけ離れた予告では、ポケモンや遊び云々以前に映画の宣伝としての効力が弱いなと感じます。

何気なく見ていた予告映像に惹かれてポケモン映画を見に来る。
そういういうお客さんを増やすためのプロモーションもポケモン映画の課題だと思います。

コメントありがとうございました。

投稿: んがよぺ | 2010年5月18日 (火) 21時54分

>んがよぺさん
>映画の内容にも課題があるが、広告・宣伝にも課題がある
 別視点で、少し斜めから見たような見方をすれば、
ポケモンは映画の動員数を増やす事について、
映画そのものを面白そうだ、楽しそうだ、
見たいなと感じてもらう、広告・宣伝に力を入れ、
普段はポケモンから離れている人達や、
ポケモンの「遊びの輪」外周付近にいる人達に、興味を抱かせることについて、
集客を増やす手段としては、これを重視していない、
それよりも、公開前の前売り券特典や、劇場配布ポケモンといった、
映画が公開される前の、遊びと連動した広告・宣伝で、関心を持たせ、注目を集めることが重要で、
封切られた後からの広告や宣伝は、それほど重要ではない。
こういう風に、今のポケモンは考えているのかもしれません。

ポケモンを遊んでいる、遊んでいないを問わず、
たくさんの人に、ポケモン映画を見てもらいたいのであれば、
「面白そう」「見たい」と思わせる広告・宣伝を打てばよい。
子供向け、親向け、キャラクターに関心のある人向けと、
対象とする層ごとに、内容を変えた広告を流すのも良いでしょう。
しかし、当のポケモンが、映画そのものを素材とする、
映画自体を紹介し、関心を持たせる広告・宣伝に、
あまり力を入れていないということは、
今のポケモンが、宣伝・広告として重要視しているのは、
「遊び」、特にビデオゲームとの連動によって、客を集める事、
ポケモンの輪の内側にいる人達を、なるだけ多く振り向かせることであり、
反面、ポケモンの輪の外側にいる人達は、
ポケモン映画の客層として、宣伝対象として、
それほど重要ではないと、認識しているためではないかと、
このように考えられるのです。

 ですが、映画を入口として、外側からポケモンに入って来た人達が、
後々ゲームを手に取り、遊んでくれるようになるならば、
一度離れた人が、再びポケモンを遊ぶきっかけになるならば、
それはポケモンにとって、自分を遊んでくれる人達の増加、
遊びの輪の広がりに繋がりますから、
ポケモンの外側に向け、関心を持たせる働きかけをする事は、
決して無駄にはならないハズである。
こう考えますと、映画本編を素材とした、
映画を見てもらうための広告・宣伝に力を入れ、
受け手の、「見たい!」という気持ちを刺激することは、
今すぐにでも、取り組んでよい課題と思えるだけに、
力を入れないことが、惜しく感じられます。

投稿: ニドリーノ博士 | 2010年5月24日 (月) 19時00分

コメント返信:ニドリーノ博士さん

最近映画館に足を運んで、大スクリーンで様々な映画の予告を見て、それらがどんな映画になるんだと興味を引かれるものばかりだったので、ポケモン映画の予告がそれらに引けを取らないものなのかと考えると、ポケモンは本編の内容を過剰に伏せすぎている、情報を出し惜しみしているように感じられます。
情報を出しすぎてネタバレになっても嫌ですが、関心を持ってもらわないと利益に繋がらないのですから、もう少し本編の内容を、
「今年のポケモン映画はこういうことをやります」ということをはっきり見せて欲しいと思います。

コメントありがとうございました。

投稿: んがよぺ | 2010年5月26日 (水) 20時54分

>んがよぺさん
>情報の出し惜しみ
また別の視点から見ると、自分が打っている広告が、
実はあまり効果を発揮していないかもしれない、ということに、
当のポケモン自身は、大変皮肉な事ですが、
前売り券販売で、興行収入の50%近くを稼ぎ出すがために、
却って気付いていないのかもしれません。
成功しているが故の落とし穴、とでも言うのでしょうか。
本当はもう少し、本編の内容を期待させる様な予告、
宣伝を打っていいし、その様な内容の方が、
特に、ポケモンにそれほど強い関心を持っていない無い層、
ポケモンというと、ピカチュウやポッチャマくらいしか知らない…という様な層が、
劇場に足を運ぶきっかけとなる事を、期待できるのだが、
なまじ特典付き前売り券が売れ、収益に繋がっているだけに、
広告の意味と、広告内容改善の必要性に気付かない、と。

利益が出るのは喜ばしいこと。しかし、利益が出ることで、
結果として、その利益を、更に増やせる方法に気付けないのは、
大変、惜しいように感じられます。
その利益、工夫次第でもっと増やせますよ、もったいない…と。

投稿: ニドリーノ博士 | 2010年5月27日 (木) 07時20分

コメント返信:ニドリーノ博士さん

前売り券だけで何百万という数字が出れば、それで十分だと思ってしまうのは仕方ないのかも。
しかしその数字に安心しないでもっとお客さんに足を運んでもらえることを考えてほしい。
興行収入はずっと横ばいの状態が続いていて、1作目の70億という数字には近づけてないのですから、それを超えてみせるという気概を持って、映画の内容もプロモーションも多くのお客さんを呼び込めるよう頑張ってほしいところ。
ポケモンが持ってる可能性、足踏みせずにもっと挑戦して欲しい。

コメントありがとうございました。

投稿: んがよぺ | 2010年5月27日 (木) 20時39分

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